みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン) 西麻布

2014-07-30 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

2014年6月でリニューアルオープンから5年を迎えた中国料理「麻布長江 香福筳

(アザブチョウコウ コウフクエン) 

お店では5周年を記念し、平日ランチ限定で「フカヒレの姿煮 白湯煮込み」を

お得な限定価格で提供してくれるとの情報。これは当店の”スペシャリテ”でもあります。

 

と、同時に季節は「JAPAN RESTAURANT WEEK2014 SUMMER PREMIUM」の開催時期(7.18~8.6)。

当店も参加店舗で、そのメニューを見ると姿煮はディナーの7,000円に登場している。

店側は(レストラン・ウィークの)在庫を確保するために、このタイミングで、(平日ランチ限定の)

姿煮を終了させてしまうのではないかと、朝に晩に心配でならない。

一刻も早く向かわなくては……。 再訪です。

席のみの予約で2名で訪問。店内中ほどの4人掛けテーブル席を利用。

椅子にはクッションが置かれている。

テーブル・セッティング等は、以前とあまり変りがないのですが、今回はスプーンが準備されていた。

ひょっとしたら、ですが電話をかけた際に、私が【5周年記念フカヒレ姿煮セット】を聞いたからかな?

注文はもちろん、上記フカヒレ姿煮セットですが、背びれと尾びれが選べ値段も違います。

◇フカヒレ背びれ・姿煮込み ¥1,900(税込)

◇フカヒレ尾びれ・姿煮込み ¥4,000(税込)

 ※ご飯orお粥、おかわり自由・サラダ・漬物・スープ付き。

尾びれは、ほぼ背びれの倍のお値段になる。

悩んでいると、フロアスタッフの男性が脇に立ち、丁寧に説明してくれた。

よだれ鶏@700

平日のランチタイムメニューには、1~2名でいただける量のランチ単品があった。

生ビール@800×2 とともに、そこからチョイスしたのが、よだれ鶏だ。

下にはキュウリ、脇には香菜とトマトを添えている。

健やかな鶏肉は厚みもあり、歯が入ったときの食感が違う。

よだれ鶏にも大山鶏を使われているのかも。むっちりとして肉質がすこぶる良い。

濃厚でコクのある大人味の麻辣ソースでいただく。フレッシュな花椒の香りが活きていた。

皮蛋豆腐@1,600(@1,728)

グランドメニューからのチョイス。

なめらかで絹のように柔らかい豆腐の上には、カットしたアボカド、揚げた烏骨鶏の皮蛋、

刻んだ四川ピクルス(泡菜)とネギ、白ゴマが散らしてある。

皮蛋にひと手間加え、揚げることで特有の香りを和らげ、持ち味を活かし、香ばしさを

つけているのでしょう。

あっさりとした豆腐、アボカドのコク、皮蛋の風味が層を織りなし、味覚に涼感を呼ぶ一皿。

(レンタロー) 醤油ベースのたれもまろやかで美味いで。泡菜とのマッチ力もええ。

フカヒレ尾びれ・姿煮込み@4,000(税込)

夜では、80g@4,700(@5,076)のヨシキリ鮫のフカヒレ姿煮込み・白湯仕立てを、

5周年記念では税込4,000円で提供。

 

白湯でじっくり煮込んだ肉厚のフカヒレは艶めき、はっとするほど美麗で食べ手を魅了する。

箸をつけるのもためらわれるほどですが、覚悟を決めた。

――ああ、美味しい。

当店の”スペシャリテ”と謳われることだけあって、その味も格別だった。

雑味のない上品な白湯が繊維にしみ込み、口に含んだ時の充実感が違う。

口福だ。綺麗な味わいが余韻となって紡ぎだされ、舌が心が満たされていく。

(タクロー) 尾びれは煮込んでも形崩れしにくいんだと。見目好いべ。

セットのサラダ・漬物(ザーサイ)・スープ(ワカメ、玉子)。

野菜にはゴマ風味のドレッシング。生野菜ではなく、青菜の炒めものだと、なお口福。

トウモロコシ・キャベツの春巻(2本)@800

もっと口福になりたい。食べ手はどんどん欲張りになる。本日のおすすめより追加注文。

(レンタロー) 春巻は店の人が取り分けてサーブしてくれただよ。

皿には細かく削った自家製カラスミを散らし、かりっと見事なまでに揚がった春巻は

食べやすいように包丁を入れ、中には旬の甘いトウモロコシがみっちり。

カラスミの塩気と調和させた繊細な味わいに感服する。

「フカヒレの白湯ソースは早目にお召し上がりください」

スタッフさんのアドバイスだった。

しかし、私にはしたいことがある。邪道でもなんでもかまわない。

1/3ぐらいをそのままで食べ、残りは勝手をして白飯にON! 

私だけのフカヒレ丼の出来上がりだ 

もちろん、白湯ソースもスプーンで残らず掬い入れた。

歯を入れると、フカヒレはさくっと心地良く噛み切れる。

このさくっと感は、バラバラの状態になった「散翅」を食べる自分にとっては何ものにも代えがたい喜び。

思いっきりの贅沢を、自分が盛ったフカヒレ丼で体感しているのだ。

白湯ソースがかかった米粒も1つ残らず胃袋に収め、きれいに空っぽにした。

旨かった。我を忘れて駆け付けた甲斐があった。

杏仁豆腐@700(@756)

南杏と北杏のアンニンドーフと記されていたので、混ぜて作っているのでしょう。

誠実さが伝わり、コクと甘みが十分でミルキーな味わいでした。

会計は、テーブルチェックにて。

黄酒 ノンブレンドカメ出し(16度)二合@2,000 を加え、

Hand01 上記注文で、お会計は1人当たり8,000円(千円未満四捨五入)。

※税込は、5周年記念フカヒレ姿煮セットとランチ単品のよだれ鶏。サービス料はかからず。

驚くことに1人あたりの金額を記して提示してくれた。

接客対応は全般を通じ素晴らしいのですが、この細やかな配慮にも頭が下がる。

帰り際には、丁寧なシェフの挨拶を受ける。

夏のシーズンはカエルが美味しいのだとか。

“口福”を求め、またお邪魔したくなってしまうではないか。

 

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン)

東京都港区西麻布1-13-14

TEL          03-3796-7835

営業時間/ 火~金     11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O) 
            土・祝・日 12:00~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O) 

定休日     月曜(祝日の場合翌日休み) 

※ランチ満足度、中国料理満足度数は、4.2~5.0

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