私は昼下がりのひととき、竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』(PHP新書)を再読した・・。
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69711-6
☆【PHPホームページ】<== 竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』(PHP新書)☆
この本を最初に読んだのは、偶然に本屋で見かけ、
タイトルに魅了されて購入したのは、確か3年前の2008年の7月頃であった。
そして何かと日本史に興味のある私は、綴られた内容に多々衝撃を受けたひとりである。
本書の表紙のすぐ裏に、
《・・
現存する世界最古の国家、日本。
その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、神話の時代から平成の皇室まで
脈々と受け継がれる壮大な流れを、
朝廷の立場から概観。
・・》
と明記されて、
著作者は明治天皇の玄孫のお方であり、朝廷の立場から、日本史を教示を受けようとし、
購入に思い立ったのである。
私は読書をして、印象に残った作品に関して、高校時代の時から、
読書のメモ書きとして、A4のノートに記載する習性があり、
3年前に記入したノートの中で、
豊臣秀吉の時代で、『秀吉による北京遍都計画』を私は初めて知り驚いたのである・・。
《・・
無謀な朝鮮出兵を強行し、漢城(現在のソウル)を没落させると、
とんでもない軍事計画を立案した。
北京に遍都し、後陽成天皇を譲位させたうえで、
上皇が北京に行幸するというのだ。
秀吉はやる気だった。
この驚天動地の計画が打ちあげられたことは、
国家の危機であると同時に、天皇家にとっても危機であった。
だが、この秀吉の計画を阻止したのは、すでに上皇となっていた正親町院である。
この外征計画が無謀であることは誰の目にも明らかだったが、
飛ぶ鳥をも落とす勢いの秀吉を抑えることができるのは、
正親町院以外にはなかった。
・・》
注)本書の181~182ページ
著作者の原文より、あえて改行を多くした。
この後は、大変に歴史上考えさせられる内容であるが、
著作者の力量溢れる綴りである。
こうした私にとっては、未知のことであった。
そして、あの当時の中国は確か明の万暦帝の時代であり、
宗主国として李氏朝鮮が日本から侵入されたので支援をしたり、
周辺の満州の女真に自国の遠征軍が敗退する、といった多事多難の時代だった。
しかし明が衰退期であったが、やはり大国である。
なぜ、秀吉は朝鮮半島を侵略している時、
明まで発想させられたのか、
こうした想像をしたりすると、限りなく思索させられる。
このように内容を記載していたが、
改めて再読すると、本書は、もとより天皇から観た日本概要史であるが、
こうした切り口から日本の歴史を明示されると、
私は歴史好きのひとりであるが、あの時代はあのようなことが思考されていたのか、
或いは秘かに実施されていたのか、と改めて数多く教示されている。
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そして何かと日本史に興味のある私は、綴られた内容に多々衝撃を受けたひとりである。
本書の表紙のすぐ裏に、
《・・
現存する世界最古の国家、日本。
その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、神話の時代から平成の皇室まで
脈々と受け継がれる壮大な流れを、
朝廷の立場から概観。
・・》
と明記されて、
著作者は明治天皇の玄孫のお方であり、朝廷の立場から、日本史を教示を受けようとし、
購入に思い立ったのである。
私は読書をして、印象に残った作品に関して、高校時代の時から、
読書のメモ書きとして、A4のノートに記載する習性があり、
3年前に記入したノートの中で、
豊臣秀吉の時代で、『秀吉による北京遍都計画』を私は初めて知り驚いたのである・・。
《・・
無謀な朝鮮出兵を強行し、漢城(現在のソウル)を没落させると、
とんでもない軍事計画を立案した。
北京に遍都し、後陽成天皇を譲位させたうえで、
上皇が北京に行幸するというのだ。
秀吉はやる気だった。
この驚天動地の計画が打ちあげられたことは、
国家の危機であると同時に、天皇家にとっても危機であった。
だが、この秀吉の計画を阻止したのは、すでに上皇となっていた正親町院である。
この外征計画が無謀であることは誰の目にも明らかだったが、
飛ぶ鳥をも落とす勢いの秀吉を抑えることができるのは、
正親町院以外にはなかった。
・・》
注)本書の181~182ページ
著作者の原文より、あえて改行を多くした。
この後は、大変に歴史上考えさせられる内容であるが、
著作者の力量溢れる綴りである。
こうした私にとっては、未知のことであった。
そして、あの当時の中国は確か明の万暦帝の時代であり、
宗主国として李氏朝鮮が日本から侵入されたので支援をしたり、
周辺の満州の女真に自国の遠征軍が敗退する、といった多事多難の時代だった。
しかし明が衰退期であったが、やはり大国である。
なぜ、秀吉は朝鮮半島を侵略している時、
明まで発想させられたのか、
こうした想像をしたりすると、限りなく思索させられる。
このように内容を記載していたが、
改めて再読すると、本書は、もとより天皇から観た日本概要史であるが、
こうした切り口から日本の歴史を明示されると、
私は歴史好きのひとりであるが、あの時代はあのようなことが思考されていたのか、
或いは秘かに実施されていたのか、と改めて数多く教示されている。
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