のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

こころのきんにく~(変な題名だっ)

2013年03月05日 07時54分57秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
昨日、このページに来てくださった方々、、ごめんなさい。
っていうか、、
ほんの5分~10分くらいだと思うんだけどなー。
下書きポチを忘れて保存してしまい、気付いてすぐに下げたんだけど・・・。

アクセス回数、このページがトップでした(爆)
ほんとに、申し訳ないです。
ごめんなさい


で、以下。
今日はちゃんとUPです(^^;)


なんか面白いなあ。
ここは最近はもう、とっても静かな場所。
自分でもジツハ一日一回ポチっとしないことも。。あったりする場所。
で、それがとっても心地よかったりしている場所なのだけど。


が、土曜日えら~いヒット数で。
なに??なんで???なんかやらかした????(すぐこっちに発想がいく・・・/汗)


と思ったら。

キーワード「山本耕史」でした(^^;)

あ、そうでした。そうでした。
どうも、gooさんって芸能人さんの名前が載るとヒットしやすくなる気がしてたっけ。
あっちはそうでもない気がするので、これは不思議なんだけれど。

そんなこんなで納得して、ページ閲覧とこ見てみたら。
わ~懐かしい。初めて舞台を見たときの記事を読んでくださった人がいる。

ちょっと怖いもの見たさ(え?)で覗いてみました。その記事。



自分で言うのもなんだけど。。初々しいなあ~(爆)
カーテンコールすら言葉があっているか自信がなく、
何回も観にいくことへの戸惑いも隠せず、
そして何より、
役者さんたちが目の前で生で演じることのすごさ、すばらしさを、当たり前だけれどストレートに受け取れてる(様な気がする)

心の筋肉を使って全力疾走、か。
うまいこというね(自画自賛っ)

今でも毎回それは同じなんだけれど、
どこかふわっと柔軟な筋肉とコチコチで困った筋肉と、、
両方があるように、過去記事を読んで今の自分を省みてしまいました。

この先、どう転がっていくかは判らない。
でもね。
過去の自分にこれだけは言いたいね。

行きたいときに行かれること。それはとても幸せなこと。
そして、その機会を逃さないで動けることは最高に嬉しいよ、と。
だからこれからも身の丈にあった範囲で出来るだけ楽しみたいなぁって思ってる。

その場限りの芸術。
舞台は映像になることがなかなか、ない。
特に山本さんの舞台は本当になかなかない、、、から毎回苦しむけど、ね。(^^;)
次回作品はちょっとひそかにかなり・・・○W・・・さん(伏せすぎ?)に期待してるけど(祈)

そして今の自分にも。
上記を忘れちゃだめだよー。
加えて、、もうすこしリラックスして観られるようになるといいな。
毎回始まるまでド緊張してるからね。君は。

舞台に立つときいつでも自然体。それがまた彼の魅力。

だから、できるならば受け取る側も。自然体で観られるだけの筋肉・・・つけたいね。
(なかなか難しいんですけどね。私には)

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CARE WAVE AID Vol.5 被災地の子どもたちによる平和宣言3.11

2012年12月19日 21時33分37秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
ご縁があって、本日2回公演のミュージカルの昼の部を観に行ってきました。

震災を経験した子どもたちと、体験はしていないけれど今一緒に歩んでいる子どもたち。
そこに大人が加わって(で、いいのかなあ?)同じステージに立ち思いを綴る。

綴られることはすべて実話であり、
いま、地上で起こっている悲しみや苦しみ。
天災だけではなく、政治、環境などから生まれる苦しみや悲劇。
そこから目を背けずに、自身が経験した悲しみも含めてあたたかい思いやりに変えていきたい。


一息に説明すれば、そんなステージだったのだと、思います。



物語は。

正直に言うと、、、私には重すぎました。
あまりにリアルに広がる世界に、目を、背けたくなりました。
震災に関することまでは大丈夫だった。
そこは自分に置き換えて見ることもできるし、気持ちが前のめりに入っていくことができて。

けれどそれが。
世界の紛争に変わったとき。

これをまっすぐに見なくてはいけないのだと思います。
今現在もどこかで誰かが泣いている。ならば今、私はなにかしなければいけないのじゃないか?
国とか人種というものなどは関係なく。

わかります。
わかると、思います。
そしてそれを我が事のように感じて欲しいという願いもまた、とても理解できるのです。

頭では。


けれど。
広げられた世界をまっすぐに見つめていく勇気、強さを持つことができない自分、というものを改めて感じさせられてしまいました。



落ち込んでしまう、ということではないのだけれど、
見終わったあとに、とても重いものをこころを抱えて家路につくことになりました。
少なくとも気軽に観られるタイプの作品ではなく、そんな心構えが出来ていなかったことも一因だと思います。

でも。行って見てよかったと思います。
気付くことのなかなかできないこと。もの。おもい。
いろいろなことが詰まった2時間でした。
コメント (2)
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ボクの四谷怪談に行くことになったぞ?

