私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であるが、
今朝、ぼんやりと11月のカレンダーを見たりした後、うつろな思いで破いたりした・・。
私の住む地域では、平年ならば、11月3日の『文化の日』の頃から、
あまたの落葉樹の葉は、朱色、紅色、黄色などに多彩に染め始め、
やがて11月23日の『勤労感謝の日』の頃になると、
周囲一帯までは朱色、紅色、黄色などに染められる錦繍(きんしゅう)の情景となる。
こうした中、私は毎年スキップしたくなるような心情で、
公園、遊歩道などを散策をしてきた・・。
しかしながら、今年に限り夏は35度前後の猛暑が多く、
秋の訪れも遅く、ときおり25度を超えて、百年ぶりの暑さもあり、
ときには12月の寒い日もあり、天上の気候の神々の御機嫌が悪いのかしら、
と私は戸惑ったりしてきた・・。
本日、12月の『師走』を迎え、師走かょ・・と微苦笑したりした。
古き年は、多くの家がお坊さんを迎え、お経を読んでもらい、
この為に禅師が走り廻るので『師走月』と呼ばれたのが、
師走となったと伝えられている。
先程、改めて12月の『師走(しわす)』のカレンダーを見ると、
齢を重ねるたびに、月日の流れは余りにも早く過ぎ去った、と感じたりした・・。
我が家は私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
私はある民間会社を35年近く奮戦し、2004年(平成16年)秋に定年退職し、
この後は多々の理由で年金生活を始めて、丸19年が過し、早や20年目となっている。
そして私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかながら第二の人生を享受している。
毎年12月に於いては、『お歳暮』も互いに省略しているが、私の長兄宅だけとなっているので、
12月初旬に、私は年末の挨拶を兼ねて、長兄宅に訪れている。
『年賀状』に関しては、年賀状を差し出す方の選定、そして文案の創作してきたが、
やはり出逢えるより別れが多くなり、年賀状の枚数も減少しているが、
今年も25日まで投函すればよいかしら、と思ったりしている。
そして私は年末に向けて『小庭の手入れ』を簡単に掃き清め、
或いは御節料理に準じたの食材を、家内からの緊急要請で、
平素の買物専任者の私でも、スーパー、専門店に行く回数が増える、と思ったりした。
『大掃除』は、家内の指示で、何か愚図の私は助手となっているが、
殆ど家内は孤軍奮闘してきたので、役に立ちない私は買物のメール老ボーイとなり、
幾たびもスーパー、専門店に向かい出陣しているが実態となってきた。
こうした中、スーパー、ホームセンターなどに家内が買物に行く、と宣言した時は、
私は家内のホディガード兼お供、そして荷物持ちで共に行ったりするが、
今年はどうかしら、と苦笑したりしている。
この間、私は高校時代の友人と、久々に忘年会もある。
このくらいの予定であり、あとは内科の定期検査日、歯科医院の3カ月ごとの定期受診日だけ、
予定されている。
そして笑っても泣いても、あと一カ月で新たな新年を迎えるのか、微苦笑したりした。