夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京の郊外は、どんよりとした曇り空を迎えて 《初出2007.12.22.》

2008-06-03 11:05:07 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、朝方3度の寒さとなり、
どんよりとした曇り空で、午後の3時過ぎから雨が予測されて折、
最高気温も10度以下の日となっている。

深夜に一時的に雹(ひょう)が降り、明日の午前中まで雨となっている。

サラリーマンの多くの人達は、本日より3連休が多い、
とテレビのニュースで報じていたので、
私は天上の気候の神々が秘かに采配されたのかしら、
と思ったりしている。

現役のサラリーマンの方たちは、
昨今流行の成果主義の下に、私の現役時代よりも一層激務となり、
忘年会などもこなして、あと何日頑張れば仕事収めを迎えるので、
心身共にお疲れで今朝を迎えているのだろう、
と思っているからである。

こうした状況と思われるので、
せめて雨の降った時、ご家族でゆっくりと過ごされ、
天気の回復した24日のクリスマス・イブを迎える、
とお節介なことを祈願したりしている。

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私の最も好きなクリスマスのアルバムは・・♪ 《初出2007.12.21.》

2008-06-03 11:02:29 | 音 楽
ここ1週間、買物などで街に出たりすると、
スーパー、専門店の店内で、クリスマス・ソングが流れたりしている・・。

私はクリスチャンでないので、キリストの行事に関して興味がないが、
敗戦後の日本はこの時節は、多くの人々がクリスマス・シーズンを親しまれ、
街、家並みが染まり時でもある。

私はクリスマスに関しての歌は、現役時代に職業柄数多く聴いたりしたが、
心に残る最も好きなアルバムの一枚がある。

ダンス・クィーンなどと称されていたドナ・サマーが、
1994年に名プロデューサーのマイケル・オマーティアンとの共作に寄る
『CHERISTMAS SPIRIT』と題されたアルバムである。
日本で発売されたアルバム・タイトルは、
『ホワイト・クリスマス/ドナ・サマー』となっている。

真の大人の歌手が声量たっぷりに唄い上げ、オーケストラとゴスペラ・コーラスを背景にした作品である。

黒人霊歌を根底に育ったドナ・サマーが、真摯に唄うクリスマス・ソングの一曲でも聴くと、
まさに使い古された言葉であるが、鳥肌が立ち、思わず襟を正す、

かといって、どなたでも親しみのある名曲ばかりであるので、
たとえ一流のホテル、街のお洒落な居酒屋でも聴きやすいアルバムでもある。

私は先程から、『ホワイト・クリスマス』、
『クリスマス・ソングス』、『神の御子は今宵しも』
そして『もろびとこぞりて』等を聴いたりしているが、
やはり日常生活でキリスト教に切望し、親しみを持たれた類(たぐい)稀(まれ)な歌手に、
底知れぬ唄声に降参し、魅了されるのである。

尚、私のクリスマスの思い、そして我が家のクリスマス・イブに関しては、
『我家のクリスマス・イブ・・♪』と題して、
2006.12.24.にこのサイトに投稿しているので、
省略する。






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東京の郊外は、初冬の陽射しに恵まれて 《初出2007.12.21.》

2008-06-03 11:00:10 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、穏(おだ)やかな朝の陽射しを迎えている。

屋根、そして庭の一部は霜で白いヴェールとなり、
モミジの朱色の落ち葉に霜がうっすらかかって折、
和菓子のように観えたりしている・・。

こうしたさりげない情景を眺めたりしていると、
社会の喧騒も遠い世界のように感じるのである。

日中は12度前後の陽気につつまれるが、
明日からの天気は、下り坂となると予測されて折、
本日の私の責務としては、散策と買物、
そして年末まで支払い、受け取り等で銀行、郵便局を廻る予定である。

その上、昨日仕上げた年賀状を、
郵便局の片隅にいる40代の私の好み顔立ちの女性に手渡そうかと、
余計なことを考えている。


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家の外に、一歩に出ない日・・♪   《初出2007.12.20.》

2008-06-03 10:57:59 | 定年後の思い
私は年金生活の四年生の身であるが、
日中のひととき、買物、散歩などで出かける時が多いが、
週に一回程度は、出かけない時もある。

