その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

獲ったどぉ~^^;

2022-08-29 08:51:23 | 転職

最近、お肉、お魚の類を見ませんが…

山形県の内陸部に住んでいると、漁業に関することにはとんと疎いのであります^^;
『おやじぃ』が中坊の頃、「日本の漁獲量は世界一」と教えられた記憶であるのだけれど、1973年ペルーに抜かれた。(カタクチイワシの漁獲量が並外れていたということであり、食料という部分では世界一だったと思う^^;)晩酌のおつまみの「かつおの刺し身」を前にして、はて、現在の「漁獲量ランキング」はどう変化しているのだろうと思ったのでありますよ。(当然、中国外、アジア諸国が台頭しているに違いない^^;)『漁獲量世界ランキング』なるものを検索してみるも、対象国や調査対象に違いがあるらしく順位がバラバラ…ならば、天下の「水産庁」の発表を信じるしかありますまい…。2017年度の水産白書によると329万トンで、世界第8位だったらしい。(さすが、中国は1,781万トンで群を抜いておりますよ。)
「漁獲量」は漁で採れた水産物の分量であり、「水揚げ量」は途中廃棄されたものを除いた量、養殖で得られた重量が「収穫量」となり、「漁獲量」と「収穫量」を合わせた重量を「生産量」と呼ぶらしいんですなぁ。(この辺が疎いところ^^;)
一方、一人当たりの年間消費量を見てみると、40.2㎏(2001年度)から24.4㎏(2017年度)まで減少しているんですと…これは、昭和30年代の消費量まで落ちているとか?はて、『おやじぃ』は、子どもの頃にそんなにお魚を食べたのだろうか?いやいや、それは内陸部育ちで『お魚』を食べる機会が少なかっただけであり、日本人全般では食していたに違いない。(何せ、川で釣ったり、採った魚を食していたのだから^^;)保存方法(冷蔵庫)も普及していないから、貴重な魚肉ソーセージの切り身(当然、一本食べるなどということはあり得ない^^;)を子どもの特権として与えられたことに、この上ない幸せを感じていたのだから(笑)


食う量は半端ないだろうなぁ^^;

さて、そんな生活だったから、団地でスーパー(今では小売り店規模だけれど^^;)を経営していた叔母の家で飼っていたスピッツ(そんな犬種も居たのよねぇ^^;)のご飯が、食パンとハムだったことに愕然とした…人が食えないものを『お犬さま』が食しているのだもの^^; まぁまぁ、「食い物が無い」ことと、『食えない(生活が成り立たない)』こととは大きな違いがある…最近、食卓にお肉やお魚が減ったような気分になるのは、『おやじぃ』の稼ぎのせいではあるわなぁ。気仙沼のお寿司屋さんで、水揚げされたばかりの「サンマの握り」を食べたのが5年前…昨夜の食卓に上った「サンマ」は冷凍モノに違いない。庶民のお魚だったはずの「サンマ」が冷凍モノに変化したのは漁獲量のせいだろう…それなりのお金を出せば、『庶民の秋の味覚』に手が届くというのも情けない話ではあるけれど…。
はてさて、「漁獲量」が増えたからといって、「消費量」が頭打ち、否、減少しているのだから、獲れたところで売れますまい。さらには、燃料費、原材料費が高騰しているのである。政府が目指す『物価上昇』…インフレで賃金上昇が起こる?いやいや、賃金には反映されずデフレが続いているんじゃありませんかねぇ?お魚を三枚に下ろせない。マンション暮らしで「サンマ」なんぞ焼けないetc.などという『お魚離れ』と違って、物の値段が上がって手が出ないのであれば『三重苦』…お米の値段は?これまた『米離れ』が叫ばれる中、「農業生産費高騰対策支援事業」なるチラシが届きましたよ。こちらもまた、消費低迷で値下げされなければ良いのだけれど…「今年も、父ちゃん頑張って、獲ったどぉ~!」と喜べる秋になるのでありましょうかねぇ?

#戦争反対 長期戦…それぞれが疲弊していく世界。耐えうる体力が残っているのでしょうかねぇ?

コメント
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