ある欲求をなんとかごまかすために(はっきり言えば池袋行きたい病/笑)GW後半で映画を2本見た。
その1本目。
実写版図書館戦争。公式HPはこちら
予想した以上になかなか見ごたえはある映画でした。はい。
この作品を気楽に楽しもう♪という気持ちにさせてもらえました。
アニメ映画(↓)と違って、こちらは物語のほぼ最初から描かれているのでメディア良化法というものと、その世界もちゃんと分かりやすく説明されていて、原作知らないでいきなり映画、という人たちにもおそらく、入りやすかったかな。
ただ。
始まったとたんにドン引きしそうな映像で(日野の悪夢の容赦ない描き方…)隣に座った小学生の子がぎゅうっと小さくなったのを感じ、大丈夫かな?とちょっと心配になりました。(余計なお世話ですが)
全編通してしっかりエンタメ。
そして、原作をかなり忠実に(ある一箇所のみ大幅に変わっていて、そこには思わず「え??」と声を上げそうになりましたけれど…)再現している映像。
キャストの皆様にも、基本的にほとんど違和感はなく、なかなかよく仕上がってるなあ、、という感想を持ってます(何様!?)。
笠原@榮倉奈々ちゃんがね。かわいいの。一生懸命(一所懸命じゃなくて一生懸命。そう。文字通り命懸けの仕事)頑張っているのがよくわかる。
対して堂上@岡田准一さんは、、実は原作から頭の中に描いていたイメージ的にはかっこよすぎてね~。だけどラストはもう、、とにかく死ぬなーって…。
そして一番予想外に(失礼…)目がいって離せなくてぴったりだと思ったのが、小牧@田中圭さん。
始め、配役が何かよくわからず、おやまた田中さんだ~(@相棒)と思ってよくよく見たら、、え?小牧役??
…それが、なんだかとってもぴったりとはまって(私の中で)、気付いたらとにかく写ってるときは小牧を追いかけました。あはは。。
あんまり登場がなかったのは残念です。
もし続編があるのならば、ぜひもっと堂上との絡みで出してください(完全に偏ってるっね)
そして。柴崎@栗山千明さんは。文句なく。
しかし、始めからほとんど映像になることに抵抗がなかった作品ですが、
実際に見て更にほとんど違和感のないキャスティングっていうのも。。珍しいなあ。
いや、初めてかも。
原作→映像として。
知らなかったんですが、昔、ダ・ヴィンチでもし実写になったらアンケートってやったんですってね。主役の二人はそのままの配役とか。
なんていうか、有川浩っていう作家さんのパワー?不思議さ?を、感じます。
と、まぁ。
概ねとても好意的な印象を持って原作ファンとして映画を楽しんでまいりました。
そして先日のWOWOWアニメと連続して見て。
アニメも実写もとてもよかった上で、一つ感じたこと。
それでも。
やっぱり原作が一番。
いや。出来がどうのこうの、じゃないんです。
なんていうか、この世界を描く最良の手段・・・とでもいうか。
本を守る。
命懸けで守る。
そのために武器を取る。
逆に、武器をとってまで本を消そうとする。
表現を押さえつけようとする。
この、根本にある世界のテーマが。
活字で伝えられるのが一番、受け手側に現実味を帯びて感じられるんじゃないだろうか?と。
映像になると、、作品として楽しめるし怖いし苦しい状態だし、その世界を理解はできるけれど、でもなんというか。
特に私が感じたのは実写のほうですが。。
「なんだか、火器を持ち傷つけ合ってまで、、相手を殺してもと思うほどに本を燃やそうとしたりそれに対抗したりするってないよなあ」
なんて。原作でその本当のところを知っているのに、思ってしまったんです。
「やりすぎじゃん?」なんて。。心の片隅で感じていた。
ことばがキツイかな。。「所詮これは絵空事の世界よね」・・・と。
活字で有川先生が伝えたかったこと。
それは、今、ここまでではなくても表現するうえで制約が確実にある、ということ。
使いたい言葉を使えない。
それも法ではなく「自主規制」というもので使おうとした言葉を置き換えるように指示される。
普通に使って何も思わない言葉、、単語。職業を呼ぶ呼称を差別用語と知らないうちに分類されている。
そういうことがあって、それを全て間違いとは言わないけれどもどこかおかしくないか?