庭の手入れをしたり、大雨の時などもあるが、
本の整理とか本を読んだりした時もある。

本日の場合は、年賀状を仕上げてしまおうと、
一年の近況の綴りを庭に下り立ち思案して、
午後の2時間ばかりで、70数通プリントまでした。

私は多くの人と同様に、宛名ソフトを使用している。

ただ、この一年、転居された知らせ、
喪中などの連絡を受けた場合は、住所録、送付先条件などを直ぐに変更することにしてきた。

昨年までは、まとめてすればよい、としてきたので、
まごつくことが多かった。

それでなくとも、年に一回だけ宛名ソフトを使用することが多かったので、
今年は春先に転居通知を受けた時、
この宛名ソフトの住所録の画面を開き、
こうだっただよね、と心の中で呟(つぶや)いたりし変更をしたりしている。

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『昭和』からの伝言・・♪   《初出2007.12.20.》

2008-06-03 10:52:04 | 読書、小説・随筆
私は本屋に寄るのが好きであるが、
愛読している作家の本にめぐり逢えない時、
ときおり古本屋に行ったりする時もある。

古本屋の書棚で目的とした本が探せなかった時など、
偶然にかって愛読した作家の本に逢ったりするのである。

昨日の日中も書棚で、かって熱愛した作家が偶然に目が止まり、
この方、こうした本も書かれていたんだ、と未読の本を手に取ったりした。

著作者は今は亡き小説家の山口 瞳であり、
私は平成の初めの頃に熱愛し、集中的に読んでいた作家のひとりである。

今回、偶然に触れたのは、『同行百歳』(講談社文庫)、
『続・礼儀作法入門』(新潮文庫)の2冊であった。

前者の作品は、昭和51年頃に『小説現代』などに初出誌で、
単行本として昭和54年の夏に刊行された本である。

後者の本は『私流頑固主義』の題目で、
祥伝社より昭和51年の師走時に刊行された本である。

いずれの本ものちに文庫本となり、私が手にした次第である。

作家の山口 瞳は、大正15年(1926年)に東京で生を受け、
平成7年(1995年)の夏に死去されたが、
数多く著作品を残された。

生粋の東京人であり、私は昭和という時代を何時感じて、
この作家からの作品は、昭和からの伝言、
或いは遺言として読んでいる。

今は亡き作家と交遊のあった人々からは、
頑固で偏屈だけれど、心やさしい人生の達人、
と称されている。

私は昭和19年に東京の郊外で生を受けたが、
昭和の終わる時までは、45年の歳月を過ごしているので、
私より20年先に過ごされた昭和のご様子をこの作家から学んでいるのである。

そして、この作家より導かれて、
改めて昭和という時代に愛惜を寄せながら、読んだりしている。

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私は茶坊主、そしてメール・ボーイ・・♪   《初出2007.12.19.》

2008-06-03 10:49:45 | 定年後の思い
東京の郊外は、初冬の陽射しに恵まれているが、
午後より曇りの10度足らず寒い日を迎える。

私は年金生活の四年生の身であり、
買物と散策、ときおり庭の手入れをする程度で、
読書をしていることが多いのである。

日常の洗濯、掃除、料理は家事のことであり家内の範疇とし、
私はもっぱら茶坊主に徹している。

私が目覚め、コーヒー、牛乳を家内の枕元に置いて、
1日がはじまるのである。

日中の家内の家事の合間、
『XXちゃん・・コーヒーで飲む?・・』
と聞いたりして、即コーヒーなどを淹れたりしている。

日中の買物は、家内がスーパーの数軒のチラシに赤丸を付け、
これが我が家の必須の買物となり、
あとは私が勝手に購入しているのが実態である。

この師走の時期は、大掃除が加わるので、
ときおり補助員程度であり、家内が殆ど孤軍奮闘をしている。
この上、家内は年末年始の準備、
家内の母が年末の28日に来て頂き、年始の4日まで滞在して貰うので、
何かと忙しいのである。

