のんびりぽつぽつ

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映画 「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

2015年03月15日 21時48分14秒 | テレビとか、映画とか、
TOHOシネマズ 渋谷
10:40~


久しぶりの映画館での映画鑑賞。か、な?映画館には行ってるけど観たのはだし、ね?
昨夜思い立って席を予約。
一気に突撃してまいりました。






期待はしていました。とても。
ベネディクト・カンバーバッチさんだし、予告がとても面白そうだったから。
そして。
期待以上でした。
最初から最後まで気を抜けないまま走り抜けた。
そんな感じです。
今も頭の中は映画の再生で埋まっています。

公式HPは  こちら

予告の情報以外一切なんにも知らないままで出かけました。
つまるところ、暗号解いてコンピューターの原型を作った人の実話ね?みたいな(笑)


良かったです。
情報を仕入れなかった分、字幕を追いかけるのに苦労する場面もありましたし、
追いきれずに次の展開に突入してしまうこともありました。

でも。それじゃないとダメなんだなって思うんです。
そのスピードに鳥肌が立ったし、衝撃でもありましたし、そしてとても哀しくもなりました。


アラン・チューリングというひとりの天才数学者。
彼の数奇な生涯。
この作品に描かれているのは本当に変わり者の(大変)困った天才と、それに振り回されながら翻弄されながら、最後は助け合って大役を果たした人たちの姿。
そこに特に英雄視させるような脚色も感じられず、ただ。
ただひたすら、目の前にある暗号を解き目の前の戦争を終わらせることだけを追いかけた天才と、まわりの人々の姿。

プラスα。。。

そんな物語だからこそストレートに、生涯を終えるときは非常に不名誉な立場になっていたアランの事をとても哀しいと思った。
ラストの字幕に語られた真実にも。


どことなく、フランケンシュタイン博士を重ねた、かな。
いやクリーチャーかな。

どちらにしても。
天才というのは一種、その存在だけで周りを巻き込み想像もつかないところに連れて行ってしまう。
そんな存在なのだなあ、と思う。


公式HPのイントロダクションの結びの一文。
「孤独な天才を支え続けた、心が震えるほど切ない秘密」は是非映画館で。
単純にミステリーとしても楽しいしそして。
一人の人物の歴史としても心に何かを残される。そんな作品でした。




突撃してよかった。できればもう一回くらい…観たいなあ~と、いつもの悪い癖が顔を出そうとしています。


余談ですが。。
カンバーバッチさんの「声」
聞き分けられたました~私!
これにはびっくりと同時に嬉しくて~。
OPしばらくにやけていたのはナイショです(笑)

だってさ。テレビで放送されるときは大抵は吹き替えでしょう?だから通常よく見る海外の俳優さんたちの声は吹き替え役の声優さんの声でインプットされちゃうんです。
だから。
おそらく生まれて初めて。。かもしれない。
どんな構成でどんな物語になっているか分からない時にご本人の姿がなく声だけで「ああ、これは彼だ。」と気がついたのは。


…ほんっと余談だなでもでも、嬉しかったんですよ~


しっかし似合いますね。ええ。
ある意味、ハマりすぎていて怖いくらい。

カンバーバッチ@シャーロックが観たくなりました。

コメント (2)
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