2012年08月23日 09時09分44秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
昨日、久々に上の子の高校P友(長いなっ)からメール。


「突然だけどチケット取れた。一緒に行ってくれる?」


なんだなんだ?と思ったら。
渋谷で蜷川氏で「四谷怪談」と、ある。



あーコクーンの佐藤隆太くんかあ~~と、即座にピンっとくるあたり、私も随分慣れてきた!?
とか思いつつ、即答。

「行く」


いや、先日の舞台でもフライヤー入ってたし、
少し前に新聞で読んでたし、
舞台自体は知ってたよ。


ただ、目一杯スルーしてた。


だって。蜷川さんはこの1月にイタイメニ・・・・・コホン・・・・・


いま、シアガの記事を読んできました。
ロックミュージカルなんすね。これ。
そっかー。


どんなかな?


佐藤隆太くんは耕史くんとの舞台「ボーイズタイム」がデビューだったんだよね~。
今じゃ気づけばご結婚もされててお父さんですけどっ(爆)




ボーイズタイム・・・観たいな。(もちろん初演の山本耕史主演を、ね/笑)

9月はロックミュージカル「tick,tick...BOOM!」に目一杯浸りまっせ~♪



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ブラスト!

2012年08月17日 21時33分22秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
8月16日 19:00開演
東京国際フォーラム ホールC 3階席


ブラスト!
下の子の希望で急遽チケットを購入。
二人で出かけてきました。ブラスバンドの見事なパフォーマンスの世界へ。


私にはうまく説明できないこの世界。
ぴあに記事がありましたので、どうぞこちらもご覧くださいませ。


主体はパーカッション&金管楽器。
お馴染みの楽器から、あれは縦型ホルン?よく知らない見慣れない楽器、
なんだか尺八のような音のでるオリジナル楽器(!?)まで、
トランペットの見事なソロもあれば、天井に届いてしまうほどに楽器を投げ上げながらの演奏もあり、
バレエやバトンのように踊る人たちもあり、、
そして打楽器、パーカッションが主体のそれは楽しいパフォーマンスから見事な演技もあり。

何ていうか、幕間20分を含めほぼ2時間。すべてを華麗なブラスの演奏と演技で満たしてもらった感じです。

幕間も、ね。
ロビーでパーカスのパフォーマンスがあって、
終幕後も演者の人たちがロビーに出てきてくれる。

客席と演者の距離も近いし楽しいし。

音楽。
吹くことで音のなる楽器。
やっぱり好きだなあ~と実感!
(そうそう、歌もあった!これは上の子の高校時代のブラスバンド班と一緒だ~と思ったら、
そういえば下の子も今年の定演では歌ってたっけ。)

人がいればそこに音楽はある。
どんなものでも楽器になる。
(知ってる人には定番のようですが、幕間のパフォーマンスは木の椅子とゴミ箱使ってパーカッション♪)


その二日前。府中の森での吹奏楽コンクールで悔し涙を流した下の子にとって、
前向きの良い気分転換にもなって、大満足の一夜でした。




 そうだ。たった一箇所、ワンフレーズだけだけれど、フルートも演奏してくれた部分があって、
 現役フルートっ子は大喜びしてました。
 旧トランペットっ子は、そのころ横浜八景島で花火に夢中・・・。連れて行きたかったよ君を!!



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朗読 『宮沢賢治が伝えること』 2回目

2012年05月23日 21時56分13秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
世田谷パブリックシアター 14時開演

宮沢りえ×松尾スズキ×鈴木浩介



朗読劇2回目。
先日初めて体験したプロの朗読劇。
宮沢賢治の詩(ことば)の世界はなかなかどうしてとても難しく、
また、こういう朗読という舞台自体が初心者だったせいか、こちらも若干緊張気味。
できれば、今後予定している観劇日以外でもう一度観てみたい、と思っていました。

で、今日。仕事お休み。
朗読スケジュール見たらラッキーにも前回と全く違うキャスティング。
しかも鈴木浩介さんはちょっと気になる俳優さんであり、宮沢りえさんは言わずもがなな女優さん。
加えてコージ友さんが今日観劇予定(笑)

・・・ならば行ってしまえ~~!!!

と、3階の席で観劇してまいりました。


プログラムも演出も全く一緒。
もちろん台本も同じ。
そしてマリンバ奏者の方も同じ。
3人の俳優だけが違う。

実は今日は、ちょっと出だしは「う~~ん」でした。
朗読がちょっとスムーズではなく、
何度か皆さんひっかかりつつ(よーするに、、かんじゃって。。)始まって、
そこは残念。
そのせいかな。
前回の3人さんのとき結構楽しんだし笑いの起きた「注文の多い料理店」の場面の「笑い」がとっても少ない。

でも。
時間が進み朗読の後半

「永訣の朝」

宮沢さんと鈴木さんで演じられたこの項は、
前回と全く違う世界を感じて、切なくて胸が締め付けられそうになり、、涙。
鈴木さんの東北弁(?)が見事で、
語る内容がどんどん胸に入り込んできた。
初観劇だった先日、永訣の朝を中川さんでやってほしいって思った、と
アッキーファンの友人が話していた意味を、遅ればせながら今回なるほど・・・と実感。