私は何かと落ち着かないので、
『何か・・買ってくる物ないの?』
と私は家内に訊(たず)ねたりしている。

家内から、洗剤などの日用雑貨、消耗品などを指定され、
私は明るく返事をして、買物に出かけたりしている。

師走の時節は、私は年賀状、庭を小奇麗に掃き清める程度であるが、
ときおり家内から、
『この品・・なくなりそうだから・・買ってきて・・お願い・・』
と突然、注文されるのが多いのである。

私は明るく返事をして、何かしら解放されたようであり、
少年のような心持で、いそいぞと出かけたりしている。

尚、私の現役時代から、同じするなら明るく楽しく元気よく、
と云うのが私の信条である。


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私の秘かな愛読書、高田 宏・著の『雪恋い』 《初出2007.12.18.》

2008-06-03 10:47:25 | 読書、小説・随筆
午後のひととき、奥の書棚から一冊の本を取り出して、
読んだりしていた・・。

高田 宏・著の『雪恋い(ゆきごい)』(新宿書房)であるが、
昭和62年(1987年)の今頃の時節に、本屋の新刊本コーナーで偶然に見つけ、
購入したのである。

私は東京の郊外で幼年期の時、冬の時節は少ない年でも30センチ前後は、
雪が降り、番傘を差して、雪に埋もれた田畑を突きって、登校したりした。

ここ30年前後は、雪が降っても10センチ前後であり、
樹木がうっすらと雪化粧する程度である。

このように私なりに雪に対して、哀歓のような想いでがあるので、
毎年、雪を求めて、家内と国内の各地に旅行に行ったりしている。

この愛読書は、5年か6年ぐらいで開く本であるが、
私の秘かな愛読書となっている。


本の帯には、


雪の詩と散文に寄せて・・・

自ら「雪国人」と名乗る著者が、
     90余の作品を紹介しながら、
雪を愛する人々とその風土をつづる、
     書き下し長編エッセイ。


と明記されている。

尚、これ以前に雪に関して学んだのは、
つたない私の読書歴からは、鈴木牧之・著の『北越雪譜」となっている。


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我が家は、早くも今年のラスト・カウントが・・♪ 《初出2007.12.18.》

2008-06-03 10:44:47 | 定年後の思い
東京の郊外は冬の陽射しに恵まれて、穏(おだ)やかな朝を迎えている。

ここ数日、我が家では、
『今年・・この日は・・最後の日だから・・』
と家内との合言葉となったりしている。

私達夫婦は、調布市に住んでいるので、
ゴミの収集日が気になっているのである。

例えばペットボトル回収して下さる年末の最後は、24日(月曜日)となって折、
昨日の17日(月曜日)などは『燃やせないごみ』の最終日となっていた。

私は庭の手入れの最後に掃き清めたりするので、
何かと『燃やせるごみ』がここ10数年気にしているのである。

いつの年か忘れたが、回収日が早く、
やむえず庭の外れにあった物置で、
『年始の6日まで・・置かしてね・・』
と私は心の中で呟(つぶや)き、落ち葉などを指定袋に入れて、
年越しとなったのである。

今年は28日(金曜日)となっているので、前日まで掃き清め、
家内の母の来宅を待ちわびれば良い、と微笑んだりしている。


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昨今、私が愛読している作家は・・♪  《初出2007.12.17.》

2008-06-03 10:41:24 | 読書、小説・随筆
私は高校生の時から、小説、随筆などを読むのが好きで、
定年退職後の4年生の今でも、趣味としては読書を優先としている。

25歳を過ぎた時、遅ればせながら企業に中途入社したので、
ビジネス本も加わり、40代の頃からは現代史、歴史書の分野に興味が深まり、
たとえ読書と云えども乱読であったが、
睡眠時間を多少割(さ)いても本に向き合っていた。

