その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

読み書き、そろばん

2021-01-22 05:54:55 | 転職

今日は穏やかな一日…そして暮れる

「共通テスト」の平均点が公表された。ヒアリングのある英語(不得意なので避けている^^;)と数学は、まだ挑戦していないけれど、国語、現代社会、生物は全国平均点を大幅に?上回った。な~んだ、受験勉強なんかしなくたって『大人の常識』だけで、そこそこやれるじゃないか(笑) ただし、『おやじぃ』が高校生だった頃に比べれば、生物では「遺伝子」の分野が肉厚になったような気がする。(ラクトースオペロンは1960年代の研究成果ではあるけれど、まだ教科書には載っていなかったもの…遺伝子工学の分野の発展が目覚ましいということですなぁ^^;)さらに、現代社会では「エコ」に関する問いもある…問題解決に向けて、収集した資料からデータを読み取り、考察を加えていくという「探求型学習」の成果を試されるような設問でありましたよ。(文科省の狙うところであり、理屈っぽい人間が出来上がるんじゃないかとも思えますけれどね^^;)
「勉強はつまらない。」けれど「学問は楽しい。」教科書に書いてある常識が覆るという楽しさ…そう言えば、「猫にまたたび」と言われ、猫はそれが好きであるというその理由が「蚊の予防」にあったということにたどり着いた岩大の理系女子のニュースがあったっけ。「だから何?」「有効成分が忌避剤に使えるかも。」という人間社会に役に立つというオチがないと研究成果として認められないような社会、マスコミの態度には疑問がある。真実に近づきたいという思いが、研究の始まりのはずだから…。


「松前漬け」は北海道の保存食

そうそう「生物」には伝統的な(発表当時は革新的な)「刷り込み(学習)」も出題されておりました。『おやじぃ』は、「生物の学習という現象は、その多くは条件反射という概念で説明がつく。」という学説の中で育って来たから、アメフラシが外的刺激に対して、繊毛反応が次第に無くなるのも「反射」の一部と判断したのでありますが、「学習」として取り上げられたようであります。(果たして、外的刺激が無害であると脳に刷り込まれたのだろうか?)これは、さらなる追試の必要があると感じたのでありますけれどねぇ…。世の中では「正解」とされたものであっても、まだまだ「誤答」の可能性も潜んでいるような気がしますよ。
今朝食べた「松前漬け」は、お袋が良く作ってくれたっけ…本場物の「松前漬け」は、数の子、スルメ、昆布を漬け込んだもの。家計の都合で、我が家の「松前漬け」は、スルメに昆布とニンジンの刻んだものでありましたけれど…「松前昆布」を漬け込んだものが「松前漬け」と思い込んでおりましたよ。(これは、後天的な「刷り込み」による結果である!)こうして、「貧乏」という条件が「間違った常識」を刷り込んでいくんだなぁ(笑) 経済格差が生む新たなる格差…立ち上がれ格差社会の若者たちよ! リーマンショックに次ぐ経済の低迷で、リストラの足音も聞こえて来ましたけれど、負けたらあかんぜよ!(ひとり納得。)

コメント
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