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2019年7月の読書 iPhoneから初めて

2019年08月12日 07時42分36秒 | ★★★毎月の読書まとめ
デジタルってのは何でこうややこしいんだか…
おいおい何とかなるんだろーか??
とりあえず忘れないうちにまとめをアップ!

7月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:3071ナイス数:525あなたの不幸は蜜の味 イヤミス傑作選 (PHP文芸文庫)あなたの不幸は蜜の味 イヤミス傑作選 (PHP文芸文庫)感想どの作品も初読だった。そして分かっていたけど参った。「イヤだ」と感じられることが巧みで、すっきりとできない気分にならざるを得ない。うへぇ、と思いつつも読んでしまった。宮部さんは見事。唯一面白かった。ホラー寄りと解説あったけれど私はどこか時代物に似た感覚。テーマがイヤミスなんだからすっきりもほっこりも出来ないのは分かっていたけど、ここまで見事だと…読み応え充分な分、解説の通り胸焼けしてしまった、かな。今の私にはちとキツイテーマの作品集でありました。「あなたに謎と幸福を」にも一度戻ろうかな。読了日:07月31日 著者:宮部 みゆき,辻村 深月,小池 真理子,沼田 まほかる,乃南 アサ,新津 きよみ
あの日の親子丼 食堂のおばちゃん(6) (ハルキ文庫)あの日の親子丼 食堂のおばちゃん(6) (ハルキ文庫)感想いつの間にかこのシリーズも7冊目なんですね。そして昭和から平成、令和と続く食堂でもあるわけだ。なんだか時の流れを今回は強く感じたのは昔のお話から今のネット問題まであったからかな。一子さんの言葉「災難は空から降ってくるもんだ…原因を考えちゃダメ。どうして私がこんな目に?は時間の無駄。元々理由なんかないんだから。」が心に残る。この考え方は目からうろこ。なかなかすっぱりとはいかないけれど、いつかこう言い切れるようになれたらな、と思った。時代と共に変わっていくはじめ食堂の景色。次作も楽しみです。読了日:07月28日 著者:山口 恵以子
星から来た船 下 (星へ行く船シリーズ8)星から来た船 下 (星へ行く船シリーズ8)感想物語が終わった。長い長い、長い時の果て。長く長く愛してやまない世界が、いま、ひとつの終わり「Fin」を、迎えました。この為に、このお話はずっと続いてきたんだな。「お帰りなさい」本当に、ただ、この言葉をこの場所で伝える、その為だけに。今回の「完全版」としての「星から来た船」内容はコバルトのあのお話と全く変わらないのに、なぜか今回は読むほどに「星へ行く船」が重なり「αだより」が重なり、そして麻子さんがとてもしっかり力強い。その何故?の一端が「お帰りなさい」では?読み終えた今、いろんな感情で涙が溢れて止まらない読了日:07月24日 著者:新井 素子
ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)感想30作目とのこと。5編それぞれ年代も性別も違うんだけれどそのどのお話も心が大渋滞中の私の中に優しくスルリっと染み込んでくるものでした。素朴なケーキと美味しい紅茶。中でもレモンドリズルケーキは美味しそうで思わず検索。焼いてみたい!と久しぶりに作る側への刺激にもなりました。クリームティーもいいなぁ。スコーンと紅茶。学生時代の大奮発がこれでしたっけ。本当にこんなお店があって、こんな店主さんがいて、常連さんになれたなら。ほんの少しでいいからほっと出きるこんな場所。見つけることができたならどんなにか幸せでしょうね。読了日:07月22日 著者:矢崎 存美