そして「稲作挿話」での宮沢りえさんの語りもまた、最初と打って変わった雰囲気で。
なんだかなぜだか泣けてしまった。


そして松尾さんは。
実はどんな方か存じ上げず、俳優さんで演出家さんだね、と一緒になった友人に教えていただき納得。
なんだか一所懸命「朗読」をします。
という雰囲気そのままではじめから終わりまで。
ところが途中、注文の多い料理店では客席の笑いのきっかけを与えてくださったのは松尾さん。
鈴木さんとの掛け合いも楽しくてその場の雰囲気が和やかでほっとさせてもらいました。


帰りがけ、2Fの本屋さんの入口に「宮沢賢治コーナー」が出来ていて、
(これはきっとここだけだろうなぁ。3Fで上演されている舞台に合わせた本屋さんの粋な演出!)
初めて詩集を買ってみました。
私はやっぱり、「音」で聞いても「活字」で読みたい人なんだな。
ということを、実感したから。

舞台で演じられたものが全部この1冊にあるのか分からないけれど、
読んでみたい、と思います。



さて。次回はいよいよ大本命の山本耕史さんなのですよ!(あはは。)
段田さんは2回目。木村佳乃さんは初めて。
この三人で、どんな風な世界が作り上げられるのかなあ。
それは。


とてもとても楽しみでもありますが、実はかな~り不安でもあったり致します。

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朗読 『宮沢賢治が伝えること』

2012年05月14日 22時02分45秒 | 舞台、とか 音楽、とか。



世田谷パブリックシアター 14時開演

広末涼子×中川晃教×段田安則



今月末の山本耕史さんで(もちろん)行く予定の舞台。
その、本日お昼の部に突然行ってきました。


大切な友人が中川さんの大ファンできっと今日は三茶に来る。
その彼女にとても会いたかったこと。
そして彼女の大好きな中川晃教っていう人を今日ならば初観劇できるって思ったこと。


こんなふうに突然舞台で動くのは耕史くん以外なかったなー(爆)とか思いつつ、
お昼をご一緒に~と待ち合わせして三茶へ。
彼女と、、というか、彼女に連れられてここで「ドリアン・グレイの肖像」を観てからもう3年!?
びっくり~~と言いつつ、アッキー話や耕史くん話で華を咲かせて懐かしの世田パブへ。


私は直前のチケットゲットだったので3階席だったのを、
本日これなくなった方の1階の席を譲っていただいて、
思いがけず全体を見るのにも雰囲気を感じるのにもとても良い席で、
今日は歌わないからな~と残念がられつつ(笑)
初めての中川さん&朗読劇を鑑賞してまいりました。


そしてその感想は。。


以下ネタバレです。




中央に大きなテーブル。
その3方に椅子。
そして始まりはマリンバの演奏と、賢治の生まれた年の状況を書かれた文字がスクリーンに映る。

その中、本日の3人の俳優さんが静かに登場。
「注文の多い料理店 序」から宮沢賢治の世界が始まる。


複数の作品と詩を組み合わせて作り上げられた1時間の朗読。
3人で様々に演じ分けながら作る世界もあれば、
一人で淡々と、本当に「朗読」として読まれる世界もある。

段田さんの劇場中に響きながらも染み渡る落ち着いた声。
広末さんのまるで我が子に語りきかせるような、柔らかくはっきりとした声。
そして中川さんの思いがけず声色を匠に操る若い感情の豊かな声。
そしてそれぞれの声音に重なるマリンバの音色。

華美でもなく賑やかでもない。
ただ、賢治の書き記した言葉をそのままに追いかけて
その世界の中に観客を誘う。

1時間は短いなあ・・・と思ってたのですが、
1時間が適量(?)かも・・・と思い直した私です。


そんな中、物語の中盤でなぜか私は、とてもとても。
一緒に文字を追いたくなっていました。
役者さんたちの声を聞きながら、
同時に同じ文字・・・活字を追いたかった。

一人読書をしているのと、、似たような気分になっていたのかもしれない?
とっても活字を追いたかった。。。


うまく言えないのだけれど、
今までにない世界を感じられた時間でした。


宮沢賢治は明治三陸地震と同じ年に生を受け、
昭和三陸地震の年にこの世を去っているのですね。


ああ、本でもう一度同じ世界を読みたい。
いま、そんなことを思っています。


この舞台は、同じ台本を38人の舞台関係者が日替わりで演じる作品。
これはできることならば、複数回見るのがいいのかもしれない。
そうしたら、それぞれの役者さんたちの作り出す、
それぞれの空間を「同じ台本」で見直すことができる。
再演でもない。ダブルキャストでもない。
なんだこれ?なんだかものすごく贅沢で通常ありえない事じゃないのか?

