夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

西垣千春・著の『老後の生活破綻 ~身近に潜むリスクと解決策~』、年金生活の私は読みはじめて・・。

2011-07-28 22:03:53 | 読書、小説・随筆
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
午前中のひとときに、駅前のスーパーに向かい買物に行き、
その後はいつものように本屋に立ち寄った。

そして新刊本、新書本、文庫本のコーナーを見て、結果としては3冊ばかり買い求めた。

新書本を見ていた時、過日の読売新聞の出版広告で、
たまたま中央公論新社の新書本の案内のひとつで、
西垣千春・著作の『老後の生活破綻 ~身近に潜むリスクと解決策~』を知り、
いずれは読んでおきたいと感じたりしたことを思い出して、本書を手に取ったのである。

http://www.chuko.co.jp/shinsho/2011/07/102121.html
☆【中央公論新社】ホームページ <== 西垣千春・著作の『老後の生活破綻 ~身近に潜むリスクと解決策~』〈中公新書〉☆

そして目次をパラパラと目を通して、購入した。


私は家内と結婚して35余年は過ぎているが、子供に恵まれず、たった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私の父は、私が小学2年の昭和28(1953)年に病死され、
母は、私の50代のなかば、平成10(1998)年に入退院を繰り返していた母に死去された。
家内の父は、私が定年退職の平成16(2004)年の秋に、やはり入退院を繰り返し病死し、
残された家内は母は、一軒屋に独り住まいとなっている。

この間、私たち夫婦は、私の定年の5年前に、私たちの老後の生活のことを話し合ったりした。
どのような生活をしたいのか、もとより主体であり、
80歳の頃までを想定して、資金面のことも含めて、具体的に予測できることを配慮して、
年次別に収支概要を立案したりした。


定年後の私は、念願の年金生活を始めて、
日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

ときおり、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、
家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。

日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。


このような生活をしているが、私は60代に五体満足で生かしてくれれば、
70歳以降は余生と思っている・・。
そして痴呆症などあわず、心が明確な時にポックリと死去できれば良い、
と秘かに念願しているが、こればかりは天上の神々の采配に寄るものである。

或いは、私は煙草を喫う愛煙者で、運動も散策、ときたまウォーキング程度であるので、
家内より先にあの世に行っていると確信しているので、
私の葬儀、お墓、そして家内の独りの老後で程ほどに生活できそうな状況のことも、
話し合ったりしている。

しかし、このことも天命に寄り、家内に先立たれることもあり、
私が独りぽっちとなることも、一年に数回ぐらいは、おひとりさまの生活を思いめぐらすこともある。


こうした思い秘めているが、世の中は想定できないことが多々あるので、
もとより私が知らないことも数多くあり、
本書より、老後生活の実例の数々の問題、そして解決のような策を学びたく、
私は読みはじめている・・。


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