気分だけでも…二年前の画像ではねぇ^^;
「心頭滅却すれば火もまた涼し」とは、1582年織田信長の軍勢によって攻められた恵林寺(山梨県)の快川禅師の発した言葉だと思い込んでおりました。(ことわざ辞典より受け売りですが…お寺さえ比叡山と思い込んでいたのですから^^;)けれども、さらに深掘りすると、中国唐代の詩人「杜荀鶴」の「安禅必ずしも山水を須いず、心中を滅し得れば自ら涼し。」が由来となっているらしい。「どんな苦痛であっても、心の持ち方次第でしのげる。」という教えらしいのですが、凡人にとっての「猛暑日」は、暑いものは暑いのでありますよ。(この方が自然だわ^^;)
暑い日にかき氷を求めるのは、喉元を過ぎる氷の冷たさに、一瞬だけ脳が『寒い(冷たい)』と勘違いするから?「精神論」で乗り切れるのならば…二年前のかき氷の画像を見つめていても、一向に涼しくならない。やっぱり、凡人はエアコンの効いた部屋に逃げ込むのが一番でありますが、高々40年前の車にはエアコンなどと言う物も無かった…今の若者たちにしたら、想像を絶する世界だったんだわなぁ…。そうそう、我が亡き母親の会社では、気温が30℃を超えるとアイスクリームが振る舞われた。『おやじぃ』だって、エアコンのない事務室で3時のおやつにアイスクリーム(氷菓)を買い出しに行くという悠長さもあったのだけれど…「気温30℃超え」なんて、そうそうあるものでは無かったのだけれどねぇ。
「江戸時代の夏の暑さは、現代より2~3℃低かった。(2015年の8月の東京の平均気温は26.7℃)」という説を唱える方もいらっしゃるのだけれど、どうだったんでしょうねぇ…「気持ちの持ち方次第で乗り切れる。」いやはや、ダメなものはダメと早々に逃げ出すことの方が、現代では正しい選択肢のような気もしますけれど^^;
「涼しくな~れ、涼しくな~れ。」と呪文を…
さて、突然ですが、宗教と政治の関わり合いについて^^; 今年、我が集落の会計役員を担当して気付いたこと…集落の神社に、氏子総代会の維持負担金の請求書がやってきた。神社庁管轄下の『神さま』だから致し方ないかと思ったのでありますけれど、もう一枚「神道政治連盟負担金1,000円」なるものも紛れ込んでいた^^;
『おらだの農協』にも「農業者政治連盟」という業界団体の組織があるから驚きはしないのだけれど、「神道政治連盟」ねぇ…HPを検索してみたら「世界に誇る日本の伝統や文化を正しく伝えることを目的に…」などと、設立趣旨が掲載されているのだけれど…。昔は、神社の維持活動は「寄付」で成り立っていたから問題もなかったのだろうけれど、今では集金のわずらわしさから集落の会計で維持費を捻出しているのでありますよ。(宗教行事を集落行事として行うことに異を唱える他宗派の方もいらっしゃいましたし。)イベントを通じて、集落内のコミュニティを形成、維持する…などという大義名分で集落内の合意を得ているだけなんですけれどね。コチラの会費は少々問題があるんじゃない?なんて思った訳でありますよ。
はてさて、某宗教団体と政治の関係性について云々されておりますけれど、知らず知らずの内に、何がしかの団体に利用されているんじゃないかなぁなんてね。これって、保守系に限った話でもないでしょう。労働組合だって、自らの要求を実現するために何がしかの献金や選挙のお手伝いをしている訳でありますから。金額の多寡、世間の『常識』の中に納まるかどうかの違いかなぁ…「心頭滅却すれば」から『神道滅却すれば』などという誤変換と錯乱の「猛暑日」でありましたとさ(笑)
#戦争反対 凄惨な戦場の光景に身体も『凍り付く』…「暑いあつい」と天をにらんでいられるのも平和の証拠かなぁ。