なんてことも思ってみたりして、ミラクルな時間になりました。


そして、中川さんは。

うん。面白い。
歌手さん・・・ですよ、ね?本業は?
でも朗読劇では耕史さんより経験豊富そうでして、
なんとなく「慣れてる?」っていうのが第一印象。
そして、
声色をいろいろ使い分けて演じることで客席を惹きつけたその力に驚きました。
うん。面白い人だなあ。。って(^^)

うん。いつか。歌う姿も(以前TVでは一度拝見しましたが、生で)観てみたいですね。
そして、さらにいつか、、共演出来たらいいなあ。本当にいいなあ。ミュージカル・・・。

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劇団☆新感線っ!

2012年02月14日 21時22分32秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
おおー!
発表今日だったのかっ!


e+の先行に申し込んであった「シレンとラギ」当落結果。


発表日をすっかり忘れてたんだけど…。
なんと当たっちゃった!


初、新感線。
初、いのうえ歌舞伎。


劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎「シレンとラギ」


行きます。
行ってきて…しまいますっ。
なんか、信じられない。。



…って、実はA席だけど、ね。
申込時に物凄く弱気な状態で、ね。
全く当たる気がしなかったから…。


なのに当たっちゃったっ♪

2月になって初めて気持ちが盛り上がった。
夕方目いっぱい落ち込んでたので。。。いいリポビタンDになりました。。


家族にはまだ言えないな。
とにかく今週終わらないと・・・・・。


春はまだか~~~~~!!!!


   藤原たっちゃんはなぜ当たる?(@自分限定感覚//笑)

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下谷万年町物語

2012年01月19日 23時08分13秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
シアターコクーン 14:00開演 1F後方下手側。


観劇したらその舞台の感想を書くことを、
義務までいかないけど、自分の中でのノルマにしてます。
「ドリアン・グレイの肖像」で舞台の魅力に転がり落ちてから。


でも。
今回は。。。困った。


蜷川幸雄作品を今まで直接観たことがなく、
映像で観てみたときに良くわからない状態が多かったので
生で感じてみれば違うかな?と、目にしたこの作品を取ってみた私。

今日は昨年PTAで一緒に頑張ったメンバーでのおでかけだったのだけれど。。。


下調べを相変わらずしないで出たのもいけない?
だけど。
お話自体が良くわからないまま、3時間半の長丁場が終わってしまった。

物語の流れ、人と人とのかかわり。
部分的には判ったって思ったのに、次の場面で混乱して、
結局どこにいっちゃうの????

という状態。
これでは。

感想が書けませんーっ(涙)

莫迦でごめんなさい。
そして、結局。

私には蜷川作品はハードルが高すぎるんだな、
という落としどころを見つけてしまいました…。


それでも。

あの瓢箪池はすごかった。
1列目どころか、3列目くらいまで客席も水がざぶざぶかかっていたんじゃないかしら?
こんなの初めて!
舞台って、、こんなこともできちゃうんですね。
(ビニールシート必須なんて!!!)

そして、
宮沢りえさんはうまかった。
物凄く長いせりふも、聞いていて疲れない。
昨年12月に行った舞台でも長ぜりふがあったけど、、彼女とは全然違う。
その差に、「なるほど、こうしゃべるんだ」と変なところで納得。
藤原竜也さんは1年ぶりに舞台観たけど、
演出家が違うとまた違う姿を見られますね。
やっぱり彼は映像より舞台の方がいいな、と個人的に思いました。
で、カテコですっかり素のたっちゃんに戻ってて、
その雰囲気の落差にも笑うと同時にほっとして。

カテコはやっぱりこういう感じが好きだな、と思う。


平日の昼間。1回公演のみとはいえ、たくさんの立ち見まで出る盛況ぶり!
蜷川&唐十郎作品の人気ぶりにも驚きました。

この世界を理解できるようになったら、舞台も「通」なんでしょうか。
(かなり遠く険しい道のりだな。)


個人的には、、この舞台とセットで次の新宿の舞台に行った友人さんがうらやましかった~。
(あっちがとっても楽しかったみたいなので。)


まだまだ、初心者はこんな感想しか書けませんでした…とさっ。(凹)

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舞台 「その妹」

2011年12月20日 00時25分45秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
12月19日(月)
シアタートラム マチネ 18時30分より
上手端っこ~(ユダ側だーと、思った私って…)



夏の三銃士以来の観劇です。
あれはやっぱ「帝劇」って感じがとってもする舞台でしたから、
今回は久々の観劇。ストレートプレイも久しぶり。
市川亀治郎氏と、蒼井優ちゃん見たさに内容一切考えずにチケット取りました。



えーっと。
相変わらず初心者マークがとれない管理人の、
以下、感想はネタバレありです。
舞台雰囲気からなにから、一切知りたくない方はここまでで。
よろしくお願いいたします








