その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

あなたのソバに…

2023-10-06 09:39:12 | 転職

山形県の栽培面積は全国2位らしい…

稲刈りを終えた翌日の雨…天気予報で分かってはいても、秋の作業が終わったことに安堵しております。少々の余裕ができて、周りを見渡すと転作作物の「ソバ」の白い花が咲いております。はて、「ソバ」の原産地はどこなんでしょうなぁ…最近の研究では、中国雲南省あたりとの説が有力なようであります。日本に伝わったのは縄文時代まで遡ること(遺跡からの花粉の発見)が出来るらしく、手ごねでは切れやすい「ソバ粉」を「蕎麦」という食べ物に加工した人は一体誰だったのだろうなどと、また下らないことを考えております。長野県大桑村「定勝寺」の寄進記録(1574年)が最も古い文献らしい。
「私のソバに寄らないで…」などと、オヤジたちの自虐ネタに使われる「蕎麦」ではあるけれど、「ソバ」の花は自家不和合性をもち自家受粉が出来ない花であり、ミツバチなどの訪花昆虫が必要であるから、決して「近寄らないで…」などとは言わないはずである。オヤジたちが嫌われるのは、『下心』という『原因物質』を放出するからであって、歳を重ねてからでは『お金』という『緩衝材』が必要なのかも知れない。一方、「ソバ」の花の香りは、決して心地良い香りではないから、お近づきになってガッカリなんてね…アハハ、お互いさまである(笑)


「うどんとハムの雑煮、雑煮♪」…

はて、松任谷由美さんの作品に「守ってあげたい」という楽曲がある。
「You don't have to worry worry♪」という歌詞を「うどんとハムの雑煮、雑煮♪」と聞き間違えたという古いラジオ投稿を思い出した。(当時は思わず吹き出して笑ってしまった^^;)どうやら『笑いのツボ』というものがあって、一旦ハマると抜け出せないらしい。今でも、この楽曲を聞くと「うどんとハム」を思い出してしまうのだから(笑)
はてさて、「あなたを苦しめる全てのことから 守ってあげたい♪」などと思った日々はいつのことか…今では、気に入らないことは蹴り倒すくらいの勢いがある。「ソバ」の花の画像を撮ろうと、道の段差を飛び降りたら、けつまずいて手を着いてしまいましたよ。(守って欲しいのは、いつの間にやらコチラの方になりましたよ^^;)「ソバ」の花には「懐かしい思い出」「あなたを救う」という花言葉があるらしい。なるほど、道端の「ソバ」の花が気になったのはこのせいだったのか…歳を重ねて必要なのは「守ってあげる」ことよりも、手を携えてお互い生きて行くことかも…切れやすい「蕎麦」だけに、『つなぎ』が必要なんてね。お後がよろしいようで…(笑)

 

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