『きゅうちゃん』は、どんな顔になるやら
3月に播種して、育苗器で発芽させた「キュウリ」ですが、無加温では春先の低温や霜で中々成長しません。これなら育苗農家さんの苗を買って、露地で育てても初収穫までせいぜい2週間の違いしか出ないような気がする。(この2週間が勝負なのよなんて思いながら^^;)まぁ、露地栽培の摘葉、摘芯の練習用として栽培しているようなものだから…加温ハウスのキュウリは5月の連休前には出ていますからねぇ。低温対策に、二重被覆を考えたり、保温シートを導入したり工夫する余地はまだまだあるようです。(また、来年再挑戦ということになるのだけれど、一年に一回しか試せないのが泣き所でありますよ。)
田んぼに水を入れたら、夜中に大雨となり、ようやく乾きかけた畑がまたぬかるむ…我が人生のように思い通りにならない天候。こればかりはどうしようもないと思いつつ、「人生って、生き方次第で変えられるよな。」なんて微かな望みをまだ思い描いておりますよ。そうそう、彼の米大統領リンカーンは「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言ったではないか。親の因果ではなく、生きて来た人生で面構えも変わってくるということだろうと勝手に解釈しておりますが、少しずつ亡き親父や早世した祖父(男前だった^^;)に所作や顔つきまで似て来たのは、やっぱり因果かねぇ…遺影を見ながら、小ズル賢い顔にはなっていないよなと自分に言い聞かせておりますよ^^;
孫にせがまれるとねぇ…
相棒というよりは『孫』ですなぁ…ご自慢のスナップエンドウも「うどんこ病」が蔓延し、そろそろ撤収しなければいけない。隣りのハウスでは、第2弾のスナップエンドウが実を付け始めております。何とか7月初旬まで引っ張って、いくばくかの収入を確保し、無加温抑制キュウリ(秋冬出し)につないでいく。そんな作付け体系を模索している最中なんですけれどね。そんな期待の第2弾スナップに手を加えていたら、同居猫『シロ♀』が『かまってちゃん』と鳴いている。「お父さんはお仕事だよぉ~!」なんて諭しても聞く訳がないし、その内、大事なスナップエンドウに身をスリスリする始末…「こらこらぁ~!だめだめぇ~!」なんて言いながら、仕様がないので、サティアンに連れ戻しナデナデ^^;(これが息子、娘なら烈火の如く怒鳴るはずである^^;)『ダンディなオジSUN」に…いつの間にか『好々爺』となることを目指している自分が居る。
怒鳴らなくなった『おやじぃ』に、最近は長男『ポン太郎君』が文句を言う。「おいおい!15年も遅い反抗期だぜ!」と言ったら、「良いんじゃない。」とオッカーが言う。15年も遅れてやって来た反抗期なら、あと15年もすれば、彼も大人になってくれるに違いない。その頃は、『おやじぃ』もこの世に居ないか『ポンコツ親父』と言われそうなお年頃である。まぁ仕方ない。それよりは自分の顔に責任を持とう。傲慢でもなく我欲に塗れた顔でもなく、『好々爺』で良いじゃないか。そんな顔になるためには、これからどんな暮らしをすれば良いものやら…焦らず休まず働くことにいたしましょう(笑)