のんびりぽつぽつ

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11月の読書

2011年12月04日 23時54分02秒 | ★★★毎月の読書まとめ
よれよれになりながら。。
活字に逃げ込む日々…で、ございます。


11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4499ページ
ナイス数:786ナイス

結婚物語(下) (中公文庫)結婚物語(下) (中公文庫)
あー笑ったっ!関東ローム層で婚約破棄か?とか新婚旅行を忘れてるとか、もうもう、、相変わらずなふたりなんだから~って当たり前です。3冊バージョンとおんなじお話!(^^)どっちかというと3冊になってる以前の方が好きかも…と思いつつサクサク楽しく読み終えました。これが25年前…やっぱりそこが感慨深いと同時に、本当にすてきなカップルだと思います。金婚式までさあ、みんなでげんきでいよう!!ねっ♪
読了日:11月30日 著者:新井 素子
結婚物語(上) (中公文庫)結婚物語(上) (中公文庫)
電車をあやうく乗り過ごすところでしたよ素子さん!(笑)ついつい夢中になって待ち合わせで友人に笑われました。外出移動中に読了。しかし、、おもしろい。このカップルを読んだのは当然○年前なのだが、いまだに大うけして読んでしまう私。上中下巻に分かれていた最初のものも好きなんですが(サブタイトルが何とも言えず。。)こうして上下巻になってもそのテンポに変わりはないですね。このまま下巻に突入します。(そうすると3冊だった当初のものも・・読みたくなるんだろうなあ私。。)
読了日:11月28日 著者:新井 素子
銀婚式物語銀婚式物語
時間も忘れ、音も聞こえず、夢中で…。読みふけったあの頃から今まで、素子姫の愛読者というかファンというか、も、生活の一部状態な追っかけというか…である自分を、ちょっと誇らしく思ってしまう。「銀婚式」です。「結婚するよ」と、写真週刊誌に乗っかっちゃったあのかわいらしい彼女が、今は銀婚式…。その日常は相変わらずちょっとずれたカップルで、でもきっとお知り合いになった人たちをいつでもあったかく包み込むだけの魅力あるお二人で…。さまざまなことを乗り越えつつ「今」がある。それを。。ほんとうにほんとうに。。心から。(続)
読了日:11月26日 著者:新井 素子
第二音楽室―School and Music第二音楽室―School and Music
「聖夜」とセットだということで。こちらは4作の短編、中編が入ったSchool and Music。年齢のせいか、一人称が「ウチ」の「デュエット」「裸樹」はなかなか自分的に感じながら読むのは難しかったけれど、普通の活字本として「音」に向かうイマドキの子のまっすぐな感覚や、恋愛感情もうまく絡めた世界は楽しめた。「第二音楽室」と「FOUR」。この2作品はハーモニーが重なっていく様を行間に「聴き」ながら読んで行かれた気がする。特に「FOUR」は好き。4台のリコーダーが4つのパートの一人一人の気持ちを重ねつつ(続)
読了日:11月25日 著者:佐藤 多佳子
おまえさん(下) (講談社文庫)おまえさん(下) (講談社文庫)
下巻はほんっとに面白い。謎が積み重なって少し息苦しい感じのする上巻と違ってテンポも気持ちが良くて。今回気づいたのは、あら、湊屋さんのはねっかえりお嬢様・・・この春にお国元に下がっていかれていたんですね。。。ってこと。あの明るさを保ってきっと居場所を見つけてくださいますように。。なんて、丸助さんを眺めつつ祈ってしまいました(笑) 八方良しの結末。これがやはり、宮部時代小説の醍醐味であると、感じ入ります。再読コース、これにて完了!
読了日:11月24日 著者:宮部 みゆき
おまえさん(上) (講談社文庫)おまえさん(上) (講談社文庫)
再読しつつ感じているのは、前2作とは雰囲気が違い、その違いってのが武家と町人の違いって言うか人情話より捕り物帳というか、霊験シリーズの2作に近いような感覚というか・・・。なんつーかうまくいえないけれど只今どこかそんな感覚で、あります。
読了日:11月22日 著者:宮部 みゆき
聖夜 ― School and Music聖夜 ― School and Music
図書館)初作家さん。なのです実は(^^;)。期限が迫っていて少し焦りましたが心配無用。非常にやさしく読みやすい文体で高校生のこころと音楽を深く描き出している、見事な作風でした。キリスト教も音楽もどこか似通った経験を持つためか聖書引用もオルガンや最後はパイプオルガンの情景も浮かびやすく、文章を追う自分とは別に、音楽が変化していく景色を感じる自分もあったように思え、なんというか二重に重なる風景をこの1冊に体験していたように思います。って。。上手く表現できないのですが。勧めてくれた友人に感謝。
読了日:11月16日 著者:佐藤 多佳子
日暮らし(下) (講談社文庫)日暮らし(下) (講談社文庫)
満足。満足っ。いつも「日暮し」はラストでとっても満足する。今回はこのつづきがあるのが嬉しいけれども、なんだかこのままでもOKのような。。(笑)弓之助がお春の事情を駕籠に揺られつつ泣きながら話す場面に、ああ、やっぱりおでこや弓之助をこういう事件に関わらせたくないなあ…と思ってしまう。それは無理なお話だ、と判ってはいるんだけれど。子どもの描写に妙に気持ちが行くのが今回の再読コースの特徴かな?
読了日:11月14日 著者:宮部 みゆき
日暮らし(中) (講談社文庫)日暮らし(中) (講談社文庫)
湊屋の事情の段に3日もかかってやっと読み終える。。雑用過多でペースダウンとはいえ、、体力ないなあ。(ため息)彼はどんな感情をその心の奥に隠しているのだろう?なんともいえない虚しさも感じる。佐吉をこころから信じるこちら側の人々の暖かさとのあまりの対照的なところが、妙にひっかかった再読でありました。
読了日:11月12日 著者:宮部 みゆき
日暮らし(上) (講談社文庫)日暮らし(上) (講談社文庫)
「ぼんくら」と同じ構成で最初は連作短編のようにみせつつ・・・・中に進むのだよね。おでこがやっぱりかわいい!なんて素直でまっすぐな子だ!と、このエピが一番最初だったことを忘れてた。。(をい)「嫌いの虫」その言葉も物語もなんともいえず上手いなあと思う。長助ちゃんはいま、どこでどうしているのだろう。。なんて再読重なると思うところもあったりして。さあ「中巻」は、走ろう!
読了日:11月08日 著者:宮部 みゆき
ぼんくら(下) (講談社文庫)ぼんくら(下) (講談社文庫)
ふと、、思う。このまま幽霊が幽霊のままだったら…と。と、これは「日暮らし」を知ってるからこその感想であって、、再読何度目だ?だからこそのものだけど。今回のラストに妙にしんみりしてしまった。のは自分の精神状態の影響もあるね。お徳さん。大好きです!あなたを泣かせたくないというの、すごくすごく、わかる。
読了日:11月05日 著者:宮部 みゆき
ぼんくら(上) (講談社文庫)ぼんくら(上) (講談社文庫)
(ネタバレ)再読×何回目? 相変わらず一気に惹きこまれる。「震える岩」から続いて読むのは初めてだけど、明らかに作風というか描く視点が変わっている。始めの短編連作のような感じから「長い影」に向けて、構成は秀逸で単なる捕り物帳ではないのだ。うーん。最高!弓之助ってそういえば、最初は測ってばかりだったんだっけ。これがまた深いんだよなあ。ああもう。即効で下巻突入!
読了日:11月02日 著者:宮部 みゆき

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
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