新装版が出て買わずにはおれず。
買ってからしばらくは我慢してたけどそれも限界に達し。
読みだしたらそれはとまらない。
十二国記の世界は、生き生きと目の前に姿を現す世界だから。
ああ。続き…続きを早く…
新装版も最新刊も、両方心待ちにしております。小野先生&画伯!!!
2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3929ページ
ナイス数:601ナイス
黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読もまた同じような感想になる。なぜ戴国はここまで酷な歴史を歩まねばならない?と。けれど。先に光が無い訳ではない。ほんの一筋。まるで蓬莱に迷う泰麒を目覚めさせた麒麟たちの光の筋のようにほんの一筋でも光があるから、この二人は帰っていく。人は、命はどこまで踏みとどまることができるのだろう。
読了日:10月30日 著者:小野 不由美
黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読)辛い。。辛すぎて泰麒側から見たこちらの世界の描写が読めない。そんな状態の中、でも泰王と泰麒、そして何よりも戴国を救おうと動き出す国々の王と麒麟にこころを揺さぶられる。でもね。ちょと、ね。陽子の最初の頃の考え方にはイラっと。。あなたはまずは景国でしょう?ってつっこみまくっておりました。今回の再読コースこの辺りが個人的にすごく面白い。以前引っかかったところに魅力を感じ引っかからなかったところが妙に気になるんです。特に陽子周辺が。
読了日:10月28日 著者:小野 不由美
図南の翼 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
恭国の豪商の家に生まれたまがいなきお嬢様珠晶が麒麟の天意を諮るために蓬山を目指す物語。おそらくこの過程がなければ彼女を供麟は選ぶことができなかったのだろうな、と思いつつ12歳の少女が王になるために通る試練とそこから学んで成長していく姿を追った。天意とはなんだろう。麒麟とはなんだろう。新しい麒麟が生まれたとき、その選ぶべき王はまだ影も形もない状態だったんだ。いままで気にしないで読み飛ばした部分を妙に今回は気にしている。
読了日:10月26日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
「慶」という国に対しての蘭玉を代表とした苦しく悲しい想い。悲しい国と涙しながら彼女が最期にそれでも新しい景王に願う故国の幸せ。祥瓊や鈴、そして国のために立った男たちも併せてその思いを受けて景王陽子が作る「慶国」という国のこの先を痛烈に見たくなる。この物語は1話読むたびに「その先」をどうしようもなく恋おてしまうとんでもないシリーズ。どうしてくれよう~~!!(ああ最初は真面目に書き出したのに締めはこれかいっ/笑)
読了日:10月24日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読)3人の少女それぞれの葛藤。それを露骨に表現されるので実はこのお話は苦手意識が強かった。自分に重なる部分もあるから、、かな。けれど、今回の再読は予想外にその葛藤する3人、特に鈴と祥瓊が自分の非を突きつけられそれを認めていく様にワクワクとして鳥肌が立つ。この感じ方の変化はなんだろう?と思いつつ随分入れ込んで読んでいる。二人の少女を変化させる二人の少年(??)清秀の最期に嗚咽。楽俊にはそうね運命ねうん。しっかし延の二人といい恭国の王(図南好き!)といい、そして景麒といいもう相変わらずツボすぎて嬉しい限り!
読了日:10月21日 著者:小野 不由美
東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読)新装版からこちらへと止められないこの世界探索の中でも特にお気に入りの作品。六太の「王」というものへの思い。戦乱の世に生まれたことからくる想いは延国王を見つけこの「乱」を乗り越えることでようやく断ち切ることができたのかな。でもやっぱり「王」は国を滅ぼすもの、ということだけは変わらないのかな。なんてちらりと頭をかすめつつもでも。やっぱり延国ってステキだわー。この頃からもう掛け合い漫才状態な主と家臣団(爆笑)笑いながら困りながらでもキモチの奥底で本当に信頼しあう関係って、本当に最高ですね(^^)
読了日:10月19日 著者:小野 不由美
風の海 迷宮の岸 十二国記 (新潮文庫)の感想
泰麒~~!!!って、前巻からこんな出だししかできない(^^;)だけどだけど、この健気な子。。なぜこんな可愛い子にあんなに過酷な状況を与えてしまうんですかっ。読み始めから読み終わりまで、それでもこの子(って今は言いたい。失礼っ)にホンの少しの時間でも優しく暖かい時間があったことは救いですが。この先を考えると、そのさらに先。成獣となった泰麒と王の作る世を是非観てみたい、と思います。今まで気付かなかったけどこの1冊の中にその後を暗示させるような言葉も隠れていて・・・最後はただ祈るのみ、、になってました。
読了日:10月15日 著者:小野 不由美
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)の感想
救いの楽俊!下巻は一気にそれまでの曖昧さがなくなって、覚悟と決意の物語になる。陽子と共に異世界に迷い込み、陽子と共に理解し学んでその先を決める。景麒を救い契約を交わすときの一言が、陽子の成長を雄弁に語る声になっているんだろうな。確実に元気をもらえる物語。
読了日:10月13日 著者:小野 不由美
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)の感想
前半は苦行。何回読んでもそれは変わらない。それでもこの新装版は若干楽だったような気がするのはなぜだろう。陽子の悩みと葛藤。誰でもこころのどこかに抱える不安。魔性の子同様、ストレートに描かれる人の弱さ、醜さ、狡さあー今すぐ下巻にいきたい。って、やっぱり前半部分は苦しいんだよね。楽俊ー!