んでは。いきます。



ほぼ、3人芝居だと思いました。
市川@盲目の元画家で現在小説家を目指す兄広次、その兄を信じてひたすら支え続ける妹、蒼井@静子、そして二人に援助の手を差し伸べる段田@西島
この3人の人間関係、葛藤、ぶつかり合いで全編が成り立つ物語。

・・・・重い・・・・

作品でした。
とっても、重い・・・・・

特に第2幕ですっかり落ち込ませていただいてしまいまして、参りました。。。
カテコでも市川さん、蒼井さんはお二人とも涙を拭いて笑顔なしのお辞儀…。


私、ここまであからさまな人間のエゴ…思い?を描いたような作品ってとっても苦手です。
いままでの短い観劇体験では観たことなくて、
ドラマとかなら間違いなくチャンネルチェンジかスイッチオフ。
映画なら予告観ただけでごめんなさい。

そんな物語?

ちょっと、凹みました。

物語が描きたかったものも、もしかしたらその先に「希望」があったのかもしれないのですが、
全体的に勉強不足のためか、3人の激しいぶつかり合いに圧倒されてしまったのか、、、理解があまりできず、
じゃあ、原作読んでみようか?という気持ちも…1幕ではあったんだけど2幕ではなくなり。


「その妹」HPでは、作品紹介の中で、

原作者の武者小路実篤は、この善良な人々を、「なんとか救える道はないか」と問いかけながら執筆したと言われています。
その武者小路実篤の苦悩や哀しみ、そして、理不尽な運命に抗えぬ現実との葛藤や無力感は
今の私たちの心の中でくすぶり続ける問いかけにも通じるように感じられ、
この作品がもつ「永遠の命題」が、現代の私たちに提示されているかのように思えます。

とありました。
いま、この文章にはなるほどそういうことか、という納得感があります。
救おうと葛藤し、でもどうしようもなく追い詰められるしかない人々…。
それでも生きていく、人。



それにしても。

蒼井優ちゃん。。もうちゃんづけは失礼でしょうか。
優さん。
私はDr.コトーでの「淡い、頼りない、でも一所懸命な頑張り屋さん」というイメージから一歩も脱出できていなくて、
龍馬伝はあんまりちゃんと観ていなかったし(^^;)
フラガールも飛び飛びしか観てないし、、だったので、驚きました。

終戦直後。自由にならない時代の更に追い詰められた「女」という状態を、
後半はとてもよく感じられて、どこかに(物語でたびたびでてくる)妾のような雰囲気も纏い、
ラストは地に足を付けてしっかり立っているのは彼女。
その周りでのたうちまわって一歩も抜け出せないのが男たち。
そんな情景に見えたのです。

淡いやさしい頑張り屋さんは、いつの間にこんな力強さをまとう女優さんになったんでしょうか!

映像とはまた違う彼女を観れたこと。
それはとても楽しくて嬉しく、満足いたしましたです。

ただ。。声、あんなに甲高かったでしたっけ?最初の方の大量の早口なせりふは。。ちょと辛かった。
ラストの三者三様の葛藤の場面の怒鳴りあいも辛かったけど…(^^;)


総じて、、気持ちは凹みましたけれど、
市川さんと蒼井優ちゃんの演技は堪能できたから、、良かったかな。
(段田さんはなんだかんだで結構拝見いたしておりますし。)

そうそうそう。
西尾まりさんが出ていらしたのには驚いた。

おお~武左衛門さんの奥さんじゃない~~!!って陽炎の辻に一瞬戻りましたよっ(笑)
こういう役はお手の物、、でいらっしゃいますね。生演技、嬉しかったです(^^)。



今度は。。
楽しい作品が観たいな~
(来年1月の藤原たっちゃんはどんな作品だろー?)

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レ・ミゼラブル 

2011年05月19日 22時02分08秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
帝国劇場 5月19日 マチネ 1時開演 2階席


主なキャスト

ジャン・バルジャン   吉原 光夫
ジャベール       今 拓哉
エポニーヌ       笹本 玲奈
ファンテーヌ      新妻 聖子
コゼット        折井 理子
マリウス        山崎育三郎
テナルディエ      三波 豊和
テナルディエの妻    森 公美子
アンジョルラス     上原 理生
リトル・コゼット    清水 詩音
リトル・エポニーヌ   蒲生 彩華
ガブローシュ      加藤清史郎



初めての帝劇。
初めてのレ・ミゼ。
初めての・・・・王道ミュージカル。



昨日、俄然緊張してきて、出かけた今日。
日比谷駅の地下を散々迷ったせいか、はたまた気の合う友人と一緒だったせいか、
帝劇に着いたらすっかり落ち着いてしまって。
なんか。
「楽しむ」ためだけにこの作品を観られたのは良かったな、と思います。

オープニング。
オケピからぱぁ~んと鳴り始める生演奏に・・・。
いきなり泣きそうになりました。
なんか、、管楽器の生音を聴くと、最近かなり揺さぶられるものですから。

いやあ。いい。
生はいい。
音がCDとは全然違う。
そして、2階席だったためのび~~~るとオケピが覗けそうな場所で。

ほぉ~~~、こうなっているんだ~~!!