定年退職後はサラリーマンの生活は卒業したので、
ビジネス分野に興味がなくなったが、
相変わらず小説、随筆、現代史、歴史書などの分野に興味がある・・。

どなたも同じと思われるが、音楽と同様にひとりの作家に魅了された時、
その作家の作品の数々を読みたくなるのである。

私の昨年の初めは、数学者・作家の藤原正彦、
秋頃から歴史作家・塩野七生、
そして今年の夏過ぎから作家・佐野眞一、
この三氏となっている。

いずれもこの三氏に関しては、魅了されて以来は注視しているので、
本屋の店頭で見かけると、購入してしまうのである。

更に、少しでも関係記事があれば、
昨年などは『婦人公論』の特集のひとつであるが、
藤原正彦ご夫妻の対談記事があり、読みたくて、
恥ずかしくあったが購入したりしている。

そして本日などは、過日、新聞広告に載っていた文庫本を購入した。
阿川佐和子・対談集の『阿川佐和子の会えばなるほど~この人に会いたい 6~』(文春文庫)であり、
阿川佐和子・女史が19人の諸氏と対談しているのであるが、
この中のひとりが藤原正彦さんなのである。

私は愛読者として、魅了された作者には、たとえ男性の作家といえども、
熱愛してしまうタイプなのである。

そして、作者の著作に関しては、真摯に行間の思いまで感じ取れるように、
大切に時間を掛けて、読んだりしている。

私は齢を重ねた63歳の身であり、
同世代でときおり女狂いに熱狂するお方も折、
私の知人にひとりだけ知っている。

私は羨望と嫉妬も多少思う時もあるが、
体力の衰えた今、妖艶な人との逢びきは夢の世界でお逢いいたしましょうね、
と思ったりしているのである。

こうした状況のせいか、私は益々読書狂いとなり、
活字中毒のいたわしい身となっているが、
未(いま)だに何かと読書の時間が欲しいなどと、年金生活の身で公言したりしている。



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昼時、駅前に出れば・・♪   《初出2007.12.17.》

2008-06-03 10:35:34 | 定年後の思い
私は遅い朝食の後、散歩がてら、駅前に出ることにした。
バスの通り大通りを避けて、旧街道を20分ばかり歩いた。
この旧街道は小学生の時、下校の帰り道のひとつであり、
ここ退職後の3年間は季節が変わるたびに歩いたりしている道である。

私の住む東京の郊外である調布市は、
昭和30年の初めに急激に住宅地に変貌したが、
幼年期から観ている情景が所々に残っているので、
懐かしいのである。

駅前の商店街に出ると、本屋に寄り、4冊の本を購入した後、
コーヒー・ショップの『ドトール』で、
コーヒーを飲みながら、本を開いたりしていた。

この後、家内から云われた数品の買物をし、
トボトボと散策し、帰宅した。

何時もの散策、買物であるが、
少し行き先を変える、と心に余韻が残るので、
私はこうしたことも、ささやかであるが楽しんだりしている。

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東京の郊外は、初冬の陽射しに恵まれて 《初出2007.12.17.》

2008-06-03 10:33:46 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、早朝はマイナス1度となり、12月として一番の寒さであったが、
日中は風もない11度前後の陽気、と予測されている。

昨日は北風がときおり吹き、寒い1日であったが、
本日は風もなく穏(おだ)やかな日中を迎えることができる。

今年も二週間ばかり残すのみとなったが、
私の実感としては、日々は早く過ぎ去っている、
とぼんやりと感じている。

そして、現役で働いている人達に、勤務は何かと苦楽が伴うが、
二週間弱と思われるので、身体に気を付けて頑張って下さい、
と秘かに思ったりしている。

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ときおり、北風は吹き、寒い日中となり・・♪  《初出2007.12.16.》

2008-06-03 10:29:16 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、昨日と同様の初冬の快晴に恵まれていたが、
ときおり北風が吹き、体感は寒く感じた。

家内は、家内の母を年末年始に来宅して貰うので、
数日前から準備にかかっている。

奥にある八畳の和室に泊まって頂くのであるが、
昨年と同様に居間の部屋にも炬燵を設置する準備に取り掛かっている。

私は家内の指示棒で、炬燵、布団、毛布、座布団の運び役に徹している。

このように外出することもなく、奥の八畳と居間を往復したり、
ときおり主庭に下り立ち、家内と毛布などをはたいたりした。

私は毛布もさることながら、
北風の吹くたびに、葉の残った落葉樹が散っているのが気になるのである。

何時もの事ながら、我が家は私達夫婦だけの家庭であるので、
夕暮れから、のんびりと居間で過ごし、
ガス・ファンヒータの暖かさを享受している。

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毎年、年賀状を綴る頃は・・♪   《初出2007.12.16.》

