私は昼下がりのひととき、居間にある映画のビデオ、DVD棚から、
1本のビデオ・テープを取り出した。
デビット・リーン監督の『戦場にかける橋』(1956年)である・・。
英国軍の仕官を演じたアレック・ギネスの名演を観たく、鑑賞したのである。
もとよりこの作品は、第二次世界大戦中、日本軍によるビルマ~タイの戦場に於いて、
輸送物質等による戦線拡大を図る為、
この途上にあるクワイ川の鉄橋建設をめぐる作品である。
そして日本軍の将校(早川雪州)の指揮下の中、
英国軍の仕官(アレック・ギネス)等が捕虜収容所に置かれた状況、
そして米国人の水兵(ウィリアム・ホールデン)の3者の気質が明確に描かれた名作である。
この映画を私が最初に観たのは、
渋谷の映画館で座席に座れず満員の中、立ちつくし、
確か小学6年か中学1年の頃であった。
その後、20代の前半に名画を上映している映画館で、
そして50代でWOWOWで放映されていたのをビデオ・テープに収録しながら、
観たりしていたのである。
そして、恥ずかしながら2年前に初めて気付いたのは、
フランスの作家でピエール・ブールが第二次世界大戦の実話に基づいて、
創作されたベストセラー作品と知り、
この時は思わず苦笑させられたのである。
私は名画の場合は、小説、随筆と同様に、たとえば10年毎に観たりすると、
自身の感慨が深められるから好きなのである。
監督のデビット・リーンに関しては、秘かに敬愛する監督のひとりで、
『戦場にかける橋』(1956年)を初めて鑑賞した後、
高校生の時に『旅情』(1955年)、大学生の時『逢びき』(1945年)、
そして有楽座のロードショウの初日に『アラビアのロレンス』(1962年)を観たりしている。
その後は、『ドクトル・ジバコ』(1965年)、『ライアンの娘』(1970年)、『インドへの道』(1984年)を、
ビデオ・テープで自宅のテレビで観たが、
こうした大作は映画館のスクリーンで観るべきだった、
と後悔しているのが本音である。
余談であるが、私は家庭を持った時は、
『逢びき』(1945年)の女主人公の夫のような男性になってみたい、
と独身の20代の初めの頃に思ったりしていた。
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英国軍の仕官を演じたアレック・ギネスの名演を観たく、鑑賞したのである。
もとよりこの作品は、第二次世界大戦中、日本軍によるビルマ~タイの戦場に於いて、
輸送物質等による戦線拡大を図る為、
この途上にあるクワイ川の鉄橋建設をめぐる作品である。
そして日本軍の将校(早川雪州)の指揮下の中、
英国軍の仕官(アレック・ギネス)等が捕虜収容所に置かれた状況、
そして米国人の水兵(ウィリアム・ホールデン)の3者の気質が明確に描かれた名作である。
この映画を私が最初に観たのは、
渋谷の映画館で座席に座れず満員の中、立ちつくし、
確か小学6年か中学1年の頃であった。
その後、20代の前半に名画を上映している映画館で、
そして50代でWOWOWで放映されていたのをビデオ・テープに収録しながら、
観たりしていたのである。
そして、恥ずかしながら2年前に初めて気付いたのは、
フランスの作家でピエール・ブールが第二次世界大戦の実話に基づいて、
創作されたベストセラー作品と知り、
この時は思わず苦笑させられたのである。
私は名画の場合は、小説、随筆と同様に、たとえば10年毎に観たりすると、
自身の感慨が深められるから好きなのである。
監督のデビット・リーンに関しては、秘かに敬愛する監督のひとりで、
『戦場にかける橋』(1956年)を初めて鑑賞した後、
高校生の時に『旅情』(1955年)、大学生の時『逢びき』(1945年)、
そして有楽座のロードショウの初日に『アラビアのロレンス』(1962年)を観たりしている。
その後は、『ドクトル・ジバコ』(1965年)、『ライアンの娘』(1970年)、『インドへの道』(1984年)を、
ビデオ・テープで自宅のテレビで観たが、
こうした大作は映画館のスクリーンで観るべきだった、
と後悔しているのが本音である。
余談であるが、私は家庭を持った時は、
『逢びき』(1945年)の女主人公の夫のような男性になってみたい、
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