と感心感心。。。(オノボリサン!)


しながら、さあ物語の中へ。


正直。
予想以上にとっても楽しめた。
25年間続いてきたこの作品は、しっかりした完成品。
どこを切り取っても、流れに滞りがなくて判りやすく。
初心者はその流れに身を任せれば安心してあの時代に連れて行ってもらえる。
おそらく、リピーターな方々は全然違う見方なんでしょうけれど、
それもまた、様々な切り口で楽しめるんだろうなあ・・・っていうことを感じられる。

ミュージカルって、当たり前だけど歌うのね。歌って歌って歌いつくす。
そうか、こういうのが王道ミュージカルなんだな~
と、良く判りもしないけれどわかった様な気もしつつ、物語を楽しんだ。

普段。。
某年某バージョンのCDは聴いていて、
だから耳慣れた楽曲と耳慣れた歌詞。
その「歌」に乗せて人々がどう動くのか?
劇場ではどんな空間でどんな世界が広がるのか?
それが知りたい、感じて見たい、ということが一番の目的だったので、
2階席センターブロックは、音響も眺めも、そして意外にキャストさんたちの様子もよく判り。
大当たりだったと、思う。

そんな俯瞰的鑑賞の中。
めちゃくちゃ目をひきつけられたのは森さん@テナルディエの妻。。
もう。
出てくる最初から目を奪われて、その動き、その歌、一つ一つが面白くて楽しくて。
いじわるな役なのにコミカルでかわいらしく。。。
マリウスとコゼットの結婚式シーンなんて・・・・。
花嫁花婿差し置いて、記憶がテナルディエ妻で埋まってる。。。状態
ずっとずっと、この役を演じてこられた自信もきっとあるでしょうが、
なんだか本当に森さん自身が楽しんでいるように感じられて
観ていてとても気持ちよくて。

いやー。
以前から森さんは大好きでしたけど、生に触れて更に好きになりました

後は。

子役の子って小さい!
そして、リトル・コゼットがかわいかったっ。
ミュージカルだと子どもの歌声もあんな感じになるんでしょうか。
いままで、合唱は子ども達の歌声を散々聴いてきたけれど、歌い方というか表現って違うものなんですね。
子ども店長ガブローシュも、、小さい!ちいさいちいさいちいさい!!(笑)
10歳、、でしたっけ?いま。
10歳くらいの男の子がポツンっと大人の中に混じっている構図って、
考えてみたら初めて観た、、んだろうな。
そのあまりの小ささに、、
あんな小さな子に銃を向けるってどーよ!!!
とか、ちょっと別次元でうへぇ。。と思っておりました。。
カーテンコールで清史郎くん、大人さん達にすごく可愛がられている様子が垣間見えて、
ふと、、、遠い昔を想像しちゃった私。。。。です。


そうそう。新妻さんのファンテーヌも素敵だった。
聴きなれた声(陽炎もだっ)はついうっかり「エポニーヌ」と間違えたい気分になったけど、、
2幕で思い出してオペラグラスで拝見して、、きれいな方だなあ。。と改めて思ったり。


何だか帝国劇場は、思っていたよりも中に入れば敷居は低く、居心地が良くて。
うーん。
できれば別所さんバージョンで観て見たいかもなあ、、、なんて。。。
更に言っちゃうと。。
オケピの生演奏聴きにもう1回くらいラストまでに行かれないかなあ。。なんて。。
ははははは・・・・・・
どこかで誰かがささやいています。

無理、だけどね。
入るまでの敷居がね。。高い!んだもん。。。
もう「帝劇100周年感謝デー」はないしなあ。。。
(本日は感謝デーでしたっ。ってチケット取るまで知らなかったんだけど。)


ああ、でも。行かれて良かった。
これが最後の『ロンドンオリジナル版 レ・ミゼラブル』
誘ってくれた友人に感謝して、久しぶりの観劇に、心地よい疲れのまま家路に着きました
コメント (4)
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舞台ファントム・ペイン(携帯投稿+21時追記)

2011年05月09日 14時00分05秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
鴻上尚史 作、演出

第三舞台20周年記念&10年間封印公演 ル テアトル銀座

DVDにて鑑賞。




圧倒された。

重なる世界。
重なることば。

重なる心。

パラレルワールド。

一瞬、何が目的だったのか判らなくなりながら、
でも。
それもまた、ひとつの世界。

人は。
いくつの別れ道に毎日出会っているのだろう。
いくつの知らない私がいるのだろう。

こういうやり方で、まさかパラレルワールドを描くなんて。

なんだか。
舞台って、すごい。
なんだか。
想いってすごい。

巻き込まれて
惑わされて
でも、確実に。

私はつかまった。



******書き足しもしくは蛇足*****

全体を通して、SF小説を読んでいるような、そんな感覚がある作品だった。
(目の前で・・・観たかったなあ・・・って禁句だけれど。)
こういう世界は好みもあるかな?とは思う。
台詞というかナレーションの嵐の部分は、
一瞬何を言ってるのか判らないときがあったりして。

世界観も初めてだと慣れない人はびっくりするかなも?

