その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

目的と手段のはき違え

2021-05-11 07:09:10 | 転職

ナス苗の「ナツコ」たちが届いちゃった^^;

山形県置賜地方は「丸茄子文化」…全国的に見たら小さな丸い茄子を漬けていただきます。取引のある量販店の店長によれば、今年は山形県庄内地方でも人気が出て、丸茄子苗の需要が高まっているんだそうな。本来ならば田植えが終わった頃の5月20日過ぎにナス苗を届けていただきたいところですが、今年は連休中の納品にして欲しいとのこと。しかし、早過ぎる…まだ地温も十分上がり切っていないし、場合によっては遅霜・降雹だって心配されるのに。そして、昨日届いちゃいましたよ。一方、ハウスの中のスナップエンドウは、自首的に捻実調整する訳もないから、今日もまた大量に収穫しました。さて困った…本日、直売所の一か所は、併設の温泉が休館日であります。そうそう押し売りもしていられないし…そんなかんなで気を揉んでいると、アルバイト先からオッカーが電話をかけて来た。「スナップエンドウ食べたいという人が居るんだけど…。」ご注文の品物とは別に、試供品を二袋ほどお届けしましたよ。(損して得を取る…売れ残りを廃棄するより、新たな市場開発のために、ここは食べていただいてご注文をいただければ…ご注文いただける自信はある^^;)夕刻、帰って来たオッカーから頂いた現金は少々多い?1パックを注文主に渡し代金を頂いて、試供品2袋の内、1袋を売ってしまったらしい。(さすが『小金貯め子』…お主も中々のワルよのう^^;)お陰様で、新たなご注文もいただいて来てくれました。


規格外のスナップは家事消費でありますよ^^;

スナップエンドウには婦女子を魅了する『何か』があるのかも知れない。夕刻、定番の晩酌に規格外のスナップエンドウを友人『ノロ社長』にご馳走しましたよ。(こちらは、販売促進にはつながらないけれど^^;)
小さな農園ではあるけれど、まだまだポテンシャルを秘めていると思っている。こうして汗を流している目的は、長男『ポン太郎君』が自活できる道を探すため…一手段であって、彼が別の手段を見つけ出せれば、それはそれで良いと思っている。今は、二人で従事して、何とか最低賃金の時給を払いきれているから、少しずつ軌道に乗ってきていると言えるのではないだろうか…あとは、事業主にいくら残るかと言うところですけれどね^^;
さて、コロナ禍のモヤモヤ感…このモヤモヤ感て何なんだろうと考えてみた。そうそう、いつの間にか政策目的と手段が逆転してしまっているのだということに気付いた。(今頃ね^^;)大目的はコロナ新規感染者を減らすこと。ひいては、ひっ迫する医療環境を少なくても正常に近い状態に戻すこと。救える国民の命を守ることにつながる。(残念ながら、中には救えない命もあるだろう。)「今回の緊急事態宣言で、連休中の人流を抑えるという成果は上がった!」あらら、菅総理、人流を抑えることは手段であって目的ではない。手段の成果を強調しても、目的である感染者数が減っていなければそれは成果とは言えないのではないかい?ワクチン接種もまた一手段である。目的が達成できないのは、手段に誤り(あるいは不足)があるからであって、時には修正を加えなければ、目的、目標には到達できないはずである。小さな農園でも、目的とそのための生産目標をもって臨んでいる。ナス苗を倍にしたところで、倍の所得になるというものでもない。売れなきゃお金にならないのよねぇ…くれぐれも、ナス苗を植え終えたと満足しないように注意しないとなぁ(笑)

コメント
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