すっかりペースダウンです。
ついに一桁しか読めない状態になりました。。
あああ。ダメじゃん。
読みたくてたまらないのに、大体2行くらいで寝落ちする。。そんな日々が続いています。
そしてお遊びパソコンにもほとんど触らない日々も、、続いてます
2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2712ページ
ナイス数:806ナイス
白鶴ノ紅-居眠り磐音江戸双紙(48) (双葉文庫)の感想
立ち止まらずに続きを読める喜び。と思ってページをめくると。。そこはすでに少し時間は流れていて。始めはすこし戸惑う。ふた組の新しい夫婦の誕生の日なんてもっと描かれるんじゃないかと思ってたから(それは明るい話題として楽しみだったし)予想以上にさみしいです。辰平と利次郎がいないことが。奈緒さんの店開きと順調な滑り出しは予想通り、かな。みんな江戸に集まってきてラストは関前藩のこともひとつ決着。着実にラストに向けて物語が進んでいるな、と強く感じる1冊。
読了日:1月28日 著者:佐伯泰英
失意ノ方-居眠り磐音江戸双紙(47) (双葉文庫)の感想
ふた組、顔を合わせる場面に心を揺さぶられた。一方は敵どうし。もう一方は救いの手。田沼意次とこうして直接会話までするとは思っていず、そこで坂崎磐音の本心を言葉として耳にすることができるとは。緊迫とそしてどこか寂寥感も漂う景色に時代の過酷さも思う。そして山形での出会い。意を汲んで動いた2人が奈緒に出会う場面は、私自身こんなにホッとして切なくなるとは思わなかった。そんな2つの出会いのその脇で、あるがまま受け入れつつ日々を地に足をつけて生きる小梅村の風景。なんだかおこんさんの偉大さもまた改めて感じるのです。
読了日:1月28日 著者:佐伯泰英
アンソロジー お弁当。の感想
図書館本)読みながらひたすら、私のために作ってくれるお弁当が食べたいなぁ、と思ってた。今の私は朝4時半起きで家族のお弁当を作る立場だから。たまには誰か作って~(笑)そして昔を思い出して母に感謝。
読了日:1月23日 著者:武田百合子,池部良,阿川弘之,南伸坊,立原えりか,坂東三津五郎,山本周五郎,よしもとばなな,酒井順子,白石公子,池波志乃,野上弥生子,角田光代,吉川英治,筒井ともみ,穂村弘,阿川佐和子,杉浦日向子,高浜虚子,幸田文,東海林さだお,泉昌之,吉村昭,沢村貞子,吉田健一,池波正太郎,中坊公平,獅子文六,金井美恵子,内田百けん,原田宗典,林真理子,椎名誠,川本三郎,木内昇,江國香織,宇野千代,華恵,向田邦子,入江相政,洲之内徹
プレゼント (中公文庫)の感想
図書館)御子柴くんの甘味からこちらへ。あの謎の(笑)小林警部補がすごく気になっていたからとても満足。葉村晶も気になります。彼女の周りはいささかとんでもないですが…。読みやすくて安定した短編集。シリーズになっているみたいなのでこの先も探してみるかな、と思います。それにしても御子柴君はこの扱いから甘味で主役に抜擢されたんですね。それもまたすごいな(笑)
読了日:1月22日 著者:若竹七海
陰陽師―酔月ノ巻の感想
あとがきで知った、25年目の作品。だから、という事ではないとは思うけれど、いままでのあの心地よい「型」から少し変化させた物語運びの作品が数点。そして蘆屋道満のみの物もあって新鮮でした。新鮮だけれども読み親しんだ陰陽師の世界。晴明、博雅、蜜虫(私は彼女も外せないのです/笑)そして道満と安心して読めるこのシリーズはこれからも更に楽しませてもらえそうで嬉しいです。で、かなり今回怖いものがあったなぁ。。。
読了日:1月19日 著者:夢枕獏
