ふゆになれば しがこもはって…
久し振りに雪が降って、感じるかんじる(寒いさむい…なら、寒じるかぁ?)
「どじょっこ ふなっこ」は、山形県の永遠のライバル秋田県に伝わる民謡が元唄であり、山形では氷を『しがこ』とは言わない。田んぼの用水路にも氷が張りました。どじょうは土の中に隠れ、ふなは深みでじっとしているはずだから、氷が張って、天井(てんじょこ)はったと思ったりはしないと思うのでありますが、3月のお彼岸あたりに気の早い釣り人はダム湖に張った氷を割って釣りを始める。一面氷の世界で、そこに魚が寄り付き釣れ始めるから、あながち「天井が張ったと思うべな。」という表現も的を射ている部分もあるようです。(お日様が差し込むのが原因かなぁ?)
3日前の用水路…今年は不夜城であります^^;
今では通水量が管理されているので、冬の用水路は管理用水程度の水量しかありません。いつもの年であれば、用水路は雪で覆われ、夜が来たと思い込んでいるとのことであります。生き物たちはどこかに隠れているはずであり、無理して起こす必要もない。春になれば、また元気な姿を見せてくれるものと信じて眺めております。
今年は蔵王の樹氷もミニサイズなんですと
「樹氷」は霧氷の1種で、気温△5℃以下の環境下で風の弱い日に発達するとか。俗に『海老の尻尾』と呼ばれるものであるから、木に雪が積もったものではない。雪が降ったと言っても、今年はこの程度ですから実に可愛いものであります。お陰さまでパイプハウスの建設が順調に進んでおります。長男『ポン太郎君』と二人でトンテンカンとやっているものだから、ご近所の方々からは「もうビニールを張るんですか?」なんて聞かれる始末であります。「日中、ただ居る(仕事もしないでいる)訳にも行かないので、春先の準備をしているだけです。」といちいち応えなければならないという厄介さもありますけれど^^;
我が在所は豪雪地帯だから、冬に野菜を作ろうなどという発想は起きませんし、加温して作ったところで経費倒れになってしまうのは明らかです。それでも秋に作った野菜を冬越しさせて、地物が不足する時期に高値で売ろうなんて発想なんでありますけれど、少雪の影響で「花菜」がまだ成長しております。今まで気付かなかった作物にも、少雪のお陰で偶然巡り会えております。どじょっこ、ふなっこが寝ている間に、『おにっこ』は色々と画策しているのでありますよ^^;