その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

「免責」ですよねぇ^^;

2022-08-21 08:36:03 | 転職

伝票書くのも、ひと苦労^^;

我が集落も高齢化が進んでいる。(当然^^;)後継者が居ない場合もあれば、早々に若夫婦が新居を構え、別の場所で生計を立てることも…それはそれで、時代の流れというべきでしょうかねぇ。集落戸数は微減…空き家が一戸だけだから、まだまだ恵まれた地域なのかも知れませんけれど。集落役員(会計)を仰せつかって、初めに気付いたのが「公民館」の損害保険の補償額が低額過ぎること。万が一の場合、再建しようにも金額が不足する。後継者(若者たち)が居て、もしもの場合は「借金」してでも…となれば、それはそれで良いのだけれど、第一線を退いた方々が多いから、そんな勢いもありますまい。昔に比べれば、公民館の活用頻度は落ちているのだけれど、防災施設や集会場としての役割は大きいんですよ。
昔は公民館を『お蔵』と呼んでいた…地元の奉行(米沢藩)がコツコツと私財を貯めて、『お備蔵』として建造したのが始まりで、おかげ様で「天保の飢饉」では餓死者を出さなかったとも言われる、由緒ある『お蔵』でありますよ。失火など余程のことがない限り、まだまだ大丈夫と思っているのではありますが、さすがに、屋根が…床が…基礎が…と経年劣化は否めない。当面は、屋根ですかねぇ。(垂木の一部が折れている。)風雪害のオプションを付加して、契約変更をしてみたのでありますけれどね。(当然、役員会や集落民への説明を行った上での判断でありますけれどね。)
最近は、風雪害のオプション付加とともに「雨樋を直しませんか?」などという商売が横行しているようでありますよ。我が家にも、経年劣化でボロボロになった「雨樋」を見つけて営業に来た「塗装屋さん?」もおりましたけれど…「経年劣化で壊れたモノを、今年の雪害を理由に直すって…保険金詐取じゃないの?」まぁまぁ、良からぬ商売を考える方もいらっしゃるようである^^; そんな訳で、折れた「垂木」は事前に見て(評価)していただいておりますけれどね。


これで百年は安心?

まさか、百年以上持った家屋だから、これからの百年も大丈夫などとは思っておりませんけれど、いつかは建替えの時期がやって来るに違いない。(そこまで集落が維持されるかという問題の方が先かも知れない^^;)だから、そんな先のことを考えていても仕方がない。そうして、若者たちに問題を先送りするのは、お国の方向性と同じかも知れませんなぁ^^;
さて、保険と言えば、あの細かい字で書かれた契約約款…一般的な災害は保険が出ると信じているから、『保険屋さん』を信じて約款を読むということはないのではなかろうか?(『おやじぃ』も一度挑戦したことがあったけれど、途中で断念してしまった^^;)「放火」…故意による放火は別にして、第三者による放火に関しては、原則保険金は出るようである。建物保険と並ぶ「自動車損保」の場合は…「飲酒運転」…貰い事故の場合は補償されますけれどね、飲酒運転の当事者は「重大な法令違反を犯した者」として制限されるんですなぁ。当然といえば当然なのだけれど、自損事故で大怪我をしても保険も出なければ、医療保険も使えない。自業自得なのだけれど、弁済、自身の治療費が多額になった事例も知っているから、ホントこれだけはやめた方がよろしい。「戦争、内乱、武装反乱etc.」…まさか日本で…これまた補償されませんわなぁ。理由は、保険会社が保険金を支払うことが著しく困難になるような甚大な被害になる可能性があるからなんですと…。自力復旧が原則になるんですかねぇ…かつて、ウルトラマンによって破壊された家屋に保険は適用されるか?などという話題もありましたけれど、正義のヒーローも損害賠償請求の対象になる^^;
平和な世界に生きているからの妄想でありますが、取り敢えず「役員」としての責任は「免責」していただけそうでありますよ(笑)

#戦争反対 破壊された街並みの映像を見て、復旧、復興を考える。やっぱりバカげた光景でありますよ。

コメント
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