あかね色の風/ラブ・レター (幻冬舎文庫)の感想
本棚片付けの途中で手が止まった一冊)未読のこの作品。つい開いてみたら止まらなくなった。あさのあつこ先生の現代ものは初めてです。が。なんて。なんて柔らかい物語なのだろう、と終始感じながら2つの物語を読み終えました。あたたかい、とか優しい、じゃなくてやわらかい。こう感じることって中々なかったかも。少女の初々しい感覚とストレートな感情と。どちらの作品も心にふんわりとやわらかさをもたらしてくれて予想以上に楽しんで読み終えました。
読了日:1月13日 著者:あさのあつこ
流星ワゴン (講談社文庫)の感想
人は果たして時を戻ってやり直すことができるのか。様々な重荷を背負い疲れ果てた主人公が不思議なワゴンに乗って過去の確執と向き合いやり直そう(生きなおそう?)とする物語。ドラマ化をきっかけに手にとったけれど。流石にいい物語だなあ。共感できる部分、疑問に感じる部分。辛さ、切なさ、愛おしさ、幸せってなに?っていうことを、38歳という若くはないけれどまだまだ人生半ばに達しない「大人」の主人公をとして描かれたことで、不思議物語が素直にストンっと胸に落ちてきた。さすがの世界観。年始に読む一冊としてぴったりでした。
読了日:1月13日 著者:重松清
新装版 ぼくらの時代 (講談社文庫)の感想
再読)10年以上ぶりの再読。そして読み終えてこんなに苦い思いになるのに自分で戸惑っている。当時の時代背景をきっちりと丁寧に描いていて、わたしは少しあとの世代なので実感としてはわからない状況も感覚も感情もあるけれど、それでも昔はこんな苦さは感じなかったな。大人になったということなんだろうか。ぼくらの時代。それは確実にいつの時にもあるもので、そして移ろっていくものでもあるんですね。
読了日:1月5日 著者:栗本薫
読書メーター
ついに一桁しか読めない状態になりました。。
あああ。ダメじゃん。
読みたくてたまらないのに、大体2行くらいで寝落ちする。。そんな日々が続いています。
そしてお遊びパソコンにもほとんど触らない日々も、、続いてます
2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2712ページ
ナイス数:806ナイス
白鶴ノ紅-居眠り磐音江戸双紙(48) (双葉文庫)の感想
立ち止まらずに続きを読める喜び。と思ってページをめくると。。そこはすでに少し時間は流れていて。始めはすこし戸惑う。ふた組の新しい夫婦の誕生の日なんてもっと描かれるんじゃないかと思ってたから(それは明るい話題として楽しみだったし)予想以上にさみしいです。辰平と利次郎がいないことが。奈緒さんの店開きと順調な滑り出しは予想通り、かな。みんな江戸に集まってきてラストは関前藩のこともひとつ決着。着実にラストに向けて物語が進んでいるな、と強く感じる1冊。
読了日:1月28日 著者:佐伯泰英
失意ノ方-居眠り磐音江戸双紙(47) (双葉文庫)の感想
ふた組、顔を合わせる場面に心を揺さぶられた。一方は敵どうし。もう一方は救いの手。田沼意次とこうして直接会話までするとは思っていず、そこで坂崎磐音の本心を言葉として耳にすることができるとは。緊迫とそしてどこか寂寥感も漂う景色に時代の過酷さも思う。そして山形での出会い。意を汲んで動いた2人が奈緒に出会う場面は、私自身こんなにホッとして切なくなるとは思わなかった。そんな2つの出会いのその脇で、あるがまま受け入れつつ日々を地に足をつけて生きる小梅村の風景。なんだかおこんさんの偉大さもまた改めて感じるのです。
読了日:1月28日 著者:佐伯泰英
アンソロジー お弁当。の感想