でも。
私は好きだなあ。こういう物語。

一言で枝分かれしていく世界。
あそこで戻って行ったひとたち。
あそこで止まったひとたち。

「スナフキンの手紙」という舞台も通して観てみたかったような気が・・・

ああ。
舞台が観たい。。。。。

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追加チケット発売決定

2011年04月24日 09時04分33秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
あると、思ってたよ。

以前、追加補助席で観にいった作品があるし。。


シス・カンパニー公演『ベッジ・パードン』補助席発売のおしらせ


一応、挑戦してみたい気はたっぷり。

だって。
一般発売落ちたし。。。

  ああ~落ち続け~~~(トオイメ・・・・・・・)

「国民の映画」も結局諦めたし・・・・(横浜)



エンタメ全然してないから~~!



世田パブの補助席何気に好きですっ。
座高高くて舞台全然遠くないのよっ。
(そういう意味ではトラムシートよりずっと良いと思う。。)



チケット取れる気は・・・・(トオイメ~~~)・・・・・だけど、ね

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ろくでなし啄木 更に。

2011年01月07日 21時13分30秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
昨日の舞台をつらつら思い出しつつ、書き足そうと思っていたんだけれど。。
そこに、今朝のNHK「あさイチ!」プレミアムトークが三谷幸喜さんってことで。
録画の舞台部分のみ抜き出して、さっと今観て驚く。



以下、ネタバレです。







「ろくでなし啄木」ってエロスに挑んだ作品だったのか。。

そうか。そうなの、か。。?

・・・・・ちょっと混乱・・・・・
もしかして、昨日の観てきた直後勢いレビューはかなり狙いから外れてる?
ま、いいんだけど。それが確かに私が感じたものなんだから。


うーん。エロス、か。。。
ま、確かに。
へぇ~、そういうシーンがあるんだなあ、とは思った。エロスというよりお色気シーンといいたいけれど。
でも、ね。なんかとっても「元気」なものだから。。感じなかったんだよね。私は。
そっち(どっち?)方面の雰囲気は

ま、ね。
出演者3人。
この3人が揃うとどうしても、、なんていうか「年少組」っていう感覚を最初に抱いてしまっていて、
お兄さんたちを心配させつつ、自由奔放!好き勝手している弟たち。。なイメージがついて廻るものですから・・・
だって。未だに新選組!(あ、書いちゃった!)は忘年会やってるし、
ことあるごとにいたずらっ子なのは竜也&勘太郎コンビ。。なイメージ。。(でも考えたら勘太郎くんなんてもう、、お父さんだ、よね。。たはは。。)

エロスな部分。
今後、もう少し表現できるようになっていくといいですね。
確かにあそこにこれが加わったら、もっと「笑い」から離れたイメージを持てそうな気がします。

そして、サスペンス部分は。
そうそう。
最後の啄木からの視点で進む物語のときに。一瞬。
古畑さんが浮かんだ場面があった。藤原@啄木のほんの一瞬なんだけれど、古畑さんの謎解きシーンが重なったなあ。
3者3様の視点の中のひとつのポイント。そこから啄木の真実が見えた!と思って、
でもところが。。。「幽霊もウソをつくよ」って言われてしまって煙にまかれる・・・・。

鮮やか!なのです。
こういうストーリー展開は大好き。
これでラストまでしっかり判って、もう1回最初に戻って観たいなあ~と思うわけです。。。
が、それからもう一度戻ったら、この舞台の公演時間6時間になっちゃうねっ・・・・って私がもう1回行かれたらよかったんですよねー。

ああ、残念。

そして、更に。
舞台上で、障子の扉がとっても上手く場面展開を演出します。
これがほんっと、視覚的に楽しい。
パズルのような、、「え?」って思えるような、、、。
ここも巻き戻してチェックしたら更に更に楽しい舞台だ!って思う。。んです。。が。どうでしょうか。


切がないね。


中村勘太郎さんが、すごく印象に残ります。
歌舞伎の世界で鍛え上げられているってこういうことなのか。
私の勘太郎さんのイメージは「組!」以外に全く無いので。今回のこの演技力にはほんっとうに楽しませてもらったし大人になったなあ~~~なんてことも思ってしまった。。(イヤダカラ、もうお父さんなんだってっ)。
藤原竜也くんは、映像と舞台で全然イメージ違いました。この人もやっぱり舞台のほうがいいなあ。ちゃんと啄木だったと思うので。藤原竜也ではなくて。特に最後の独白シーンはオペラグラスを離せなかった。こういう演技、映像では観たこと無いです。私。
吹石さんも、舞台初挑戦とは思えない貫禄。これはでも、三谷+藤原+中村の3セットで一気に持っていかれた~って感じもあるんでしょうか?翻弄される感じが出てた。あ、でも。だからその、、エロス部分はねー。ごめんなさい。
コメント (2)
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ろくでなし啄木 プレビュー公演

