私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
いつものように読売新聞の朝刊を読みながら、11面の【経済】面のひとつの記事に、
深く溜息〈ためいき〉させられながら、精読した・・。
《 「政治の混迷、涙が出る」
全銀協の永易新会長 》
と見出しされた記事であり、無断であるが転載させて頂く。
《・・
全国銀行協会の新会長に1日付で就任した永易克典・三菱東京UFJ銀行頭取は8日、
読売新聞の取材に対し、
「被災者のことを考えると、政治の混迷には涙が出る。
情けない。
特に、この1週間は目に余る。
電力問題は最大の不安要因になっている」
と述べ、原子力発電所の再稼働問題などで、迷走を続ける政治の現状を批判した。
そのうえで、「電力の安定供給を確保して産業を守るためにも、つなぎ融資に応じるのは当然だ」
とし、銀行界をあげて電力会社の資金繰りを支援していく考えを示した。
原発事故については
「事故の収束と被災者への賠償を最優先にすべきだ」と強調した。
菅首相が再生可能エネルギー特別措置法案の成立を退陣条件としている点については、
「被災者への賠償が優先順位の一番。
夢みたいなのを出してくるのは、順序が違う」と述べた。
( 読売新聞 2011年7月9日 朝刊 )
・・》
注〉記事の原文にあえて改行を多くした。
私は若き時に大学を中退し、映画・文学青年の真似事をし、挫折した後、
民間会社の中小業の音楽業界のあるレコード会社に勤め、奮闘したりしたが、
業界全般のリストラ旋風の中で、定年の5年前に出向したりして、
35年ばかりサラリーマンの体験をした拙〈つたな〉い身である。
定年後は、年金生活をして、ブログなどで日常のあふれる思いを心の発露として、
投稿文を綴ったりしている。
無念ながら政治にも疎〈うと〉く、やむなく季節のうつろいの情景に心を寄せていること、
そして旅先の思い、本のことなど、映画のこと、音楽のことなど
或いは50、60代の中年女性のしぐさ、言葉に魅了されていることなどを綴ったりしている。
しかしながら新聞を読んだり、NHKのニュースなどを視聴した時、
余りにも心の節度をなくした政治家の一部の方の言動に、
いたたまれず、ときおり投稿をしたりしている。
ここ一週間は、やむなく、
一昨日の7日には、【 菅首相は、原発、そして国政を持て遊ぶ非国民である、と私は妄想を重ねて・・。】
昨日の8日は、【 『菅総理 独り舞台 民〈たみ〉も泣く・・』、と政治に疎〈うと〉い私でも、困惑し・・。】
と題して、菅首相の政権与党の最高責任者としての言動のひどさ、
肝要な閣僚、自治体の首長、市町村のお住まいの人たちまで困惑させ、
復興の確固たる指針も示さず、一貫性もなく、復興の時間を遅延させているので、
菅首相は非国民、と妄想を重ねたりしてきた。
今回の全国銀行協会の新会長の永易克典・三菱東京UFJ銀行頭取の発言は、
まぎれなく正鵠な言葉を公言した、と私は微苦笑させられた。
氏は私にとっては、未知のお方であり、
エリート街道を歩まれて栄進し、そして銀行業界の頂点に栄達されたお方で、
もとより私などとは、平素でもお逢いできない人でもあるが、
菅首相の唐突とした迷走した言動に憂いを感じるのは、同じであった、
と私は深く受け止めたのであった。
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いつものように読売新聞の朝刊を読みながら、11面の【経済】面のひとつの記事に、
深く溜息〈ためいき〉させられながら、精読した・・。
《 「政治の混迷、涙が出る」
全銀協の永易新会長 》
と見出しされた記事であり、無断であるが転載させて頂く。
《・・
全国銀行協会の新会長に1日付で就任した永易克典・三菱東京UFJ銀行頭取は8日、
読売新聞の取材に対し、
「被災者のことを考えると、政治の混迷には涙が出る。
情けない。
特に、この1週間は目に余る。
電力問題は最大の不安要因になっている」
と述べ、原子力発電所の再稼働問題などで、迷走を続ける政治の現状を批判した。
そのうえで、「電力の安定供給を確保して産業を守るためにも、つなぎ融資に応じるのは当然だ」
とし、銀行界をあげて電力会社の資金繰りを支援していく考えを示した。
原発事故については
「事故の収束と被災者への賠償を最優先にすべきだ」と強調した。
菅首相が再生可能エネルギー特別措置法案の成立を退陣条件としている点については、
「被災者への賠償が優先順位の一番。
夢みたいなのを出してくるのは、順序が違う」と述べた。
( 読売新聞 2011年7月9日 朝刊 )
・・》
注〉記事の原文にあえて改行を多くした。
私は若き時に大学を中退し、映画・文学青年の真似事をし、挫折した後、
民間会社の中小業の音楽業界のあるレコード会社に勤め、奮闘したりしたが、
業界全般のリストラ旋風の中で、定年の5年前に出向したりして、
35年ばかりサラリーマンの体験をした拙〈つたな〉い身である。
定年後は、年金生活をして、ブログなどで日常のあふれる思いを心の発露として、
投稿文を綴ったりしている。
無念ながら政治にも疎〈うと〉く、やむなく季節のうつろいの情景に心を寄せていること、
そして旅先の思い、本のことなど、映画のこと、音楽のことなど
或いは50、60代の中年女性のしぐさ、言葉に魅了されていることなどを綴ったりしている。
しかしながら新聞を読んだり、NHKのニュースなどを視聴した時、
余りにも心の節度をなくした政治家の一部の方の言動に、
いたたまれず、ときおり投稿をしたりしている。
ここ一週間は、やむなく、
一昨日の7日には、【 菅首相は、原発、そして国政を持て遊ぶ非国民である、と私は妄想を重ねて・・。】
昨日の8日は、【 『菅総理 独り舞台 民〈たみ〉も泣く・・』、と政治に疎〈うと〉い私でも、困惑し・・。】
と題して、菅首相の政権与党の最高責任者としての言動のひどさ、
肝要な閣僚、自治体の首長、市町村のお住まいの人たちまで困惑させ、
復興の確固たる指針も示さず、一貫性もなく、復興の時間を遅延させているので、
菅首相は非国民、と妄想を重ねたりしてきた。
今回の全国銀行協会の新会長の永易克典・三菱東京UFJ銀行頭取の発言は、
まぎれなく正鵠な言葉を公言した、と私は微苦笑させられた。
氏は私にとっては、未知のお方であり、
エリート街道を歩まれて栄進し、そして銀行業界の頂点に栄達されたお方で、
もとより私などとは、平素でもお逢いできない人でもあるが、
菅首相の唐突とした迷走した言動に憂いを感じるのは、同じであった、
と私は深く受け止めたのであった。
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