その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

火中の栗を…

2023-10-28 10:10:26 | 転職

「焼き栗」の場合は切れ目を入れて…

「石ころ」「犬ころ」とは言うけれど「栗ころ」とは言わない…漢字では『石塊』『犬児・狗子』と書くようであり、『ころ』に漢字の共通性はないのだけれど、他の言葉について「丸いもの」「小さいもの」を指す意味があるらしい。ちなみに「栗ころ」なるお菓子はあった^^;
栗の画像を見ながら、「焼き栗」にする手もあったと思い、10年程前に、銀婚式を機に京都旅行をしたときに、敢えて栗に傷をつけずに『バクダン』にして売っていたことを思い出しました。これがまた「天津甘栗」とも違って美味しかったから、敢えて『暴発』させるのもアリなんて思いましたけれどね。傷をつけないで栗を火に入れれば『爆発』する…古くは「さるかに合戦」のお話から知っていることではあるけれど、残念ながら今では「いろり」などというものがないから、今の子どもたちには、「レンジでチンするときは栗に傷をつけて…」などと説明することになるのでしょうか?そうそう、今朝の『お題』は「火中の栗を拾う」…「自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すこと」のたとえでありますが、元ネタは、フランスの詩人ラ・フォンテーヌの寓話らしい。猿におだてられた猫がいろりの栗を拾って火傷を負うお話らしいのですが、古今東西、『お猿さん』は悪智恵の働く生き物のように描かれるようでありますなぁ(笑)


トゲはあっても手を出してしまう…

さて、子どもの頃は、登校前の集合時間に他人様の畑の栗拾いをしたものである。「木になっているモノ(栗)を取ってはいけないが、地面に落ちたものは拾っても良い。」という勝手な理論に基づく行為である。確かに、落ちた栗は「占有離脱物」になる可能性もあるけれど、木の所有者の所有地に落ちたのだから「占有離脱物」とはならない。(泥棒はドロボーである^^;)…当然、所有者のバァさんには怒鳴られたけれど、それ以上のお仕置きはなかったのである。
はてさて、自分の利益にはならないのに『
火中の栗を拾わされる』ことは良くあることでありまして、某事務所の新社長だってそのお一人かも知れない。既に負けが確定的なのに、それでも駆り出される『敗戦処理』…そもそも自分にその責任があったのかという疑問も湧き上がるのだけれど、ピシャリと抑えられれば合格、さらに打ち込まれれば「火に油」ということになるのだけれど。「美味しい栗」を食べた『お猿さん』だけが得をして知らぬふり、『猫ちゃん』は火傷に苦しむだけでは切な過ぎる…『猫ちゃん』は栗を食べません。ならば、「よく拾った。」という『お猿さん』の誉め言葉だけがご褒美かしら?何がしかのご褒美が欲しいと思う『猫おやじぃ』でありますが(笑)

コメント
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