『 何度も繰り返しやすい
「ぎっくり腰」は簡単な筋トレで予防できる 』、
と題された見出しを見たりした。
若き40代の時に、突然にギックリ腰の悪化で、3度も救急車に乗車し、
入院してきたことがある。
この当時の私は、ある会社の情報畑で、コンピュータを活用して、システムの開発、運営に従事して、
平日は15時間ぐらいの勤務は、当然のように感じながら、
ときには徹夜勤務して奮戦していた時代であった・・。
こうした中、土曜日も休日出勤した翌日の日曜日、自宅の和室でゴロコロと横たわって休んでいた時、
家内から、掃除機を取って下さい、と言われた私は、
近くの押し入れの下段に収納している掃除機を、かがんで取ろうとした時、
まもなく腰に激痛を感じて、横たわったりした・・。
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翌日の月曜日の早朝、相変わらず腰回りに痛み感じていた。
そしてタクシーで病院に行き、治療を受けて出勤しょうか、と思いながら、
二階の寝室の布団から這(は)うようにして、一階の居間の階段をまで這(は)いながら降り、
そしてトイレを終え、何とか洗面所で歯を磨こうとした時、激痛がはしり、くずれ、床に寝転んでしまった・・。
私は家内に声をかけ、
『みっともないけれど、救急車を呼んでくれないか・・』と私は言った。
そして家内は、救急先に電話口で、
『ご近所の手前・・近くにきたら、サイレンを止(と)めて下さい! お願いしますね・・』
と家内は言った。
まもなくサイレンの音を響かせ、救急車が我が家に来た。
そしてタンカーを持ち、救急員のふたりが入ってきた。
救急隊員のひとりが、家内を見ると、
『奥さん・・サイレンを止めろ、と先程に言われましたが、
サイレンを止(と)めちゃ、救急車が走っていても、他の車は徐行してくれませんょ・・
奥さん・・救急車の役割がしませんから・・』と救急隊員のひとりが怒ったような表情で、家内に言った。
怒られた家内は、呆然(ぼうぜん)としていた。
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私は近くで聴いていたが、救急隊員のもうひとりの方に、
『それより・・私を早く病院に連れてって下さい!!』と私は懇願したりした。
この後、家内は少し青ざめながらも、救急車に同乗した。
まもなく救急車は、サイレンをけたたましく鳴り響き、他の多くの車を徐行させ、
やがて病院の正面口に着いた。
そして家内が救急員のひとりの方に、寸志のつもりで、
『ほんのお気持ちですが・・』と手渡そうとしたら、
『奥さん、何をおしゃるんですか・・』と家内は、救急員に怒られたりした。
やがて私はタンカーに乗せられ、病院に入ったのであるが、
ロビーの椅子に入院患者の方たちが、数多くたむろしていた・・。
そして私を眺めていたのである。
『あれは、ぎっくり腰だなぁ・・間違いがねぇ・・』
とその中のひとりが言ったのである。
私の方は、腰は痛いが、頭のほうは正気だったので、恥ずかしい思いであった・・。
そして診察室に向かう通路の中で、黄緑色の公衆電話が見えたので、救急員の方に私は言った。
『ちょうと、待って下さい・・会社に連絡するので、電話をしますから・・』
今度は私が、救急員から怒られたりした。
『ご主人、何をおしゃるんですか・・診察を受けるのが最優先ですから・・常識ですょ・・まったく・・』
と言われたりした。
こうしたことが私としては、生まれて初めての救急車に乗車した初体験である。
そしてこの時は、入院直後、医師の人から、
『3日ぐらい容態を診ましょう・・』
などと私は云われ、私は多忙時期であったので、焦(あせ)った。
そして私は医師に、『早く・・職場に戻らないと・・痛くても緊急の処置をして下さい・・』
と私は懇願したりした。
結果的には、1泊2日の入院生活を生れて初めて体験した。
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この一年過ぎた頃、やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、
やむえず救急車に、お世話になった。
この時は、治療を受けながら担当医師より、
『1週間前後、容態を診ましょう・・それから具体的に・・』このような意味合いを、私は言われたりした。
やがて私は、看護婦長の姿を見つけて、
『早く・・職場に復帰しないと、会社に影響します・・
担当の先生に、短期決戦のような治療をお願いして欲しい・・』と私はひたすら懇願したりした。
そして2度目の入院生活は3泊4日で卒業した。
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この後、二年過ぎた頃、 やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、
やむえず救急車に、お世話になった。
さすがに3度目に病院に運ばれた時は、私は 観念し、
担当医師の指示に基づいて、28日間の入院生活となった。
そして病室のベットから何とか車椅子に乗り、公衆電話のある室に行き、
テレホンカードで会社に業務の連絡事項を、毎日のようにしたりした。
その後、上司と共に私の関連する業務担当の方たちが来院したりしたが、
入院という非日常生活の視線から、何かしら遠くなってしまった日常の社会の動きを見つめたりした・・。
病室のベットに休んでいても、周囲の社会は順調に動いて、
自分の存在は、一体どこにあるのか、と疎外感を感じ深めたりしていた。
このような困苦した体験があったが、この間、精密検査を受けた結果、
手術で腰を切開することなく、治療薬と腰を懸垂することで、
やがて退院する寸前、特注なコルセットして、病院からお別れできたりした。
