ごぎょう、「はこべら」、ほとけのざ…
『夢屋農園』は5日まで年始休業中であります。が、『貧乏性』否、貧乏である農場長は、現金収入を求めて仕事始めであります。今春のハウス栽培に向けて『第3ハウス』の間口加工を仕事始めといたしました。(年末から着手出来たのですが、仕事を途中で止めるのも如何なものかなんてつまらない考え方で、ハウス建設作業を残しておりました。)
農業資材屋さんも年始休みなので、手持ちの22mm単鋼管を6本ほど打ち込んだだけの作業ですが、農園としては売上向上のための新たな試みでありますので、仕事始めには打って付けの作業かと思いましてね。期待を込めながら仮打ち作業を進めました。(すぐに飽きてしまうのが玉に瑕でありますが^^;)
今春の収穫用に種蒔きした「五月菜」は早蒔きし過ぎましたが、少雪の今年は新芽が伸びてくれて、冬場の青物としてお買い上げ頂いております。(偶然の産物^^;)来年は、もう少し栽培面積を増やそうなどと欲をかくと、恐らく大雪の年になるだろう…世の中そんなもんでありますよ。山形では例年根雪の下にあり、『七草粥』など夢のまた夢でありますが、折角雪の少ない年だから畑の七草など探しております。俗に「ぺんぺん草も生えぬ土地」などと言われますが、昔、鍋島藩(佐賀県)が財政難の折、藩主自ら草を食べて窮状を堪えたという故事が由来とか…さすがに貧乏していても、今のところ農園には「ぺんぺん草(ナズナ)」は生えております。
友人『ノロ社長』のお土産「イカの沖漬け」
「なずな」があれば、次は簡単な「はこべら」…意外にしっかり草むしりするものだから、見つけようとすると見つからない。「探し物」なんて大概そんなものでありまして、諦めかけた時に『第2サティアン』の玄関先に生えておりましたよ^^; ただし、七草の「はこべら」は、コハコベやミドリハコベを指すものであり、夏場の花の咲き方(花弁の切れ込み)から、これは「ウシハコベ」ではないかと思います。果たして農園内に「コハコベ」はあるのでしょうか?
人間の目というものは見えているようで見えていない。意外と初めから決めつけて見ている(よく見ていない)フシがあるから、気が付かないだけかも知れません。
幸せ、不幸せ…人の感じ方は様々かも知れませんが、今日は久し振りに家族でささやかな外食(昼食)に出掛けました。こちとら毎日100円、200円の売上生活なのに、しっかり昼食代は払わせて頂ける…有り難やありがたや^^;
久し振りに『第2サティアン』にやって来た『子猫ちゃんず♂♀』の母親『ジーコさん♀』は、もはや親子の意識はなく、いがみ合っております。それに比べれば、親子仲良く昼食に出掛けられるのですから、ささやかな「幸せ」を農場長は見失ってはおりませんて(笑)