梨木香歩著 新潮文庫
ひさびさの、本の話題です。
と、いっても、少し前にもう読み終わってまして、続けて2回目に突入しつつあるという・・・
この2冊は、どちらも同じ人形が中心にいます。
でも、影にかくれて表にでない。
でないのに、そこにいて、とてもとても存在感がある。
あるときは背筋が寒くなり、あるときは涙。
こころに直接感じるものがあるお話でした。
魅力ある蓉子と、おばあちゃんの人柄。。「からくり~」のお旅所を旅立つりかさんには呆然としましたし、また、「りかさん」のおばあちゃんと蓉子の姿には、どこかゆったりと懐かしいものを感じもしました。
紀久さんの生きる姿はとても厳しくて苦しいもので、その心の表現に恐怖を覚え、切なく悲しく、与希子のきっぱりとした真正面の生き方にうらやましさを覚え、マーガレットの思いがけない出来事にあっけにとられ。
そのひとつひとつの隣に、ふっとりかさんが見え隠れする。
ほんとに見事にひきつけられた作品です。
梨木さんの本は、いつも自然と不思議がとなりにいて、それが不自然ではなくとても日常であり、平凡で、でもとても怖くてやさしくて。
久々です。読み終わってすぐに2度目に突入は。
いままで読んだ作品の中で、一番かな。この2冊は。
この2冊は一度に読むのがいいなあ~と思います。続けて2冊でほぅっと・・・考える。
ひさびさの、本の話題です。
と、いっても、少し前にもう読み終わってまして、続けて2回目に突入しつつあるという・・・
この2冊は、どちらも同じ人形が中心にいます。
でも、影にかくれて表にでない。
でないのに、そこにいて、とてもとても存在感がある。
あるときは背筋が寒くなり、あるときは涙。
こころに直接感じるものがあるお話でした。
魅力ある蓉子と、おばあちゃんの人柄。。「からくり~」のお旅所を旅立つりかさんには呆然としましたし、また、「りかさん」のおばあちゃんと蓉子の姿には、どこかゆったりと懐かしいものを感じもしました。
紀久さんの生きる姿はとても厳しくて苦しいもので、その心の表現に恐怖を覚え、切なく悲しく、与希子のきっぱりとした真正面の生き方にうらやましさを覚え、マーガレットの思いがけない出来事にあっけにとられ。
そのひとつひとつの隣に、ふっとりかさんが見え隠れする。
ほんとに見事にひきつけられた作品です。
梨木さんの本は、いつも自然と不思議がとなりにいて、それが不自然ではなくとても日常であり、平凡で、でもとても怖くてやさしくて。
久々です。読み終わってすぐに2度目に突入は。
いままで読んだ作品の中で、一番かな。この2冊は。
この2冊は一度に読むのがいいなあ~と思います。続けて2冊でほぅっと・・・考える。
最近『本』のカテゴリーがちっとも動かないわたくし・・すみません。
TBありがとうございますー。これから行きま~す!
「エンジェル」は、確かにいやだなぁと思うところがありますね。
多分、これがだめな理由のひとつなんでしょうね。
まあひとつ、感想など読みにきてください
ね?続けて読むといいでしょう。蓉子のあの不思議な雰囲気の出所がわかるかんじ・・・
>つらい場面もあったけれど、暖かい物語であったよ うに思います。
そうですね。同感です。だから心に響くんですよね。
「エンジェル~」読み終わったら、是非また感想聞かせてくださいね!
こちらも面白かったぁ。
3人仕丁の「すえ~すえ~」には大笑い。
ほかにもクスリとする場面がたくさんあったし、昔の自分の雛人形を思い出したり、読んでいてつらい場面もあったけれど、暖かい物語であったように思います。
次は「エンジェル エンジェル エンジェル」かな。
読みましたかー。これはいいでしょう!