図書館本)読みながらひたすら、私のために作ってくれるお弁当が食べたいなぁ、と思ってた。今の私は朝4時半起きで家族のお弁当を作る立場だから。たまには誰か作って~(笑)そして昔を思い出して母に感謝。
読了日:1月23日 著者:武田百合子,池部良,阿川弘之,南伸坊,立原えりか,坂東三津五郎,山本周五郎,よしもとばなな,酒井順子,白石公子,池波志乃,野上弥生子,角田光代,吉川英治,筒井ともみ,穂村弘,阿川佐和子,杉浦日向子,高浜虚子,幸田文,東海林さだお,泉昌之,吉村昭,沢村貞子,吉田健一,池波正太郎,中坊公平,獅子文六,金井美恵子,内田百けん,原田宗典,林真理子,椎名誠,川本三郎,木内昇,江國香織,宇野千代,華恵,向田邦子,入江相政,洲之内徹
プレゼント (中公文庫)の感想
図書館)御子柴くんの甘味からこちらへ。あの謎の(笑)小林警部補がすごく気になっていたからとても満足。葉村晶も気になります。彼女の周りはいささかとんでもないですが…。読みやすくて安定した短編集。シリーズになっているみたいなのでこの先も探してみるかな、と思います。それにしても御子柴君はこの扱いから甘味で主役に抜擢されたんですね。それもまたすごいな(笑)
読了日:1月22日 著者:若竹七海
陰陽師―酔月ノ巻の感想
あとがきで知った、25年目の作品。だから、という事ではないとは思うけれど、いままでのあの心地よい「型」から少し変化させた物語運びの作品が数点。そして蘆屋道満のみの物もあって新鮮でした。新鮮だけれども読み親しんだ陰陽師の世界。晴明、博雅、蜜虫(私は彼女も外せないのです/笑)そして道満と安心して読めるこのシリーズはこれからも更に楽しませてもらえそうで嬉しいです。で、かなり今回怖いものがあったなぁ。。。
読了日:1月19日 著者:夢枕獏
あかね色の風/ラブ・レター (幻冬舎文庫)の感想
本棚片付けの途中で手が止まった一冊)未読のこの作品。つい開いてみたら止まらなくなった。あさのあつこ先生の現代ものは初めてです。が。なんて。なんて柔らかい物語なのだろう、と終始感じながら2つの物語を読み終えました。あたたかい、とか優しい、じゃなくてやわらかい。こう感じることって中々なかったかも。少女の初々しい感覚とストレートな感情と。どちらの作品も心にふんわりとやわらかさをもたらしてくれて予想以上に楽しんで読み終えました。
読了日:1月13日 著者:あさのあつこ
流星ワゴン (講談社文庫)の感想
人は果たして時を戻ってやり直すことができるのか。様々な重荷を背負い疲れ果てた主人公が不思議なワゴンに乗って過去の確執と向き合いやり直そう(生きなおそう?)とする物語。ドラマ化をきっかけに手にとったけれど。流石にいい物語だなあ。共感できる部分、疑問に感じる部分。辛さ、切なさ、愛おしさ、幸せってなに?っていうことを、38歳という若くはないけれどまだまだ人生半ばに達しない「大人」の主人公をとして描かれたことで、不思議物語が素直にストンっと胸に落ちてきた。さすがの世界観。年始に読む一冊としてぴったりでした。
読了日:1月13日 著者:重松清
新装版 ぼくらの時代 (講談社文庫)の感想
再読)10年以上ぶりの再読。そして読み終えてこんなに苦い思いになるのに自分で戸惑っている。当時の時代背景をきっちりと丁寧に描いていて、わたしは少しあとの世代なので実感としてはわからない状況も感覚も感情もあるけれど、それでも昔はこんな苦さは感じなかったな。大人になったということなんだろうか。ぼくらの時代。それは確実にいつの時にもあるもので、そして移ろっていくものでもあるんですね。
読了日:1月5日 著者:栗本薫
読書メーター