「友だちの友だちは、みな友だちだ」…
「世界に広げよう、友だちの輪…」とは、1982年にスタートしたタモリさんの「笑っていいとも」の友だち紹介のコーナーの文句である。2014年3月に最終回を迎えるまで、8,054名のゲストが出演しているから、単なる知人の関係であっても、日々のつながりは膨大なものになるようである。
子どもの頃から耳にしているイスラエルとパレスチナ間の紛争…歴史を振り返ると「イスラエル王国」とその地の支配国家との戦いが延々と続いていることを改めて知る。第一次世界大戦で、イギリスによる「ユダヤ人の民族国家建設」の支持(中学校時代の社会科では、そんな風に学んだ。)もひとつの紛争の『種』ではあるけれど、争いの『種』は、民族、宗教、経済とその時々に人間が作り上げ、紛争が続いているようである。
『友だちの友だちは、その時によって変わる。』…厄介なのは、国民もまたその政権を支持しているということであり、『平和を願って神に祈って』も、その神さえ『聖戦』として許してしまう。時の権力者が、神の名を借りて言っているに過ぎないと、第3者には思えるのだけれど、『戦い』さえも正当化されてしまうことが心苦しい。とは言え、何かが出来るかと言えば、傍観するのみで何も出来ないのでありますけれどねぇ…。
消極的な『平和主義者』…
さて、調整した令和5年産米を、何とか雨の合間をぬって出荷できました。米さえ出荷できれば、既にその年が終わったような感覚になってしまう。オッカーは、炊き上げた新米を「美味しい」と労をねぎらってくれるけれど、さほど美味しくも感じない…体調不良が原因なのかは不明なのだけれど。
はてさて、10月10日は『ジュージューの日』…我が夫婦の結婚記念日を娘たちがそう呼ぶようになり、何故かしら『焼肉の日』に仕立てられてしまいましたよ。そうこうしている内に、オッカー方の叔父の訃報が飛び込んで来た…不慮の事故から4年程経過し、意識不明のまま闘病生活をしていたから、致し方ないという思いもあるし、支え続けた家族の心労にも思いが及ぶのでありますよ。こうしてみると、家族が病気、怪我なく過ごせることが何と幸せなことかと改めて思うのでありますが…。「家族の輪」、「友だちの輪」、「国民の輪」そして「国際社会の輪」…甘いよなぁ考え方が。田舎暮らしの『おやじぃ』が、世界平和など唱えてみたところで何の力にもなり得ない。少なくても、自分の手が届く「家族の輪」くらいは守らなくては…ただね、敵対する相手であっても、その背景だけは理解しないとなぁなんてね。家族の思いも推し量れない『おやじぃ』が何を言うなんてね(笑)