その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

七つの雪が降る?

2021-01-03 09:19:21 | 転職

「正月三ヶ日」連続で除雪作業かと思いましたが…

本日三日は小康状態…肘に違和感を覚え始めた頃なので、この一日の休養はありがたい^^; 「お正月は良いもんだぁ~♪木っ端のような餅食って、つまみは無くても酒飲んで~♪」とまぁ、上機嫌で『おやじぃ』にイジられている同居猫『シロ♀』は多少迷惑顔ではあるのだけれど、雪で外遊びが出来ないから酔っ払いオヤジの膝の上で我慢しておりますよ。
久仁京介さん(新潟県出身)作詞、歌手 新沼謙治さん(岩手県出身)が唄う「津軽恋女」に「津軽には七つの雪が降るとか」という歌詞がある。「こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪」なんだとか…寒気が強くなって降る「粉雪」パウダースノーなんてね、まだ誰も滑っていないゲレンデで雪煙を立てたら気分は爽快でありますよ^^; 「つぶ雪」は「あられ雪」を指しているに違いない。直径5mm未満の氷粒であって急激な気圧変動でもたらされる…ならば「春待つ氷雪」は直径5㎜以上の「雹」を指しているのだろうか?残念ながら晩春から初夏に降る「氷塊」であって冬は降らないと思うけれど^^; 「わた雪」は我が在所では「ぼたん雪」と呼び、「もっさもっさ」と音を立てるが如く降って来る。この雪は、一気に積もるから厄介でありますよ。「みず雪」は初冬か春先に降る水分の多い雪を指しているに違いない。春間近の雪ではあるのだけれど、重量があるので着雪し枝折れ、施設倒壊の原因にもなる。はてさて困った…「ざらめ雪」と「かた雪」はと言うと、一旦積もった雪が融けて氷粒になったものが「ざらめ雪」であり、それがさらにくっついて氷の盤になって人がその上を歩ける状態になったものが「かた雪」であるから、これが空から降ってきたりはしないんだけれど…歌詞のリズムだけのノリですかねぇ^^;


キジの『ケン一郎♂』が雪宿りしてました^^;

午後からの晴れ間に、ハウスから「なでこけた」雪を片付けております。積もった雪の重みだけではなく、斜め方向からの力もハウス倒壊の原因になるので、次の雪が降る前に地上60㎝位のところまで掘り下げ、排雪しております。年明け前に、中のミニトマトを食べにやって来たのか「ヒヨドリ」が3羽迷い込んでしまいまして、一羽は激突死、一羽は尾羽が無くなるほどぶつかり続けたようです。何とか2羽を追い出しましたけれど、お正月には『夢屋農園』周辺を縄張りにしているキジの『ケン一郎♂』が迷い込んでおりましてね、そこらじゅう飛び回っている内に、天幕の雪を払い落としてくれたようであります^^; 「ヒヨドリ」は上方を飛び回るので、入り口から追い出すのに苦労しました。『ケン一郎♂』は飛び出し位置が低いお陰で、農場長が追い立てなくてもハウス周囲の排雪をしている内に何とか脱出できたようでありますけれど…。もう甘味のないトマトだから、いくら食べてくれても差し支えないのでありますが、ハウス内でケガされたのでは堪らないのでね。迷い込まないように入口はしっかり閉めましたけれど…食べ物が無いんでしょうねぇ。
そうそう、キジと言えば、人影に気付いて藪に隠れますけれど、こうして雪が降ると隠れるために雪の中に突っ込む…新雪なら良いのだけれど、下に「かた雪」が隠れていると、哀れ頸椎骨折の激突死ということもあるようです。そうなりゃ、こちとら「キジ鍋」よぉ~と行きたいところでありますが、切り株にぶつかるウサギを待つ宋人のようになってしまいますんでね…地道に雪かきだけにしておきますわ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする