その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

盛者必衰のことわり

2021-05-27 08:42:08 | 転職

播種から半年間、がんばってくれました^^;

というより、長男『ポン太郎君』もがんばりました。「無加温抑制キュウリ」の後作に導入したスナップエンドウは、11月に播種して、12月まで引っ張ったキュウリの後に定植し、ハウスが雪で倒壊しないように雪かきして、3月に花が咲き、4月にようやく収穫出来て、5月末に遂に力尽きました。「うどん粉病」対策に殺菌剤を散布し、「蔓落とし」という技術を導入すれば、もう少し引っ張ることが出来たかも知れない。我が農園の技術水準では、この辺りが限界でしょう^^;
「雪かき」くらいしか仕事のない冬場にがんばって、売り上げはこれだけかい?とも言えるけれど、何も出荷できる物が無い春先の収入源としては、十分な働きをしてくれましたよ。
もっともっとと言う気持ちもあるけれど、次は本命の夏秋キュウリの栽培が待っており、水田の手直し作業もまだ未着手であるから、この辺りが見切りのつけどころと一気に倒してしまいました。(うどん粉病の胞子で作業服が真っ白でありますよ^^;)いつかは「終わり」が来るんですけれどね、終わってしまうと味気ない…しかし、手を掛けた分だけ、作物は結果を残してくれると信じて日々がんばっておりますよ。粗放的に植え込んだジャガイモも順調に目を出し、ホワイトコーンも芽を出し始めました。いつまでもその場にとどまらないで、夏に向けて前に進むのであります。(エヘン!)


今年は「ハリガネムシ」に注意しないとなぁ…

課題を見つけては、その解決策を模索している内に他の作物への手が疎かになる。毎年、同じことを繰り返しているようで困ってしまいますよ^^; しかし、何かしらの成果(結果)を残して前に進んでいると思い込むことにしております。
はてさて、寝ても覚めても「コロナ禍とオリンピック」…こちとらの生活はどうなるのと思いつつ、消費者ウケする品物だけは作り続けようとは思う。これだけオリンピック開催に疑問を呈する世論があっても、「安全安心」を断言できるには、庶民には理解できない何か根拠があるに違いない。
プロ野球もJリーグも観客を絞って開催しているのに、映画館や美術館は休館?もしかすると、政府も東京都も遠大なる人体実験をしているのかも知れない。「スタジアムでも人数制限さえすれば、クラスターが発生したという事例は無いでしょう?」…「だから、オリンピックは安全に開催出来るんです!」「飲食店の悲鳴?」「ある程度潰れるお店が出ることは想定内。潰れても雨後のタケノコの如く、また新たなお店が出てきますから^^;」なんてね…コロナパンデミックを乗り切った『実証実験』…「大丈夫です!日本国民はへこたれませんから…。」「お年寄りですか?少々数を減らした方が、今後の年金財政には好都合ですよ。」なんてね、裏でこんな会話が交わされていたら末恐ろしい。「生かさず殺さず。」文句が出て来たら、補助金で黙らせれば良い…昔から農政ではそんな補助金漬けで騙されてきたような気もするが。世の中に逆行するような生き方をすているとそんな穿った見方をしてしまう…「祇園精舎の金の声、盛者は常に勝利する。」なんてね、平家物語も現代では、強い者には従えと教えているようだ(笑)

コメント
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