夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

齢ばかり重ねた私でも、夢のひとときは果てしなく・・。

2011-07-05 08:52:01 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
夜の眠っている時に夢をみることが多い。

ときには昨日の続きの連続ドラマのようなことがあれば、
或いは映画の三本立てのようにみることがあり、
そして、総天然色(カラー)の時もあれば、白黒(モノクロ)だったりし、
目覚めた朝、ぼんやりと微苦笑することもある・・。

私は小学生の後半期、独りで地元の映画館に行ったりしていたが、
三本立ての作品を上映したのを数多く観たりしていたので、
この習性の余韻かしら、と思ったりしている。


サラリーマン現役時代の仕事の成功例より、遥かに失敗したことを夢みることが多く、
たとえば、突然に中学時代の悪友が出てきたり、どうしてお前がいるの、
とか秘かに思い続けた女の同級生に見つめられたりし、貴女はどうしているの、
とありえない時代の落差に戸惑ったりし、冷や汗をかくこともある。

或いは幼年期は農家の児であったので、
田畑、雑木林など景観を観たり、湧き水、竹林の筍(タケノコ)、野菜の収穫時などの情景をみることが多い。

夢はもとより貧富に関係なく、その人なりの日頃の思い、言動の余韻、
そして感性の賜物〈たまもの〉と私は確信している。

こうしたせいか解からないが、私の理想的な夢のひとときは、
齢を重ねた今でも、女性への煩悩を捨てきれないつたない身として、
秘かに思いながら、眠りにつくこともある・・。

ワンピース、ツーピースが似合う50、60代の謙虚な言葉、しぐさをされる街中の人、
或いは紬(つむぎ)が似合い、臈長(ろうた)けた人、
こうした方と語り合い、散策し、木陰でそっと手を握り合う・・
このようなことを私なりに夢で願望したりしている。

私はこのようなことを思えば、思い込みが強い性格であるので、
ほとんど日頃から夢の中で叶えられる持ち主である。

昨夜たまたま夢の中でお逢いできた人は、かって女優だった浜美枝〈はま・みえ〉さんだった・・。
私が東京オリンピックが開催された1964年の頃、
映画青年の真似事をしていた時代に、東宝撮影所に出入りして、
たまたま数分ぐらい言葉を交わした人である。

この当時にお逢いした若手の女優さんの中で、
このお方は、与えられた言葉でなく自身の言葉で語れる人で、私は瞬時に魅了された方でもあった。

こうした私の思いは今でも、変わることなく、
数日前に、この方のエッセイの本を再読していたので、
夢でお逢いできたのかしら、と目覚めた後ぼんやりと微苦笑したりしている。


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