のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

「ローワンと白い魔物」

2007年08月29日 23時51分36秒 | ☆本☆
エミリー・ロッダ 著 さくま ゆみこ訳

巻を追うごとに、だんだん力強くなっていくのかと思いきや、相変わらず臆病でひ弱な「バクシャー係りのローワン」
リンの谷を巡る謎と冒険の最後の巻。

春が訪れず、長い、しかもとても厳しい冬のままのリンの谷。村の人々は、この異常な冬から逃れるために、村を後にして海辺の民を頼り海岸に向けて旅立つ。
その中で、身体が長旅にとてもついていかれない長老のラン、頑固に村に残ると主張したブロンデン、そして、ローワンはバクシャーを置いていくことは出来ない、と雪に閉ざされたままの村に残ることになる。そこに、更にある事から二人加わって・・・谷や周りの人々にまつわるすべての謎が解き明かされる。

何より私はバクシャーたちが大きな役割を果たしていたのがよかったなあ。
バクシャー、好きだーー

このシリーズは取り合えずこれで終わりらしい。
でも、久々に楽しめた児童書でした


実は今回、夏休み前に下の子が借りてきて、夏休み中に私も読むつもりだったのが、「ママ、明日返すから今夜読んじゃってね」と、夕方手渡されました・・

そう。
小学校は今日から学校開始。
読み直しに現を抜かしておりましたので、、参った~~~
でも、まあこの本は児童書な訳で、ええ、読みましたよ。今の時間まで。
何より、どんどん先に先に引き込んでくれるストーリーだから、ね。

手元に置いてもよいなあー。もう一回1巻から読みたいなあー。。
と、、、こういう本にも私の悪いクセは頭をもたげてくれるんだ・・よね。。。(文庫になってない・・だろーなあ。児童書だもん・・・ね。)

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