横浜中華街、関帝廟通りの「金陵」
創業は1923年。焼き物と滷味の店として中華街で高い人気を誇っています。
テイクアウトでは、以前記録しておりますが、本日は店内でのランチ。
店頭に吊るされた焼き物を確認のうえ、入口を入った右手に幅の狭い階段がありますから、
そちらを上り2階まで。
イートインスペースは普通のお宅のリビングのよう。
平日ということが関係していると思いますが、間もなく13時だというのに先客はなし。
カウンターテーブル内に居たスタッフの女性が顔を覗かせ、フロアの灯りのスイッチを入れた。
客卓は円卓と大きめの角テーブルが各1卓ずつ。昼の番組こそ流れてはいないがTVの用意はある。
営業が終わったあと、店の方々がここで食事でもとられるのかしら。
スタッフさんの接客対応はあっさりとしたものなのですが、家庭の匂いがする空間だ。
角テーブル席利用。卓上には、醤油、酢、からし、辛味がマイルドでほんのり酸味のある豆板醤、
紙ナプキン。箸は箸立てにまとめて。着座後にメニューの提供を受ける。
茶杯で中国茶の提供はありますが、おしぼりはなし。
料理・ご飯類より二種盛り丼(二種飯)小@1,200に目をつけた。
この際の二種は、別メニュー(自家製炭火叉焼・鶏・鴨・モツ煮込み)から選び、
丼ものにはスープ&ザーサイが付くというシステム。
二種盛り丼(叉焼・白切鶏)@1,200
ザーサイはほぼ同時に、それに少し遅れワカメープ(塩味)もサーブされた。
丼メンバーは、メニューから主役に抜擢した叉焼、白切鶏。
さしあたって、ヒーローが店の看板、叉焼で、ヒロインが白切鶏というところかな。
青菜、味付けたまごを従えている。
二種のボリュームもさることながら、器は深さがあり、箸を入れると思いのほか
飯が詰めこまれボリューミーだ。
焼き色の美しいチャーシューを噛みしめるとスパイスと炭火の香ばしさが香った。
のはいいが、肉らしさを越え、繊維が硬く食べ辛い。
次に白切鶏に箸をつけた。
こちらは、骨付きでしっとりむっちりタイプ。欲を言えばもっと生姜を効かせてほしい。
幸いするのは米質に難がないことで、お供の青菜とたまご、卓上の豆板醤をも
飯のおかずとして順調に食べ進められた。
しかし、器の底が見えているのに、あとひと口が入らない。腹がきつい。
女性には、いささか険しい量だと思う。
(ノブロー) ちなみに、二種飯の大は@1,400になるだ。
会計はテイクアウト同様に1階のレジで済ませる。
横浜中華街で味わう香港の味。
これは創業者が香港から伝え家族に代々受け継がれたものだとのこと。
最近は炭火で焼いたタンドリーチキンもあり、ネパールカレーも好評を博しているとか。
進化をみせています。
金陵(キンリョウ)
神奈川県横浜市中区山下町132
TEL 045-681-2967
営業時間/ 11:30~18:30(L.O)売店は20:30まで
定休日 月曜定休(祝日の場合は翌日休み) ※食事・テイクアウトともに売り切れ次第終了。
※横浜中華街満足度数は、3.6~5.0