そんな根本的に現実に置き換えて感じる。
考える。
衝撃を受ける。
その度合いが。。やはり活字表現だからこそ一番伝わるんじゃないかなあ、、なんて思ったのでした。
だから。
3つの形でこの「図書館戦争」を見て、読んで思うこと。
映像のどちらかでも両方でも。
観た方にはぜひ。原作も読んで欲しい。
この描かれている世界のことをきっと、原作を読んでもらったら更に深く理解出来ると思うから。
知ることができると思うから。
ひとつの作品を3つの表現方法で見てみる。こんなこと初めてですがいろいろ考えたり面白かったりできて、、うん。なかなか良い経験をさせてもらえたな~と思います。
んでいま。
原作読みたいな~って思うけど、、そういえば。
「空飛ぶ広報室」有川浩著
読み終わってすっかり自衛隊広報室を気にしていた私。
図書館戦争のエンドロールに陸自と空自のふたつの部署が関わっていることを見つけて、おおお~~っと思っちゃったのでした。
その1本目。
実写版図書館戦争。公式HPはこちら
予想した以上になかなか見ごたえはある映画でした。はい。
この作品を気楽に楽しもう♪という気持ちにさせてもらえました。
アニメ映画(↓)と違って、こちらは物語のほぼ最初から描かれているのでメディア良化法というものと、その世界もちゃんと分かりやすく説明されていて、原作知らないでいきなり映画、という人たちにもおそらく、入りやすかったかな。
ただ。
始まったとたんにドン引きしそうな映像で(日野の悪夢の容赦ない描き方…)隣に座った小学生の子がぎゅうっと小さくなったのを感じ、大丈夫かな?とちょっと心配になりました。(余計なお世話ですが)
全編通してしっかりエンタメ。
そして、原作をかなり忠実に(ある一箇所のみ大幅に変わっていて、そこには思わず「え??」と声を上げそうになりましたけれど…)再現している映像。
キャストの皆様にも、基本的にほとんど違和感はなく、なかなかよく仕上がってるなあ、、という感想を持ってます(何様!?)。
笠原@榮倉奈々ちゃんがね。かわいいの。一生懸命(一所懸命じゃなくて一生懸命。そう。文字通り命懸けの仕事)頑張っているのがよくわかる。
対して堂上@岡田准一さんは、、実は原作から頭の中に描いていたイメージ的にはかっこよすぎてね~。だけどラストはもう、、とにかく死ぬなーって…。
そして一番予想外に(失礼…)目がいって離せなくてぴったりだと思ったのが、小牧@田中圭さん。
始め、配役が何かよくわからず、おやまた田中さんだ~(@相棒)と思ってよくよく見たら、、え?小牧役??
…それが、なんだかとってもぴったりとはまって(私の中で)、気付いたらとにかく写ってるときは小牧を追いかけました。あはは。。
あんまり登場がなかったのは残念です。
もし続編があるのならば、ぜひもっと堂上との絡みで出してください(完全に偏ってるっね)
そして。柴崎@栗山千明さんは。文句なく。
しかし、始めからほとんど映像になることに抵抗がなかった作品ですが、
実際に見て更にほとんど違和感のないキャスティングっていうのも。。珍しいなあ。
いや、初めてかも。
原作→映像として。
知らなかったんですが、昔、ダ・ヴィンチでもし実写になったらアンケートってやったんですってね。主役の二人はそのままの配役とか。
なんていうか、有川浩っていう作家さんのパワー?不思議さ?を、感じます。
と、まぁ。
概ねとても好意的な印象を持って原作ファンとして映画を楽しんでまいりました。
そして先日のWOWOWアニメと連続して見て。
アニメも実写もとてもよかった上で、一つ感じたこと。
それでも。
やっぱり原作が一番。
いや。出来がどうのこうの、じゃないんです。
なんていうか、この世界を描く最良の手段・・・とでもいうか。
本を守る。
命懸けで守る。
そのために武器を取る。
逆に、武器をとってまで本を消そうとする。
表現を押さえつけようとする。
この、根本にある世界のテーマが。
活字で伝えられるのが一番、受け手側に現実味を帯びて感じられるんじゃないだろうか?と。
映像になると、、作品として楽しめるし怖いし苦しい状態だし、その世界を理解はできるけれど、でもなんというか。
特に私が感じたのは実写のほうですが。。
「なんだか、火器を持ち傷つけ合ってまで、、相手を殺してもと思うほどに本を燃やそうとしたりそれに対抗したりするってないよなあ」
なんて。原作でその本当のところを知っているのに、思ってしまったんです。
「やりすぎじゃん?」なんて。。心の片隅で感じていた。
ことばがキツイかな。。「所詮これは絵空事の世界よね」・・・と。
活字で有川先生が伝えたかったこと。
それは、今、ここまでではなくても表現するうえで制約が確実にある、ということ。
使いたい言葉を使えない。
それも法ではなく「自主規制」というもので使おうとした言葉を置き換えるように指示される。
普通に使って何も思わない言葉、、単語。職業を呼ぶ呼称を差別用語と知らないうちに分類されている。
そういうことがあって、それを全て間違いとは言わないけれどもどこかおかしくないか?
そんな根本的に現実に置き換えて感じる。
考える。
衝撃を受ける。
その度合いが。。やはり活字表現だからこそ一番伝わるんじゃないかなあ、、なんて思ったのでした。
だから。
3つの形でこの「図書館戦争」を見て、読んで思うこと。
映像のどちらかでも両方でも。
観た方にはぜひ。原作も読んで欲しい。
この描かれている世界のことをきっと、原作を読んでもらったら更に深く理解出来ると思うから。
知ることができると思うから。
ひとつの作品を3つの表現方法で見てみる。こんなこと初めてですがいろいろ考えたり面白かったりできて、、うん。なかなか良い経験をさせてもらえたな~と思います。
んでいま。
原作読みたいな~って思うけど、、そういえば。
「空飛ぶ広報室」有川浩著
読み終わってすっかり自衛隊広報室を気にしていた私。
図書館戦争のエンドロールに陸自と空自のふたつの部署が関わっていることを見つけて、おおお~~っと思っちゃったのでした。