のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

10月の読書 思うように読めない日々だけど

2016年11月01日 14時12分28秒 | ★★★毎月の読書まとめ
それでも。
それぞれの本は一つ一つとても楽しみましたです、のよ(笑)
大好きな素子さんの新装完全版だってついに読んでしまいました、のよ♪
不思議なもので、コバルト文庫でずっとずっとくり返し読んできたこの「星へ行く船」シリーズが、
こうして素敵な単行本サイズになって帰ってきたら、何だかあゆみちゃんや太一郎さんが大人になって戻ってきた~って感じがして、
すごく改まって拝読いたしました、のですよ。
大人になって・・・
初めて読んだときの私は高校生。この2人、、とくに太一郎さんなんてとんでもなくしっかりとした大人の人に見えたのに
今は、、、ねぇ?
でもほんっと幸せです。長く追っかけてる冥利に尽きるんです。

カレンダーガールが今月だ~トーク関連どこかで行きたい~と思っていま頑張ってる~♪←複数あると勝手に決めた!

綾辻さんや東野さんは本当に読み応えある作品でのめり込んだし、
初作家さんな朝井さんも考えさせられるものが多々ある良作でした。



2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2207ページ
ナイス数:787ナイス

世界地図の下書き (集英社文庫)世界地図の下書き (集英社文庫)感想
初作家さん)ちゃんと自ら考えてやり遂げようとがんばる。彼らにとってそれは様々な意味をもち、そして、立ち止まったら駄目なことだった。大間違いもして叱られもして、悔しくて辛くて残酷で。でも何があっても。希望は減らない。どこに行ってもぶつかっても逃げだしても。減らないものを信じて。様々なものが最終章に一気に収束されて心を揺さぶられた。でもそこに至るまでの物語がまた決して妥協しない厳しい現実。中心の子たちを代表にして描かれるのはすぐそこにある現実。この5人のこの先に幸あれ。道の広さはかわらない。私も信じたい。
読了日:10月28日 著者:朝井リョウ
掟上今日子の遺言書掟上今日子の遺言書感想
図書館本)ん~。厄介くん再登場。そしてやっぱり彼をニガテとする私にはかなり…。あ、いや、それが厄介くんなんですけどね。ぶれないね~君は!お話はかなり理解に苦しむ点もありつつ、でもこの時代、無いとは言えない…んじゃね?(エセ中学生ことば←無理有りすぎ!)とも思って背筋が寒くなる感覚も覚えるものでした。今日子さんの忘却探偵としての仕事の仕方のひとつが特徴的に表れてる終わり方だな、とも。で、ラストがズルいよ。次巻がキニナルじゃないですか。なんだかんだ思うけどやっぱり一度は止めた図書館予約をしましょうか。
読了日:10月27日 著者:西尾維新,VOFAN
星へ行く船シリーズ2通りすがりのレイディ星へ行く船シリーズ2通りすがりのレイディ感想
レイディ。太一郎さん。あゆみちゃん。ある意味このシリーズのとても重要な部分をも含むこの2作目。それは先のお話なのだけれど、そして再読し続けてきたシリーズだから、別に改まってそんな所を気にすることなどないと思ったんだけど。。単行本だからかなぁ?すごく今回はそこが気になって。ああ、レイディの旦那様、、2、3年は火星には来れない、、なんて部分で色々考えてしまった。そして本編は。非常にライトに描かれていますが、実はとても酷く厳しいことを題材にする、作品です。何回読んでもあのディスクの部分は胸が悪くなるのに、(続
読了日:10月23日 著者:新井素子
星へ行く船シリーズ1星へ行く船星へ行く船シリーズ1星へ行く船感想
まずは一言。感無量…。それはあとがきを読んで更に強く感じた。そうだった。星へ行く船シリーズは素子さんこれがまだ2度目の「あとがき」なのだ…。そして本編は。コバルト文庫で覚えてしまうほど繰り返し読んで来ているこの物語。なのに改めてきっちりと楽しんで、そして不思議なんだけれど、あゆみちゃんと太一郎さんが大人になって帰ってきたなぁ、なんて読み始めに感じてしまった(笑)なんでしょね?この気持ち。高校生だった私を本を読む楽しさに引き込んでくれたこの作品が、長い時間を経て改めて発売された、その大きさを感じています。
読了日:10月17日 著者:新井素子
祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)感想
幕が、下りた。様々な、それぞれの、色々な幕が。ほぼ半分を一気読み。人の一生。波瀾万丈とかいう言葉では表せないその時間を、ひとつひとつ追いかけてひとつひとつ知っていく。刑事という仕事を描く沢山の作品が在るなかで、このシリーズは別格。今回はその本人の大きな問いにも答えがでて、けれどもそれは終わりではなく。次の幕が上がってまたそれぞれの物語は続くんですね。彼のこの先をこれからも知りたい。でもこれが最終巻でもいい。少しの動揺と、そして少しの安堵感を抱きながら考える。捜査一課に戻った彼も見たいけど、ね。
読了日:10月8日 著者:東野圭吾
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)感想
騙された。いや、始めは「おやこれはあのパターンかな?」と思い読み進め、途中までは私にしては珍しくこれは正解ではないか?なんて思っていたのが…島田潔。館シリーズでの彼に魅了されちゃってるミステリ読みしない(できない)私は…あっという間に騙されました(^^;彼が出てきたらもう、やっほ~♪でそっちにどんどん突き進み。ラストでの謎解きに「やられたー!」だったのでした。心は怖い。でも、読んでいてとても面白かった。その終わり方もまた今後、彼と彼とが出会ったらどんな話をするのか?などと考えるとどきどきして。大満足!
読了日:10月4日 著者:綾辻行人

読書メーター

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クライマックスシリーズ1st ... | トップ | 11月の読書 どんなときでも... »

★★★毎月の読書まとめ」カテゴリの最新記事