読了日:10月10日 著者:小野 不由美
魔性の子 十二国記 (新潮文庫)の感想
うわぁ!やっぱり面白い!物語の大半が不可解な謎の中。ホラーとも区分けされる何とも血塗られた世界だというのに、切なく健気でかの国への帰還を願ってしまうのは、すでにその先の世界を知ってしまっているから。映像もプラスされてるから更に、ね。タイキ、が、何故こんなに辛い目に、などとも思ってしまう(; ;)初読の印象の記憶が遠いのがすこし残念でもあるこの贅沢な望み。次、を知らなかったら怖い物語だよなぁ。
読了日:10月8日 著者:小野 不由美
一鬼夜行 (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
小春はかわいい。んですが、なんというか世界観をなかなか把握できず、なかなか物語の中に入ることができなくて残念。テンポがあわなかったかなぁ。でも、ラストで探して迎えに来てくれたことにうるっとなりました。よかったね、小春。
読了日:10月7日 著者:小松 エメル
にょにょっ記 (文春文庫)の感想
え?もうおしまい!?と、素で驚いた。そんなに夢中で読んでいたのか私。手にした今はエンタメに心が力いっぱい行っている時なのに、読みながら涙流して笑える私。にょっ記から更にパワーアップしてるような、突き抜ける楽しさ。斜め29度くらいかなー。更に訳がわからない位置からみる不思議な視点が気持ちいい。何もわだかまらずに笑える。やっぱり侮りがたしっ穂村節!(笑)そして西さんの偽ょ偽ょっ記も素敵でした♪隅から隅まで楽しく笑おう!
読了日:10月1日 著者:穂村 弘
読書メーター
買ってからしばらくは我慢してたけどそれも限界に達し。
読みだしたらそれはとまらない。
十二国記の世界は、生き生きと目の前に姿を現す世界だから。
ああ。続き…続きを早く…
新装版も最新刊も、両方心待ちにしております。小野先生&画伯!!!
2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3929ページ
ナイス数:601ナイス
黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読もまた同じような感想になる。なぜ戴国はここまで酷な歴史を歩まねばならない?と。けれど。先に光が無い訳ではない。ほんの一筋。まるで蓬莱に迷う泰麒を目覚めさせた麒麟たちの光の筋のようにほんの一筋でも光があるから、この二人は帰っていく。人は、命はどこまで踏みとどまることができるのだろう。
読了日:10月30日 著者:小野 不由美
黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読)辛い。。辛すぎて泰麒側から見たこちらの世界の描写が読めない。そんな状態の中、でも泰王と泰麒、そして何よりも戴国を救おうと動き出す国々の王と麒麟にこころを揺さぶられる。でもね。ちょと、ね。陽子の最初の頃の考え方にはイラっと。。あなたはまずは景国でしょう?ってつっこみまくっておりました。今回の再読コースこの辺りが個人的にすごく面白い。以前引っかかったところに魅力を感じ引っかからなかったところが妙に気になるんです。特に陽子周辺が。
読了日:10月28日 著者:小野 不由美
図南の翼 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
恭国の豪商の家に生まれたまがいなきお嬢様珠晶が麒麟の天意を諮るために蓬山を目指す物語。おそらくこの過程がなければ彼女を供麟は選ぶことができなかったのだろうな、と思いつつ12歳の少女が王になるために通る試練とそこから学んで成長していく姿を追った。天意とはなんだろう。麒麟とはなんだろう。新しい麒麟が生まれたとき、その選ぶべき王はまだ影も形もない状態だったんだ。いままで気にしないで読み飛ばした部分を妙に今回は気にしている。
読了日:10月26日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
「慶」という国に対しての蘭玉を代表とした苦しく悲しい想い。悲しい国と涙しながら彼女が最期にそれでも新しい景王に願う故国の幸せ。祥瓊や鈴、そして国のために立った男たちも併せてその思いを受けて景王陽子が作る「慶国」という国のこの先を痛烈に見たくなる。この物語は1話読むたびに「その先」をどうしようもなく恋おてしまうとんでもないシリーズ。どうしてくれよう~~!!(ああ最初は真面目に書き出したのに締めはこれかいっ/笑)
読了日:10月24日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読)3人の少女それぞれの葛藤。それを露骨に表現されるので実はこのお話は苦手意識が強かった。自分に重なる部分もあるから、、かな。けれど、今回の再読は予想外にその葛藤する3人、特に鈴と祥瓊が自分の非を突きつけられそれを認めていく様にワクワクとして鳥肌が立つ。この感じ方の変化はなんだろう?と思いつつ随分入れ込んで読んでいる。二人の少女を変化させる二人の少年(??)清秀の最期に嗚咽。楽俊にはそうね運命ねうん。しっかし延の二人といい恭国の王(図南好き!)といい、そして景麒といいもう相変わらずツボすぎて嬉しい限り!
