「中華香彩 ジャスミン」 再訪。
オープンは2011年3月。
シェフ山口祐介氏はグランドハイアット東京「CHINA ROOM」出身、
中国各地で研修を積まれた後に、当店の料理長に就任された。
当店を選ぶにあたり、今回食事をご一緒させていただいた「80C」サイトのサトタカさんの
お話では山口シェフは杭州料理もお得意なのだとか。
乞食鶏のリクエストも魅力的だったのですが、これからの時期冷たい麵も魅力的。
まずは、ランチの中華富士的冷麵より攻略。3名での利用。
テーブル・セッティングは、カトラリーレスト、レンゲ、箸(縦置き)。
卓上には、紙ナプキン、爪楊枝。
食べる辣油、大根の漬物は以前と変わらず。
着座後にメニュー、使い捨て紙おしぼり、冷たいお茶の提供を受けました。
(レンタロー) うわぁぁ~ん!!何でだよぉ なんで、冷たい麵がねえんだよぉ
(ノブロー) レン!じたばた大泣きするでねえ。麵が間に合わなかっただ。
――ちょっとした手違いで本日、冷たい麵の提供が出来ないとのこと。
そうなるとランチの選択は振り出しに戻り、当店名物“よだれ鶏”に。
JASMINE名物“よだれ鶏”@1,100
本日の小鉢、ランチスープ、ライス(お替り自由)、杏仁豆腐がセット。
※ミニ麻婆豆腐を付けると値段は1,300円になります。
角盆で一緒出しというスタイル。
ライスとスープは炊飯ジャーやスープジャーで保温されていたものですが、状態は良好。
なお、自家製野菜ジュースは、これらランチが運ばれてくる前にいただいています。
すっきりとして飲みやすい。これなら毎日飲み続けられそう。
本日の小鉢はピータン豆腐。
豆腐を崩しカットした皮蛋と和えていますから、口に優しくまったりとクリーミー。
辛い料理をいただく際の舌休めにもなってくれる良き友だ。
美味しいと評判の高い当店のよだれ鶏。
表面にはゴマが浮き、トップには刻みネギ、食感のアクセントになるピーナッツも散らされている。
箸を入れると、下には茄子、キュウリ、板春雨。
鶏肉を口にすると、しっとりとして柔らか。
黒酢の香りが活きたたれには花椒や自家製辣油などのスパイスが効いて、
辛味、甘味、旨味のバランス感がすこぶる良い。名物と謳うのも納得だ。
鶏肉や野菜などを口に運びつつ、たれを白飯にかけ食した。断然美味い。残ったたれもきっちり完飲。
シェフおすすめ!よだれ鶏のせ冷やし麺
シェフがあわてて、テーブルに来た。麺の調達が叶ったようだ。
しかし、もうランチは食べ終わってしまっている。どうしよう。
――でも、せっかく広尾まで来たのだし、3人で1つなら。
各自、胃袋の空きスペースを見計らいながら注文しようと意見が一致。
期間限定 「JASMINE特製!冷やし麺2014」シリーズより登場です。
通常はここに本日の小鉢、ランチスープ、杏仁豆腐がセット(@1,400)されるのですが、
よだれ鶏セットでいただいていますから単品で。
“中華富士”を紹介している「80C」サイトでは、2013年当店はダイナミックな「海鮮×野菜富士」
今年はまた別の試みで冷麺メニューを作り上げたとか。
当該冷麺は、トマト、トウモロコシ、カイワレ菜、ナス、紅芯大根、モヤシ、ゴーヤと
カラフルな夏野菜とピーナッツを裾野に名物よだれ鶏が頂上を飾るというもの。
お話によると、たれは先ほどいただいた“よだれ鶏のたれ”とは同じものではなく、
冷麺用にアレンジを加え、味付けも甘さを抑えているそう。 手間をかけられているのだ。
また、食べる際には、別碗で用意された香り付けの芝麻醤たれをかけ、
混ぜ合わせるというスタイルになります。
(ノブロー) こんが、今年のジャスミンさんの中華富士だで。合掌するだ。
季節の食材と店のうめえもんが集結した贅沢な山だで
別腹もフル活用で挑む冷麺、攻略近し!
ランチのよだれ鶏を食べた後だからかもしれませんが、そのままだと味の結束不足。
芝麻醤たれを足していただくことで、より高い満足度を得られると思います。
マンゴープリンは、レンちゃん泣かせてごめんね。のお心遣いかしら。
口に含むとマンゴーの濃度が濃くって芳醇な甘さが口いっぱいに広がった。
美味しいなあ♪ 2人(匹)ともご機嫌です
HPにも記されていますが、シェフはここ数年江南地方(浙江省、江蘇省、上海市)の
郷土料理を研究し、現地訪問を重ね勉強を怠らないのだという。
次の機会にはぜひ乞食鶏をいただいてみたいと思います。
中華香彩 ジャスミン (JASMINE)
東京都渋谷区広尾5-22-3 広尾西川ビル 1F
TEL 03-5421-8525
営業時間/ 11:30~15:00(L.O.14:00) 18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 無休
※ランチ満足度数は、3.9~5.0