この2作品はほんとにお気に入りです~。
そうそう。内容を説明しても伝わらないんですよね。
直接感じてほしい作品です。うん。だから、
「読んで、おおっ!と驚いてもらいたい。」
は大正解だと思いますよー
賛否両論・・あるんですか?私チェックしてなくて知らなかったです。うーん。まさしく「感じ方」だから、いろいろあるかもしれないですね。心の闇の表現が厳しいところもあるし・・・
私は、実はこの後読んだ「エンジェルエンジェルエンジェル」が、ちょっと・・ね。かなり苦手で感想UP出来なかったんですけど・・ね。。
すっごく、良かったです
「裏庭」で感じた、この作家はただもんじゃないぞ、という印象を確信に変えてくれました。
でも、この作品の感想を見てみると賛否両論なのですよね。
この世界観を理解できないなんて、かわいそうだなぁと思ってしまいました。
>全然私が感じたことの半分も表現できなくて
私もそうなんです。
でも、この作品は、あんまり書いてしまうと、読みたいと思っている人に悪いかなと思うんですよ。
読んで、おおっ!と驚いてもらいたい。
な~んて、言い逃れをしておきます(笑)
こちらこそ、ごめんなさい。
あのね、どっちか消させていただこうかなーと思ったけど、中身が微妙に違うし・・・
もったいないから、このまま残させてくださいね。。いいですか?
いま、gooblogめちゃめちゃですよねー。一晩たたないと書き込み反映されないこともあるよ。。
だから、すっごお~く気長に待つと、多分書き込めてます。
なんていうか、「からくり~」も「りかさん」も全然私が感じたことの半分も表現できなくて、感想止めようか・・と思ったんですが、やっぱり書きたくて・・・(爆)
こんな中途半端なものになってしまいました。
読んだ人の読んだ感覚が一番大切だしね。
お勧めしたくてたまらなかった気持ちが強かったってことで・・
「裏庭」は、梨木さんのはじめの本なんですよね?
ん~、、なんとなく、ちょっと今と違うお話ですよね。ただ、生と死が隣にあって、っていうのは、変わらないなあ。。私もこの本はかなり時間がかかりました。ある意味、、読みづらい時もあったり・・また感想、聞かせてくださいね。
最近、Jasmineさんとこ更新ないなー、新年度だし忙しいのかなあーと、思っていました。言葉って、熟成させないとどうにもならないものがあるように思います。書けないときに無理に書くと、とんでもなく落ち込ませてくれちゃうこともあるから・・
たは。こんなどっちらけ~なblogでも、気晴らしになるようでしたら、、いつでも遊んでいってくださいませ!
自然との不思議なつながりが本当に心にしみるんですよね。
怖くてやさしくて・・・というゆきさんの感想にすごくすごく同感です。
今、裏庭を読んでいますが、梨木さんの本は片手間に読めないからなかなか進まないのです(+_+)
最近、自分のブログに自分の言葉をつづれない心境だったのですが、ゆきさんのブログにも元気もらっています。ありがとうございます。
今「裏庭」を読んでいる途中なのです。
梨木さんの本は片手間に読めないからなかなか進みません(+_+)
「梨木さんの本は、いつも自然と不思議がとなりにいて、それが不自然ではなくとても日常であり、平凡で、でもとても怖くてやさしくて。」・・・というゆきさんの感想、すっごくすっごく同感です!またからくり~りかさん読みたくなりました。
今、ちょっと自分のブログで自分の言葉を外に出すことができない心境なのですが、ゆきさんのブログ読んで、元気頂いています。
ありがとうございます
このところ、すっかりハマっています。梨木さんに。
なんとも不思議な世界を描かれる作家さんだなあ・・と。
気に入ってもらえてよかったー。
この2作もとてもいいですよ!時間あるときに読んでみてくださいまし。今回感想は半分も書いてないから。。(言葉が見つからなかったのであった~)
「家守綺譚」はまだ見つけられずにいるんです。いい作品みたいですよねー。早く手元に呼びたいなあ・・
(必殺手書きパッドで漢字を見つけたぞ~笑)
不思議で軽妙で飄々としてて、せつないお話でした。
こちらのブログで梨木さんが取り上げられているので読んでみたんだけど、好きな作家さんに加わりそう