我が家は「七草粥」の代わりかな?
関西以西の出身者には「納豆」を臭くて食べないという同級生も居たけれど、東北地方は「納豆」である。餅にまで「納豆餅」がありますから^^; それが当然と思っているから、4年間関東地方に居たことは無駄ではなかった気もする。埼玉園試の長屋に住まわせていただいた時、お正月についに冷蔵庫の食材が尽きて、後輩が何を食べますかと聞いて来た。「実家から餅が届いているから、餅を食べよう。」と言ったら、東京出身の後輩はキョトンとしておりましたよ。「先輩!お餅と言ったら、餡子とかお雑煮でしょう?」…そう冷蔵庫には納豆1パックしかないのだから…。
「バカ野郎!納豆があるだろう。」と言った東北の常識が、彼には通じなかった。「先輩!納豆のお餅って結構美味しいものですねぇ。」と語った彼は、間違いなく『納豆派』に鞍替えしたと確信しているのでありますよ^^;
子どもの頃、地元商店で買った納豆は、10円か15円。今でもスーパー特売で40円程度だから、さほど値上がりしていないのでありまして、鶏卵と並んで庶民の食卓の力強い味方でありますよ。根菜類を大量に使い、豆腐、こんにゃくの入った納豆汁は、寒い冬のご馳走だった。村山地方出身のオッカーと結婚して良かった点は、我がお袋と同じように、冬に「納豆汁」を作ってくれることにある。そして、「納豆汁」には、里芋の「ずいき干し(茎の干したもの)」が欠かせない。青物が極端に不足する東北では、繊維質を大量に含んだ健康食なのであります。
チョコレートもそんなに値上げしていない。
さすがに子どものお小遣いでは板チョコに手が届かなかった。結局、10円玉で手が届くのは、チロルチョコや銀のパック入りのマーブルチョコレートだったような記憶でありますが、そんなお小遣いでは「板チョコ」は憧れの存在でありますなぁ^^; 今でも100円ほどで買えるのだから、これまたそんなに値上げされていない。学生時代の憧れ「オールド」が飲めるのも、酒税や関税の引き下げによるところが大きい。1980年代に、華の東京新宿で、原価1,500円で飲めるお店もあったけれど、今でも消費税込みで1,600円程度で買えてしまう。そうそう、値段が変わらないということは、チョコレートの主要な原材料であるカカオの主産地…「ガーナ」の経済状況はどうなんだろう?なんて考えてしまう。原材料のみの供給国は、未だ開発の途上にあるのだろうかなんて考えてしまいますよ。
さて、今日はお葬式のお手伝いであります。以前から隣組のお葬式のお手伝いでは「帳場(会計係)」を仰せつかっておりますが、今ではエクセルシートでちょちょいのチョイ。筆字が書けないと帳場なんて恥ずかしくて出来ないなんて時代は今は昔の世界であります。無精ひげを剃って出掛けることにいたしますか(笑)