あなたに謎と幸福を ハートフル・ミステリー傑作選 (PHP文芸文庫)あなたに謎と幸福を ハートフル・ミステリー傑作選 (PHP文芸文庫)感想これはとても良質で心地よいアンソロジー。もちろんそれを狙って編まれたものだけれども、どれも皆、心に沁みる何か、がそれぞれに違ってそれぞれに核みたいなものがあって。とてもよい。既読は矢崎さんのぶたぶたさんと加納さんのアリス。他3編は初めてで、そしてシリーズになっているものは是非そちらも読んでみたい、と思う。手にするきっかけになったぶたぶたさんは確かにこれが何故選ばれたのかな?と思うけど、その不思議な感じがまたいいのかな。何しろぶたぶたさんですし(笑)編者細谷氏の解説も宮部さん作品の火車への連想とか感じ方が→読了日:07月18日 著者:宮部 みゆき,近藤 史恵,加納 朋子,大崎 梢,矢崎 存美
NNNからの使者 毛皮を着替えて (ハルキ文庫)NNNからの使者 毛皮を着替えて (ハルキ文庫)感想「虹の橋」という詩。そして「毛皮を着替える」ことの意味を知りました。そのお話が5話。こうして読むと猫さんたちと人との関係。不思議だなぁ。文鳥とハムスターというミニサイズな子たちしか飼ったことがなく、そして昨今の猫さんブームには全く乗れない(ペット禁止物件在住&飼えるならワンコがいいな派?)私でも今ねこちゃん居ないことをちょっと残念に思う。いや、猫さんたちのみの繋がりではないんだけれど。ミケさんの凄さが今回も光っていましたが同時に人と猫のつながりもよかったな。さりげなく現代社会の問題も盛り込まれつつ。読了日:07月16日 著者:矢崎存美
完本 妻は、くノ一(五) 国境の南/濤の彼方 (角川文庫)完本 妻は、くノ一(五) 国境の南/濤の彼方 (角川文庫)感想なるほど、この「完本」はそれぞれ2冊の合本だったのですね。初出の本では未読なのでわかりませんが違和感なく綺麗にまとまっているなぁ、と思います。短編がどれもとても面白いですし。その最終巻。つまりとにかく壮大な愛の物語、ですね?激動の時代に絡めて一組の夫婦の深いつながりをここまで読ませてきたのかな。もーアッツアツで困り果て…ましたが、とにもかくにも大団円な(なのか?)彦馬と織江の物語を最後まで見届けました。幕末をこんな風に切り取るお話って。。。戸惑いつつ、私は彦馬の江戸での謎解き暮らしの時が一番すきです。読了日:07月14日 著者:風野 真知雄
完本 妻は、くノ一(四) 美姫の夢/胸の振子 (角川文庫)完本 妻は、くノ一(四) 美姫の夢/胸の振子 (角川文庫)感想にゃん太!まさかこんな活躍があるとは思わなかったなぁ。それにしてもオスの三毛猫に私は憧れてしまいそうだ(普段は犬派ですww)恋模様と平行して進む静山の目的もだいぶん具体的に且つ若干追い詰められて来ているらしい?この先どうなるのか。「いつの日か」を支えに彦馬は日々を送るんだね。短編「ねずみ静山」がよかった。松浦静山という人の面白さと恐ろしさ。端的に笑いを含めつつ描かれていて好き。読了日:07月10日 著者:風野 真知雄
完本 妻は、くノ一(三) 月光値千両/宵闇迫れば (角川文庫)完本 妻は、くノ一(三) 月光値千両/宵闇迫れば (角川文庫)感想こらー行っちゃダメだ~な彼と恋する乙女の行動から、ここで雁二郎の正体が明かされるのだったか。14歳にどーしても映像の彼を思い起こして笑ってしまい、シビアな忍の戦い場面を普通の方向とはかなり違う楽しみ方になってしまう(笑)でもこれがこの世界、なんだよな。その全体の雰囲気は彦馬と静山が作り出したいるのだろう。書き下ろし短編でくノ一の厳しさ残酷さを描いてさて4巻にいく。読了日:07月04日 著者:風野 真知雄
いないいないばあさんいないいないばあさん感想図書館本)おばあちゃんの「いないいないばぁ」が毎回とんでもない(笑)柔らかな絵でアクロバティックなおばあちゃんとそれに単純に驚く孫くんがすっごく楽しくて読んで笑顔、です。読了日:07月03日 著者:佐々木マキ
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