そういう「習性」なんですけれど…
猫は、毛玉や消化しきれない異物を吐き出す習性があるという…「慌てて大量に食うからだ。ゆっくり食べな!」などと言ってみても仕方がない。習性とは言え、吐き出したモノに異常があれば内蔵疾患などの病気が隠れている場合もあるようですけれどね。昔飼っていた家猫は、イネ科の雑草を食べ始めると吐き出すサインだったような気もしますが、それなりに自分の体調管理をしていたに違いない。
『おやじぃ』におとずれる年2、3回の急激な腹痛…トイレに駆け込んで治まるのを待ったり、お風呂に入ってお腹を温めたりと自己流の解決策を試すのでありますが、時として「冷や汗」「油汗」が止まらなくなることもあるから、こりゃ~救急車かねなんて思いになることもある。それでも『上からと下からのバランス』が整うとピタリと治まるからアラ不思議…どうやら、もったいないので「あとひと口」がバランスを崩す原因らしい^^;
「もったいない」という思いがこの症状の原因だとすると、身体も「もったいない」と感じているのか『上からも下からも』応じてくれないので難儀する…思いや言葉も吐き出した方が、きっと楽になるに違いないという思いはあるけれど、『大人』というものは、中々難儀な生き物ではある(笑)
そうそう、聞くに聞けないこと…
さて、苦しい思いの中、薬を飲もうにも『上からと下からのバランス』が崩れているはずだから、さらに上からモノを入れるのは如何なものか…『救急』の場合の腹痛は、下手に薬を飲まない方が良いという書き込みもあるようですがね。薬のパッケージに書いてある「悪心」…「あくしん」と読めば、悪事をしようとする心とあり、「おしん」と読めば、気持ちが悪くなって吐き気を催しそうな感じとあるから、「おしん」と読むのが正しいようである。これも他人に聞くに聞けないことではあった^^;
はてさて、『大人』になって、他人に聞くに聞けないこと、他人に言うに言えないことが多々あるものである。子どものように何の「悪心」もなく、聞いたり言えたりしたら楽なのにという思いがあっても、相手を慮り、恥をかかないようにという思いが『大人』の条件のようにも思えてくる。(稀に、他人の領域にまで土足で入り込んでも平然としているオバちゃまもいらっしゃいますが、きっとストレスなど無縁な方に違いないと思い、また相手にしないことにしているけれど…。)昨夜の腹痛も今朝には何事も無かったかのような具合でありますよ。『上からも下からも』心と身体のバランスを整えることが大切なのかも知れないねぇ(笑)