「紙垂(しで)」は豊作祈願の象徴?
あけましておめでとうございます。
たった1秒で日付が変わり、2020年突入であります。我が家は家族揃って恒例行事となったカウントダウンと「おめでとう」のあいさつで新しい年を迎えました。新たな年への期待感もありますが、何よりも家族一同が健康で事故なく一年を過ごし新しい年を迎えられたことが何よりありがたい。しかし、貪欲な『夢屋農場長』は、昨年収穫した「こゆきもち」の稲わらを使って「しめ飾り」を造ってみました。神事は通常とは真逆の「左縄」をなうのでありまして、藁を捻る下の手が前に出る…捻りの方向が時計回りであります。『紙垂(しで)』は、雷がなる年は豊作が多いという言い伝えから、稲妻をイメージしたものであるとか。「松竹梅」は本来、中国では「歳寒三友」と呼ばれ、松竹は寒中でも色褪せず、梅は寒中に花開くことから。「清廉潔白・節操」といった中国文人の理想をイメージしたものであるとのことでありますが、農場長は門口にしめ飾りを飾らず、経理用のパソコンに飾って、「あとはお金をまつたけ」なんてダジャレを飛ばしております^^;
豆で達者で働き暮らすことを願って…
もう少し収穫量が上がっても良かったはずですが、途中ねずみに食べられてしまったのか、自慢の「丹波黒豆」の収量は極わずか…貴重な黒豆を使って、ストーブでコトコトと炊いてみました。途中、春菊やほうれん草を出荷して…あれ?『仕事納め』をしたのでは?はい、ご近所のスーパーも新年を迎える訳ですから、生鮮品の売れ残りを新年に向けて回収だけはしておこうかと思いまして…乾物(打豆と銀杏)を残して2019年の納品物はすべて完売でありました。農園の貴重な売上にご協力いただきまして、誠にありがとうございます。であります(笑)
ストーブ用の薪を割っておりましたら、朽木からアリが…
日本には280種以上のアリが生息しているとのことですから、同定も難しいのではありますが、一般的な『シリアゲアリ』の類であろうかと思われます。お休み中のところを叩き起こされ、てんやわんやの大騒ぎであります。
我が在所では、ドタバタと忙しなく働く姿を揶揄して『けっつ(尻)逆さまにして働く』などと申しますが、歳の終わりに『尻上げ蟻』の集団でありますから…新しい年もまた『けっつ逆さまにして働かないと』いけない年を暗示しているようでありますなぁ。
下らない『おやじぃ』の日記ブログを読んでくださっている皆さま、『夢屋家』御一党の健康を祈念しまして、まずは合掌。今年もまた平穏無事で過ごせますように。