こうして私は酷い腰痛で救急車に3回も、お世話になったり、入院生活も3度も体験した。
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やがて復帰して、半年過ぎた頃、腰痛を感じたりしたが、この当時は会社間の合併してまもない多忙時期で、
入院した病院に行けば、入院させられることを危惧して、
3週間ぐらい東洋医療のハリ治療に通院して、何とか痛みから解放されたりした。
この時、担当医師に腰痛の原因を訊(き)いても明解な回答も得ず、
ただ医師より、休みの日には、よく歩いて下さい、と助言を受けて、
この後、私は忠実に守り、自宅付近にある遊歩道、小公園を歩いたりしている。
このように苦い体験をしてきた私は、
今回の《・・何度も繰り返しやすい・・「ぎっくり腰」は簡単な筋トレで予防できる・・》、
真摯に学びたく記事を読んだりした・・。
《・・ 突然の激しい腰痛で動けない──。
「ぎっくり腰」で、脂汗をかいた経験はないだろうか。
海外では、魔女の一撃と呼ばれるほどの痛みが走り、何度も繰り返す人は少なくない。
再発を防ぐには、どうすればいいのか。
あいちせぼね病院院長の伊藤全哉氏に聞いた。
■くしゃみで再発することも…
ぎっくり腰とは、急激に起こる腰痛の通称で、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれる。
激しい痛みから「仕事に行けない」、「料理や洗濯ができない」など、日常生活に支障を来す。
通常1~2週間程度で自然治癒するとはいえ、
一度発症した人であれば、二度と経験したくない痛みだろう。
ぎっくり腰を起こす仕組みには、さまざまなものがあるが、
そのひとつとして、腰骨の関節の動きが大きく関係している。
「腰は、積み木のように、いくつもの背骨が連なってできています。
それらは椎間関節でつながれ、腰を丸めると関節は開き、反らすと閉じる。
関節は、袋状の関節包に包まれていますが、
いきなり重い荷物を持つと、緩んだ関節包は関節の間の骨に挟まれ、激痛が生じるのです」
日頃から腰の曲げ伸ばし動作の回数が多いほど、
関節包は伸びて緩くなり、椎間関節は不安定になる。
すると、伸びた関節包は簡単に挟まれ、ぎっくり腰を何度も繰り返しやすくする。
とりわけ建設業や宅配サービスといった重労働に従事している人や、
掃除機をかけたり台所仕事など、前かがみの体勢の頻度が高い専業主婦の場合、
腰に負担がかかり関節包は、ダメージを受けやすい。
そのため、「荷物を持ち上げる」、「くしゃみをする」といった、
ささいな動作でも、再発しやすくなる。
「30代の専業主婦の女性は、掃除機がけをきっかけに、ぎっくり腰を起こし、
それから2カ月後に、2リットルのペットボトルを持ち上げる動作で再発しました。
それからは3カ月に1回のペースで繰り返すようになり、当院を受診されました。
実際、ぎっくり腰を何度も再発し、受診される患者さんは少なくありません」
■過度な安静は禁物
ぎっくり腰を起こしたら、まずは安静が基本だ。
腰を丸めた状態で横になり、椎間関節を開いて挟まった関節包を元の位置に戻す必要がある。
一時的な対処法として、
痛み止めの服用や、コルセット(市販のものでOK)の着用も有効だという。
ただ、ぎっくり腰を繰り返さないためには、過度な安静は禁物だ。
立ち上がれる程度の痛みまで改善してからも安静を続けると、
腹横筋や多裂筋といった腰回りにあるインナーマッスルの筋力が低下する。
すると、背骨を正しい位置で固定できず、
腰は不安定になり、再発しやすい腰の状態がつくられていくという。
「とある研究では、ぎっくり腰を起こしてから、ベッドで安静にしていたグループよりも、
普段通りの生活を送っていたグループの方が、回復が早かったとの研究結果が報告されています。
安静にしすぎると、筋力がどんどん衰えて、背骨をさらに支えられなくなる。
筋力があれば、その筋肉がコルセットの代わりにもなります。
日頃からインナーマッスルを鍛えることが大切なのです」
再発を防ぐために自宅でできる筋力トレーニング方法は次の通りだ。
【腹筋のトレーニング】
上向きに寝て、足を伸ばした状態で、両足の踵を地面から10センチ持ち上げる。
10秒間キープした状態×10回を1セットとし、これを朝昼晩行う。
腰を痛めないよう、腰の下に両手を差し込んで行うとよい。
【背筋のトレーニング】
四つん這いになり、片足を後ろにピーンと伸ばし、10秒間キープする。
もう片足も同様に、左右交互に行う。
10秒間×10回を1セットとし、朝昼晩行う。
体が前後左右に傾かないように、真っすぐに保つことで、背筋が強く刺激される。
「オフィスワーカーの方であれば、リクライニング機能のない椅子に腰かけ、
背中をグーッと後ろに押し当てるだけでも、腹筋と背筋は鍛えられます。
日常の中で、ぎっくり腰を再発させないための腰づくりに、ご自身で取り組むことが大切です」
ただし、腰痛が長引く場合、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、
骨粗しょう症による圧迫骨折などが、ぎっくり腰の原因になっているケースもある。
「腰痛が1カ月以上続く、腰だけでなく足の痛みやしびれがある場合には
他の疾患が隠れているかもしれないので、一度整形外科を受診してください」・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、あいちせぼね病院院長の伊藤全哉さんより、
「ぎっくり腰」は《・・何度も繰り返しやすい状況、原因・・簡単な筋トレで予防策・・》、
丁寧に解説して下さり、私は多々教示させられたりした・・。
ここ10年の私は、腰が重いなあ・・或いは腰の痛みを感じたら、
まもなく解消してきた・・。
しかしながら何よりも、適度に毎日のように歩くことが肝要だ、と反省したりしている。