ゆく川の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず 「方丈記」より
時間に縛られない冬の『お百姓さん』は、流されるままに「国会中継」なるものを拝見したしました。お呼びが掛かることなどない「桜を観る会」や、行って賭けるお金もない「IR」などどうでも良いこと。総理の立場として公的行事を私物化したこと、利権に目が眩んで賄賂を受け取ったこと。誰が見ても明らかに映る事柄を取り上げて資質を正すなら次に選ばなければ良いだけのこと、将来ある若者たちに我々は何を慎み、何を残すべきかを議論すべきではないかと思うのでありますけれどねぇ。観ているだけで不機嫌になり、政治不信を高めているのは「あなた方の下らない議論」ではないかと届きもしない天に唾するのであります^^;
カルガモの群れの中にもマガモ♀が…
ハクチョウの餌付け場で群れているオナガガモ♂♀に邪魔されて「マガモ」が見つけられない。青物の納品で毎朝気になっている在所の河原にカモの一群が居ることには気付いておりましたけれど、どうせオナガガモであろうと高を括ってスルーしておりました。今朝は何やら予感めいたものがあり、カメラを向けると「マガモ♂♀」の一群ではありませんか。20mほど離れた上流には「カルガモ」の一群が居る。この程度の距離では『棲み分け』とは言わないと思いますが、グループ分けは出来ているようです。(稀に混じる輩もおりますけれど^^;)
「遠くの神様より近くの氏神様」なんてね。遠くの方がありがたく感じてしまうのもので、足元のフィールドを軽く見てしまう悪い癖…同じ禁猟区なのだから、餌に恵まれた方が住みやすいのではなどと考えるのは人間の浅知恵であり「鳥にあらざれば、その心を知らず。」と鴨長明さんも「方丈記」に認めておりますよ。
「遂に売る物が無くなってしまった。」
こんな言葉をはいたら従業員『ポン太郎君』は不安になってしまうわなぁ^^;
しかし、事実であります。今年の冬は雪が無くて、たまたま春先用の蔬菜が採れただけ、一年目の冬は準備不足であります。これが本格的に雪の降る年であったならば、1月から4月に掛けて無収入の状態が続き、夏場の9月間で一年の売上を達成しようとしたら容易ではありませんわ。冬を迎えるための秋作業の徹底(稲刈りが終わると一服つけたくなるんですねぇ。)と加工品の研究…この辺りが今後の大きな課題でありますが、今のところハウス建設という土木作業で手一杯でありますからねぇ。いつかは縦走してみたいと思っていた「吾妻連峰」でありますが、我が体力ではもう無理でしょう^^; 「いつかは、いつかは…」と念じてもアクションを起こさなければ何も始まらない。来季への準備は怠りなく、今のタダ働きが来年の冬に活かされる。経営者はねぇ、常に前を向いて歩み続けていると従業員を励まさなければねぇ。(山形県内の唯一の百貨店「大沼デパート」が倒産した日…老舗も時代の流れには抗えないのでありますよ。)