その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

正義のミカタ

2023-10-04 07:47:46 | 転職

『正義』を哲学すると三つに分類できる?

『おやじぃ』の年代からすると「正義の味方」は、「マグマ大使」あたりがスタートだろうか?そして、「ウルトラマン」「仮面ライダー」etc.と『正義』を名乗るヒーローが登場する^^;
どうやら「ウルトラマン」は護送中に逃亡した宇宙怪獣を追って地球にやって来たらしいのだが、ハヤタ隊員を不注意で死なせてしまった罪の意識から地球を守ることを決意したらしい。そうした筋立てなどすっかり忘れてしまい、只々、地球を守るという『正義』の戦いに熱狂していたような気がする。大人になって「ウルトラマンに建物の損害賠償を請求できるか?」という別の視点には笑ってしまった…。そもそも「ウルトラマン」は法が適用される「人間」なのかという議論から始まり、刑法上では「緊急避難」、民法上では「利益防衛」の原則があって、損害賠償は請求できないと解説される方もいらっしゃいますけれどねぇ…。
ところで、日頃から何の疑問もなく使っている『正義』…「人の道にかなっていて正しいこと。」って一体何なんだろうと、また結論のない『迷宮』をさ迷い始めてしまいましたよ。『正義』を哲学すると「自由」「平等」「宗教」の三つに分類できる。(「正義の教室」より)…『おやじぃ』は、ここでハタと膝を打ったのでありますよ(笑)


「美」の感覚も多種多様…

さて、「ノーベル物理学賞」…「アト秒」という耳慣れない単位を見て、調べてみると「10−18秒」だそうで、人間が計測できる最も短い時間は、100アト秒とのことである。さらには、理論的には「クエクト秒」(当然、計測できない^^;)なるものも存在し、自然科学の分野では、常人ではとうてい理解の出来ないミクロの世界まで研究が進んでいるようでありますよ。
はてさて、人文科学の分野では『正義』という言葉さえ、長い年月を経ても色々な解釈がなされてきたようであり、『おやじぃ』が抱える「モヤモヤ感」は、この結論の出せない『正義』というものの「ぶつかり合い」であると感じた次第であります。『おやじぃ』には自分で『正解』と思い込んでいる『正義』があり、『マスコミ』には各社、各人の『正義』がある。それぞれの「論点」がズレているにもかかわらず、ひとつの『るつぼ』で溶解し、混ざり合ったものが『正義』としてしまうところが「モヤモヤ感」の始まりではなかろうかなんて考えた次第。某事務所の問題も、「性加害の問題」「被害者への救済、ケア」「会社の存続」etc.と切り分けて考えた方が『正義(結論)』も導き出しやすくなるのでは…あまり、ミクロの世界にのめり込むとマクロな全体像が見えなくなる場合もありますが、良いんです…『おやじぃ』は『正義のミカタ』には成れないから。さぁ、稲刈りじゃ(笑)

コメント
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