2008-06-03 10:27:35 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身であるが、
現役時代と変わらず、年賀状に関しては、
郵便局がこの日まで投函しないと元旦に配達出来ません、
と公知される期限日の寸前に郵便ポストに入れることが多い。

私はどうせ年賀状を綴るからには、単なる挨拶状でなく、
少なくともこの一年の近況を認めるのである。

この近況の知らせを親族、親戚、知人、友人等に数種類書き分けているのである。
現役時代の頃は、上司、同僚なども当然として加わっていたので、
私なりに工夫した文面を作成していた。

先程から、玄関庭で煙草を喫いながら、
今年の一年の近況をどのように的確に表現しょうか、
と思案したりしていた。

花梨(カリン)の樹木は、わずかに残った淡い黄色の葉が揺れ、
取り損なった7つの大きな実の黄色を更に深めた色付きを眺めたりして、
考え込んでいる。

先手必勝という古来からの言葉は知っているつもりであるが、
私の悪い癖として、毎年、長距離ランナーに例えるならば、スタートは遅く、
最後は程々の着順かしら、
と苦笑しているのである。

古人から、文は人なり、という至言があるので、
たった年賀状一枚と云えども、粗末にはできないのである。

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この人生、好奇心を失(な)くしたら・・♪  《初出2007.12.16.》

2008-06-03 10:25:42 | 定年後の思い
私は中小業のサラリーマン生活を終えて、4年生となっている。

私は幼年期いじけた可愛げない子供であったので、
何かしら劣等感が潜んで、孤独と卑屈な面もある。

こんな私は個性と独創性を目指して自己格闘し、
大学中退後色々とまわり道をした上、
一介のサラリーマンとして35年間過ごしたが、
つたない私なりに、この人生は何事も好奇心を失くしたら終わりだ、
と50代なかばで気付いたのである。

定年退職後の年金生活と決め付けたのは、55歳の時であり、
つたないなりに自在の生活を過ごそうとした。

こうした思い、退職後の日々は、このサイトに綴っている。

私は何事も心の思いを文章で表現することしか出来ないので、
殆ど毎日数通投稿しているので、このサイトだけで少なくとも3千通となっている。

ときおり、昨年の今頃は、或いは定年退職後の心の思い、
と読み返したりし、自身の心の発露、うつろいに微苦笑したりしている。



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今宵、『三日月』を眺めれば・・♪   《初出2007.12.15.》

2008-06-03 10:21:22 | 定年後の思い
先程、玄関庭を下り立ち、薄暗い中、煙草を喫っていると、
綺麗な三日月が観えた・・。


東京の郊外は、昼下りまで初冬の陽射しにつつまれて、
私は数時間ばかり庭の手入れをした。
そして庭を掃き清め、入浴し、
煎茶を淹れて庭を眺めたりしていると、
天気予報にささやかな抵抗を示し、小雨が降りだしてきた・・。

私は秘かに天上の気候の神々に感謝をしたのである。
程々清めた庭は、一時間ほどの小雨が降り続いたが、
更に潤(うるお)いのある情景とになったのである。


先程から初冬の寒空の中、凛とした三日月を見つめていたが、
昨年の今頃であったならば、
『絢香(あやか)ちゃん・・』
と心の中で呟(つぶや)いていた。

詳細については、昨年のこのサイトで11月5日に於いて、
『秘かに、絢香という歌手に魅了・・♪』と題して、
綴っているので省略する。

今の私は、50、60代の女性に思いを重ねてしまうのである。

私は齢を重ねた63歳の身であるせいか、
この世代の女性にしぐさ、言葉遣(づか)い、そしてときおり妖艶な表情を感じるので、
若い女性には幼さを感じてしまうこともあり、
やはり女性の魅力はこの世代にならないと、
と余計なことを思っているのである。

こんな思いで三日月を眺めれば、
古来の『竹取物語』の創作者は怒るかしら、と苦笑している。


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