その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

乾燥野菜

2020-01-11 07:58:51 | 転職

手始めに「切り干し大根」に挑戦!

公衆浴場のお年寄りたちの会話も「こんな年は記憶がない。」と話しております。我が60年の記憶の中でも、大晦日まで雪がなく、大晦日から元旦に掛けてがっつり降った年の記憶はありますが、「小正月」を前に雪がないという年は確かに初めてであります。こんなとき、古老は「旧暦」で季節の遅い早いを語ったりしたものでありますが、本日1月11日は旧暦でも12月17日であり、雪があって当然の季節…こういう年は、春に晩霜があるのではないかなどと、現代の気象学とは程遠い勘の季節占いをしております^^;
本来であれば「寒風干し」の季節…湿度が高いので埃こそ舞い上がりませんが、どういうもんかねぇ?『夢屋農場長』は、冬場の収入確保にならないかと「野菜乾燥機」を導入してみました。長男『ポン太郎君』が、マニュアル本どおりに機械をセットしたら、数時間でカリカリの「切り干し大根」が出来上がりました。(もう少し、しんなりしていても良いのではないか?設定温度や時間を研究していく必要があるようです。)一方、勘と経験頼りの農場長は、「天日干し」に挑戦中…雪が無いのでねぇ、今空いている『育苗ハウス』で様子見をしております。


猫の指の数が気になって、骨格標本をあたるが…

おバカな親子は風邪をひかない…風邪をひいても、ひいたことすら気が付かない。(農場長の自論)が、珍しく長男『ポン太郎君』が風邪をひいてダウン。(不規則な生活が、風邪を長引かせているだけであります。)ということは、我が家において『おバカ』は私だけ?素食に耐えて生き残っているから、ウイルスも住みづらいのではなかろうか?
今秋のきゅうり無加温栽培に向けて、『第3ハウス』の間口を作り始めました。二人作業なら、あっという間の仕事量であるはずなのに、脚立を登ったり降りたりの繰り返し…かつて、上司に『下手な屋根葺きのような仕事をするな!』とハッパを掛けられたものでありますが、要領が悪いったらありゃしない^^;
雪が無いと心配する一方で、青菜が収穫できたり、こうしてハウスの組み立てに従事することができる訳ですから、ありがたいと思わなければならないのかも知れません。そうそう、ご近所のスーパーでは茨城県産のハクサイが398円ですと…直売所では100円前後で売りに出していたのに。『夢屋農園』では…秋に収穫したものを一気に出荷しないで、今年は昔ながらの保存方法と土寄せした保存方法で出荷時期の調整をしてみました。これは見事に思惑があたったようでありまして、保存による劣化と小玉化は仕方が無いにしても、少々高値で販売させていただいております。それでも茨城県産の半値以下ですけれどね…相場師のような農業。いえいえ、他人とはちょっとだけ違ったことを試みる。来年は、保存方法をさらに改良してみますかねぇ^^;

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