夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』、豊臣秀吉による北京遍都計画を学び・・。

2011-07-15 18:30:25 | 読書、小説・随筆
私は昼下がりのひととき、竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』(PHP新書)を再読した・・。

http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69711-6
☆【PHPホームページ】<== 竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』(PHP新書)☆

この本を最初に読んだのは、偶然に本屋で見かけ、
タイトルに魅了されて購入したのは、確か3年前の2008年の7月頃であった。
そして何かと日本史に興味のある私は、綴られた内容に多々衝撃を受けたひとりである。


本書の表紙のすぐ裏に、
《・・
現存する世界最古の国家、日本。
その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、神話の時代から平成の皇室まで
脈々と受け継がれる壮大な流れを、
朝廷の立場から概観。
・・》
と明記されて、
著作者は明治天皇の玄孫のお方であり、朝廷の立場から、日本史を教示を受けようとし、
購入に思い立ったのである。


私は読書をして、印象に残った作品に関して、高校時代の時から、
読書のメモ書きとして、A4のノートに記載する習性があり、
3年前に記入したノートの中で、


豊臣秀吉の時代で、『秀吉による北京遍都計画』を私は初めて知り驚いたのである・・。

《・・
無謀な朝鮮出兵を強行し、漢城(現在のソウル)を没落させると、
とんでもない軍事計画を立案した。
北京に遍都し、後陽成天皇を譲位させたうえで、
上皇が北京に行幸するというのだ。

秀吉はやる気だった。
この驚天動地の計画が打ちあげられたことは、
国家の危機であると同時に、天皇家にとっても危機であった。

だが、この秀吉の計画を阻止したのは、すでに上皇となっていた正親町院である。
この外征計画が無謀であることは誰の目にも明らかだったが、
飛ぶ鳥をも落とす勢いの秀吉を抑えることができるのは、
正親町院以外にはなかった。
・・》

注)本書の181~182ページ
  著作者の原文より、あえて改行を多くした。

この後は、大変に歴史上考えさせられる内容であるが、
著作者の力量溢れる綴りである。

こうした私にとっては、未知のことであった。

そして、あの当時の中国は確か明の万暦帝の時代であり、
宗主国として李氏朝鮮が日本から侵入されたので支援をしたり、
周辺の満州の女真に自国の遠征軍が敗退する、といった多事多難の時代だった。

しかし明が衰退期であったが、やはり大国である。

なぜ、秀吉は朝鮮半島を侵略している時、
明まで発想させられたのか、
こうした想像をしたりすると、限りなく思索させられる。


このように内容を記載していたが、
改めて再読すると、本書は、もとより天皇から観た日本概要史であるが、
こうした切り口から日本の歴史を明示されると、
私は歴史好きのひとりであるが、あの時代はあのようなことが思考されていたのか、
或いは秘かに実施されていたのか、と改めて数多く教示されている。


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『タンス預金』、我家は年金生活であるが、恥ずかしながら秘かにあり・・。

2011-07-15 09:15:48 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身である。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
古惚けた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私は民間会社の中小業のある会社を35年ばかり勤め、
定年退職時を迎えた後、年金生活をして過ごしている。
程ほどのお金を幾つかの銀行、そして郵便局などに貯金をして、
2ヵ月毎に年金を頂き、生活費の基盤としている。
そして、私たち夫婦の共通趣味の国内旅行、思いがけない出費の時は、
貯金から取り崩して過ごしているので、数多くの年金生活をしている家庭と同一と感じたりしている。

私は平素の買物に関しては、定年後に自主的に担当しているので、5万円前後は財布に入れて、
家内は5万円ぐらい保有し、現金が手薄になった時は、やむなく銀行から取り崩している。

このような状況なので、我家では『タンス預金』は有りません、
と断言しょうと思ったら、思いあたるところが一箇所あった・・。


15年前の頃、家内が郵便局で頂いた
郵便ポストの形をした赤いプラステックの貯金箱が2つばかりある。

私は殆ど毎日スーパー、専門店などで買物をした後、
私の財布から、1円玉、5円玉、そして10円玉が多かった場合、
この貯金箱に入れたりしている。

そして、毎年12月の初旬に、この郵便ポストをひっくり返して、
私は銀行に持ち込んだりしている。

1万円弱の年が多く、私は思いがけない現金を頂いたような気持ちになり、
嬉しげにプリンターの用紙、インクの購入費にしたりしている。


尚、我家は寝食を共にした結婚して以来、お互いに隠し立ての貯金の方針がなく、
毎月、家計簿を2人で締めたりしているので、明朗会計となっている。


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