夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

我が家の家内は、原則としてパソコンに触れないが、ときおり触ると・・。

2011-07-03 14:16:55 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身である。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
古惚けた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして、共通の趣味は、国内旅行なので、ときおり日本の各地を旅行したりしている。

このような生活の中で、私はパソコンを日常の友のひとりとして、愛用しているが、
家内は原則として、パソコンに触れない・・。

我が家のパソコンは、私が最初に購入したのは、
確か1983(昭和58)年の頃であったと思われるが、
あくまで私専用のパソコンであり、その後に幾たびか買い換えたりしたが、
インターネットの回線を施設したのは、遅ればせながら私の定年退職時の数ヶ月前で、
2004年(平成16)年の夏であった。

そして、私は家内には、
インターネットの検索程度ぐらいは、覚えたほうが何かと便利よ、と日頃から言ったきた・・。


しかし、家内は興味を示すことがなかった。
やむなく私は、家内は旅行先などで、ゲーム機を見つけると熱中するタイプだったので、
パソコンに馴染んでもらおうと、パソコンのソフトに搭載されているゲームの『ブロック崩し』、
『こいこい』などを開いて、家内に仕向けると数時間は触れていた・・。

その後、国内旅行で私が宿泊先、観光案内などの検索をして、
途中から家内に交代すると、マウスを動かしながら、関連項目まで検索するようになった。

しかしながら、家内は自身からキー・ボードから、検索項目をキー・インするには、
おぼつか無く抵抗感があるらしく、私が検索項目を入力した後、家内と交代している。

そしてまもなく、私は家内に
『パソコンは独学で覚えてきたので・・自己流なので・・意外と基本的な事は知らないことがあるので、
近くにあるパソコン教室で・・初級を1週間ぐらいで教えてくれる所があるから・・行ってみた方が良い・・』
と進言してきたが、いいのよ、と興味を示さなかった・・。


私は現役サラリーマン時代の1971(昭和46)年から1991(平成3)年まで、
情報畑に勤めていた。
こうした中で、初心者、中高年の方に責務のひとつとして、
相手の性格を配慮して、教えたりして、何かと好評であった。

この体験を応用して、家内にJISキー・ボードの入力方法を優(やさ)しく教えたりしたが、
ひとときは覚えたりしたが、もともと興味がないようで、
結果的には、今でも私が家内から言われる検索項目を入力している。

家内は茶事に関しては中学生から学んでいるので、程々に習得しているので、
私は茶事のことを幾たびか家内から教えて貰っているが、
私は数ヶ月したら忘れることが多いので、お互い様、と私は苦笑している。


しかしながら家内は、血液型はA型のなせる技か、
国内旅行の思案、検討している宿泊先、観光案内などをネット検索を始めると、
少なくとも3時間ぐらいは徹底的に調べる。

我が家はたった一台しかパソコンがないので、
私がネットで調べ事、或いはブログ投稿文をしょうとしても、
ときおり家内がパソコンを独占するので、
困惑することもある。

そして、私がブログに関して、色々と綴っているのは家内は解っているが、
どのような内容を綴っているのか知らないし、
干渉もしない不思議な夫婦である。

尚、最近たまたま新たにバソコンを購入したので、従来のバソコンは予備機としているので、
我が家は2台となった。
この結果、ときたま家内がパソコンで検索に熱中しても、
血液B型の私は笑っていられるのである。


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