読了日:10月21日 著者:小野 不由美
東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
再読)新装版からこちらへと止められないこの世界探索の中でも特にお気に入りの作品。六太の「王」というものへの思い。戦乱の世に生まれたことからくる想いは延国王を見つけこの「乱」を乗り越えることでようやく断ち切ることができたのかな。でもやっぱり「王」は国を滅ぼすもの、ということだけは変わらないのかな。なんてちらりと頭をかすめつつもでも。やっぱり延国ってステキだわー。この頃からもう掛け合い漫才状態な主と家臣団(爆笑)笑いながら困りながらでもキモチの奥底で本当に信頼しあう関係って、本当に最高ですね(^^)
読了日:10月19日 著者:小野 不由美
風の海 迷宮の岸 十二国記 (新潮文庫)の感想
泰麒~~!!!って、前巻からこんな出だししかできない(^^;)だけどだけど、この健気な子。。なぜこんな可愛い子にあんなに過酷な状況を与えてしまうんですかっ。読み始めから読み終わりまで、それでもこの子(って今は言いたい。失礼っ)にホンの少しの時間でも優しく暖かい時間があったことは救いですが。この先を考えると、そのさらに先。成獣となった泰麒と王の作る世を是非観てみたい、と思います。今まで気付かなかったけどこの1冊の中にその後を暗示させるような言葉も隠れていて・・・最後はただ祈るのみ、、になってました。
読了日:10月15日 著者:小野 不由美
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)の感想
救いの楽俊!下巻は一気にそれまでの曖昧さがなくなって、覚悟と決意の物語になる。陽子と共に異世界に迷い込み、陽子と共に理解し学んでその先を決める。景麒を救い契約を交わすときの一言が、陽子の成長を雄弁に語る声になっているんだろうな。確実に元気をもらえる物語。
読了日:10月13日 著者:小野 不由美
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)の感想
前半は苦行。何回読んでもそれは変わらない。それでもこの新装版は若干楽だったような気がするのはなぜだろう。陽子の悩みと葛藤。誰でもこころのどこかに抱える不安。魔性の子同様、ストレートに描かれる人の弱さ、醜さ、狡さあー今すぐ下巻にいきたい。って、やっぱり前半部分は苦しいんだよね。楽俊ー!
読了日:10月10日 著者:小野 不由美
魔性の子 十二国記 (新潮文庫)の感想
うわぁ!やっぱり面白い!物語の大半が不可解な謎の中。ホラーとも区分けされる何とも血塗られた世界だというのに、切なく健気でかの国への帰還を願ってしまうのは、すでにその先の世界を知ってしまっているから。映像もプラスされてるから更に、ね。タイキ、が、何故こんなに辛い目に、などとも思ってしまう(; ;)初読の印象の記憶が遠いのがすこし残念でもあるこの贅沢な望み。次、を知らなかったら怖い物語だよなぁ。
読了日:10月8日 著者:小野 不由美
一鬼夜行 (ポプラ文庫ピュアフル)の感想
小春はかわいい。んですが、なんというか世界観をなかなか把握できず、なかなか物語の中に入ることができなくて残念。テンポがあわなかったかなぁ。でも、ラストで探して迎えに来てくれたことにうるっとなりました。よかったね、小春。
読了日:10月7日 著者:小松 エメル
にょにょっ記 (文春文庫)の感想
え?もうおしまい!?と、素で驚いた。そんなに夢中で読んでいたのか私。手にした今はエンタメに心が力いっぱい行っている時なのに、読みながら涙流して笑える私。にょっ記から更にパワーアップしてるような、突き抜ける楽しさ。斜め29度くらいかなー。更に訳がわからない位置からみる不思議な視点が気持ちいい。何もわだかまらずに笑える。やっぱり侮りがたしっ穂村節!(笑)そして西さんの偽ょ偽ょっ記も素敵でした♪隅から隅まで楽しく笑おう!
読了日:10月1日 著者:穂村 弘
読書メーター