これは「イグチ」のはずである…
世には「マジックマッシュルーム」なるものが存在し、古くは宗教的な儀式に使われたり、日本でも「今昔物語」に『舞茸』という呼び名(現在のマイタケとは違う。)で登場するらしい。飛んだり、跳ねたり、踊ったりetc. 子どもの頃の『笑茸』…食べると急に笑いが止まらないという設定なのだけれど、どうやら顔が引きつって笑って見えるというところが正解のようであります。
今夜は、お隣の『エっちゃん』からキノコの差し入れ…コチラは『幻覚成分』など含まれておりませんが、秋の恵みに自然と笑顔になる『笑い茸』でありますなぁ(笑)
その戦果を聞くと、朝から隣り町の山に出掛け、お昼ご飯も食べずに、お隣の市の山に出掛けて、2ヶ所の山を駆け回ったらしい。「ちなみに『お里』はどちらですか?」と尋ねたら、決して山手の集落育ちではなく、「嫁に来てから始めた。」とのことである。『おやじぃ』はと言えば、田舎暮らしと言えども平場育ちだから、キノコのことなどほとんど知らないのでありまして、知ったフリをして手を出すのは危険であると思っているから、例え「今年はマツタケが豊作である。」などと聞いても、出掛けないし、悔しくもない…こうして、缶ビールを手に待っていると、キノコの方から下処理されて出て来るのだから楽ちん、楽チン(笑)
『チャオちゃん』も稲刈りを終えた^^;
さて、「土曜日までは天気が続く。」天気予報を信じて、残る田んぼは土曜日に手伝うと約束した。ぬかるむ小さな田んぼ、道路横断と、本人は達者なつもりでも、隣りで見ていてヒヤヒヤものでありますよ。ならば、『おやじぃ』が替われば良いではないかということになるのだけれど、意外と『クセ』のある機械でありまして、『おやじぃ』もコンバインだけは操作したことがないのでありますよ。来年一年がそろそろ限界かな?などと本人も『おやじぃ』も考え始めている。機械が壊れたら、その時点で終了…と覚悟は決めておりますけれどね。
はてさて、そんな一丁前なことを言っている『おやじぃ』でありますが、田んぼをグルグル回り、畦畔の草刈りなどしていたら、身体の節々が痛くて堪らない。(典型的な運動不足…いや、老化でしょう^^;)『身の置き場もないほど』疲れたとか『膝が笑う』というやつですかねぇ。山のキノコが下処理されて、向こうからやって来てくれるように、お米も気付いたら田植えが終わっていて、向こうから精米されてやって来たなら『笑いが止まらない』のにねぇ…。口を開けたら、ご飯が自然に運ばれて来た…それって、オッカーの介助でしょう。動ける内は動かないとねぇ。『お金も女も追い掛ければ逃げて行く。お金が追い掛けてくる男が一流よ!』などとうそぶいていたのはいつの日か?今では、そんな自分の愚かさに『笑いが止まらない』…キノコの幻覚症状かい(笑)