その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

あんぽんたん?

2021-01-16 08:35:33 | 転職

雪の下から「発掘」作業^^;

雪の上で栽培出来たら好都合ではあるけれど、旦那だんなぁ~そうは問屋が卸しませんわぁ^^; 通常、90日ハクサイは、秋に収穫して保管するのでありますが、今年は「雪囲い」をして土着きのまま眠らせてみました。「寒中キャベツ」「雪中キャベツ」として雪の下から掘り起こしたキャベツは、雪の重みで扁平化するものの、凍みないように自ら貯蔵デンプンを糖化して甘くなる。ならばハクサイは…雪の重みで、それはそれは見事に変形し、『空飛ぶ円盤』の如く潰れてしまいますよ。(何度も経験済み^^;)軒下や室内で保存したハクサイは、どうしても表面の緑色の葉が枯れてしまい、白い葉を食べることになるため、何とか緑色を残せないかと「雪囲い」して「氷温貯蔵」を試みたつもりですが、やっぱり表面の葉っぱが凍みてしまいました。来年は、被覆材を使った保存方法を試してみたいと思います。
毎年、々々何かをやらかして楽しんでおりますよ。(結構、真剣な実験なんですけれど^^;)昨年は、雪が無くて、ハウス内に土着きで取り込んだハクサイは腐ってしまいました。(ナメクジにもやられたなぁ。)今年の状態からすると、今は天幕だけにしている「育苗ハウス」の中に取り込んだ方が楽だったかも知れない。冬の天候を予想しながら、保存方法を工夫するのも楽しんでいられる内はよろしいのでありますが…そろそろ、結果を残さないとなぁ^^;
今日は、雪の下の「セリ」を確認してみるつもりです。


近くの伯母に頂いた「デコポン」でありますが…

雪国で柑橘系は無理だよなぁ。(これ常識?)と思っていたら、6年前に山形県は、飛島で地球温暖化を見据えた栽培実験を行っておりますよ^^; 「夏秋キュウリ」だってねぇ、若い頃は雪の降らない埼玉県あたりに任せておけば良いと思っていましたから。(当然、埼玉県では抑制、加温栽培であるけれど…。)要するに販売価格が低すぎて商売にならないと思っていましたから。しかし、近郊農業も衰退するんだわなぁ…近郊農業の端境期を利用して、山形県で「夏秋キュウリ」を栽培していますもの。「夏場のキュウリなんて、ご近所から貰うものだよ。」なんて言っておりましたけれど、それなりの単価で中央では売れる。「裏の畑で、家事消費用の野菜を栽培するなんざぁ、女、年寄りの仕事だわぁ。」なんて、米作り一辺倒の土地柄だから、野菜を栽培して生計を立てるなんて狂気の沙汰でありますよ。かつての職場上司にも、「米、果樹なら分かるが、野菜で家を建てたという話を聞いたことが無い。」と言われたくらいでありますからねぇ。
『あんぽんたん』とは、「阿呆」と「陀羅助(愚か者)」の合成語「あほんだら」が転化した言葉なんだそうですよ。方向性は間違ってはいないと思うんだけれどなぁ…ポテチの筒で同居猫『シロ♀』を覗いたら、「あほ!」と言われたような気もする(笑)

 

コメント
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