2011年01月07日 00時42分58秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
6日ソワレ 18:30開演。 東京芸術劇場中ホール 1F後方上手端。

まだ公開されて2日目。しかもプレビュー公演です。
なので、確実に観ていらっしゃらない方のほうが多いと思いますので。。
まず、この言葉から。。

ネタバレありです。
中身を一切知りたくない方。
以下、どうぞくれぐれもご注意くださいませ







三谷幸喜 劇作 脚本 演出。

どれだけ観たかったことか。。この方の舞台作品!
今年は三谷さん祭りな年で、その第一番目の作品に幸いにも滑り込めたことが嬉しい。

藤原竜也さん
中村勘太郎さん
吹石一恵さん

この三人だけで、三人それぞれが主役で脇役で。
三谷流の言葉のシャワーと笑いとサスペンスとお色気と。。
テイスト満載で力いっぱい楽しんできました。

劇場入り口は大行列。規模の大きさにまずびっくり。
なにせ、一月前はシアタートラムに通いつめてましたから、中ホールとはいえ、こんなに人が集まるんだー!!!と。。
そして。
客席で相変わらずどっしりと座ってましたら。観劇マナーのアナウンスでまず笑わせられます。
三谷さんとなぜか野田秀樹さんのボケツッコミトーク。。
(野田さん、この芸術劇場の芸術監督さんなんですね。パンフレットで知りました。)
携帯マナーや観るときの姿勢等が、ほんっとにもお!とんでもないことを言って笑わせつつ場内に流れます。
(ジーザス!と思ったのは・・・・置きましょう。。)

そして本番(笑)。

舞台は至ってシンプル。奥の壁が映像装置になっていたようですが、その使い方がまた面白い。
映画のタイトルのように。。啄木と雨と「ろくでなし啄木」の文字が重なります。
物語は。

ピン(石川啄木/藤原さん)、テツ(中村さん/ピン、と啄木に命名したのは彼)、トミ(吹石さん/啄木を本名「はじめさん」と呼ぶ)の3人で。テツとトミが啄木像が落成したときに再開し、10年前の啄木が姿を消した温泉での1夜に起きた本当の出来事を回想する。。
という形で始まります。

最初の視点はトミさん。
彼女の視線からのその夜の出来事が目の前で繰り広げられる。
トミさんの視点からの物語が終了すると、幕間。
次に、トミさんが信じていた物語の裏側で起きていたテツとピンの物語。
最後に、啄木像が出来た現在に戻って、幽霊の啄木が語るピンから観たその夜の物語。

笑いは満載。お色気も満載(でもなぜか笑いが起きる・・・)。ミステリーテイストもスパイス効かせて。

言葉と言葉の応酬かと思うと、体を張ったアクション(???)ってか、とにかくすっごく良く動く3人がいて、
バタバタバタバタしてたかと思うと、不意にほろっとさせられる。(涙はないけど、その感覚が絶妙)。

最初から最後まで、笑って驚いて考えてニヤリってして、ミタニンワールドに溺れました。
これでプレビューなんですね?
じゃあ、これからの2ヶ月で、一体どんな風に変化していくんだろう?
そこがまた観たい。。と思うけれど。

悲しいかな、今回はこの1回コッキリしか行かれません~。

でも、行かれて良かった。

いいなあ。
愛だよ。愛!(by ジーザス!)

なんかね。すごく好きなんだろうな、っていう感じが舞台上に溢れてる気がした。
3人がお互いに役者として信頼しあっていて、その一回り大きな愛情が後ろからしっかり3人を支えてる。
三谷幸喜という人の愛情溢れる舞台だなあ。。
12月にも愛情溢れる・・・溢れすぎる舞台を堪能しきって、(そういう所そっくり?。山本耕史って人の演出も。)
そして今日。「GODSPELL」の初日から丁度1ヶ月後に「ろくでなし啄木」。

縁ですね。縁。
つながるつながる。。

それは元を正せば「組!」であり。。
それはここには書かないけれど。パンフレットでふふっと幸せになりました。
(といってもまだ拾い読み状態。読み応えたっぷりありそうなパンフです!)

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ああ・・・今度は3月・・・。

2011年01月05日 09時05分09秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
三谷幸喜劇作・脚本・演出「国民の映画」
ぴあから連絡入っていて、PAROCO劇場も初めてだ~って思ってぽちったら。

あ、そうですか。
3月ですか。。



・・・・・・無理、です。。。


とにかく今は、決定済みの行き先以外増やせる状態じゃないしなあ。
小日向文世さんでしょ。小林隆さんでしょ。白井晃さんも興味あり。
観たいんだけどなあ。


とりあえず。
明日。
ひとつ観にいってくるけど。
えーっと。芸術劇場。こっちは若者3人組!(ふふふ)


今年の年明けは、エンタメ三昧です。。。
(あ、昨年末もエンタメ三昧だったっけ・・・

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