もうすっかり夜は明けてますけれど^^;
タイトルは憶えているけれど、時代劇の内容はすっかり忘れてしまっております。元武士の並木平四郎(北大路欣也)と女房のお春(名取裕子)出演のテレビ時代劇…1982年10月の放送開始ですから、ちょうど第一志望の就職先には振り落とされて失望のどん底にあり、大学の卒論で苦しんでいた頃であります。
そうそう名取裕子さんと言えば青学文学部卒…アルバイト先で金曜日の何コマ目かの授業を受講しているとの情報を得て「オラも行くから、こっそり盗講させて!」と同輩に懇願したが、遂に夢果たせませんでした。光陰矢の如く、覆水盆に返らず…あらら、これって『一度離婚した夫婦は元に戻ることはできない。』という太公望の逸話が由来になっているのねぇ。運良く同じ講義を聴けたとしても、売り出し中の女優さんとお知り合いになるなどと言うことはありえませんけれどね^^; 容器からこぼれた水を元に戻すことが出来ないように、過ぎ去った日々を懐かしんでも元に戻ることはできない。これから『おやじぃ』のお腹には、覆水が戻ることは無くても腹水が貯まることはあるかも知れない。老化という未知の世界も楽しんでみることにいたしましょう(笑)
1982年…卒論の素材であった「コナガ」の飼料でした。
突然「暁に切る!」なんて何で思い出したのだろう?卒論の実験に使っていた「コナガ」を累代飼育するために、飼料として「カイワレ大根」を作る必要があったのですが、何度やっても黒いカビを生やしてしまう。論文どおりに次亜塩素酸で容器を消毒し、殺菌剤で種子消毒をしても最初の段階で失敗の連続。40年後、また「カイワレ大根」を作っている自分の姿は想像もしていなかったけれど^^;
消毒もしていない流しの生ゴミ受けで、溢れた種子が冬休み明けに立派な「カイワレ大根」になっていた。なんて今だから言えること…実験は真面目に取り組んでいたつもりなのですが、25℃12L(25℃の恒温条件で1日12時間照明)…25℃という温度が少々高かったのかも知れません。今年60歳を迎える『おやじぃ』が、朝方氷点下になるような条件で、種子消毒もしないで放置しても時間は掛かるけれど、それなりの「カイワレ」にはなるのだから…。
冬場の副業として「スプラウト食材」が出来ないだろうか?そんな発想から始めた「カイワレ大根」でありますが、さすがに保温(加温)しないとダメなようでありますなぁ。次なる解決策は既に浮かんでおりますけれど…しかし、「カイワレ大根」の成長速度に対して、先ほど作ったはずの「ハイボール」が半分に減っております。確か缶ビールが既にひと缶蒸発しているはずだから、加温とともに適正な湿度を確保する必要がある!お年寄りはカピカピに乾燥している。今夜はもう一杯、水をやってみますかねぇ(笑)