スナップエンドウも最盛期ですが…
「今度は、もう少し量を増やして持って来て!」諸事情から自宅を離れて一人暮らしを始めた母方の従姉に野菜を運ぶ。年金暮らしだしねぇ少々オマケして「オラが持って来るものは何でも100円。」と少しずつお届けしておりますが…スナップエンドウがお気に召したようで、しかし結構高級食材なのよねぇ^^;
ということで、ご要望に少しはお応えしようと今朝の収穫をしていたら終わらない。小さな収穫籠ではあるけれど、一周したら籠四杯。いつもの倍だわぁ…只今最盛期のようでありますなぁ。次は小さなフードパックに詰めて…これまた終わらない。こりゃ~直売所だけでは売りさばけないなぁと直感し、山菜用の倍量のフードパックに詰めてみた…収量が上がるのは嬉しいけれど個人売りには限界もあって、売れ残りもシャクである。こんな場合は旧知の友人(アレっ!私に友だち居ましたっけ?)を頼るしかないと、唐草模様の風呂敷(買い物カゴですが^^;)に詰め込んで行商に出掛けることにしました。「×〇課長~!貧乏人を救済してくださ~い。はい!千円。」(量が多い分は、部下にでも配ってください^^;)「△□く~ん!日頃お世話になっている大家さんに母の日のプレゼントにどうぞ。はい!千円。」…これは行商とは言わず、いわゆる「押し売り」と言われる稼業であるけれど…「私にもくださ~い。」とご婦人からも声が掛かり、まぁこれなら刑法第223条の強要罪には問われないでしょう^^;(皆さん、ご協力ありがとうございました。後日、キュウリの押し売りでお礼したいと思います!)
除草剤の効果…『夢屋本田』の田起こし開始!
どうせ、末端の田んぼだから、水が来るまではまだまだ余裕がある。大規模農家『善助さんち』の代掻きが終わるまでは『夢屋本田』には水は来ないのである。そんな単純なことに気付くまで2年掛かった^^; しかし、水路に水が入り始めると(結局、多目的ダムの水が向けられないと水のない水路なんですよ。)田んぼがぬかるみ、脱出困難になるんですけれどねぇ…そんな時の耕運方法も、経験でソツなくこなせるようになってきた。親父が亡くなってから10年以上、何とか独力で維持しているからねぇ…。「植えてしまえば何とかなるもんさ。」なんて気分になっている。
お隣の畑では『大瀧さん』が硬い土に悪戦苦闘しておりましたよ。「耕運してやるかぁ~?」彼は耳が遠いものだから、身振り手振りで聞いてみた…「スコップで掘り起こして、1ヶ月掛かったよ。」とチンプンカンプンなお応えが返ってくるのでありますよ。昨年はトラクターの残り燃料で彼の畑を耕運し、法外とも言える代金をポケットに突っ込まれたものだから、今年は応分のお返しをしなければと思ってのことだけれど…「オラ、田んぼ二日間かけて耕運するつもりだから、そのついでに荒掛けするよ。」と二本指で二日を表現したつもりなのだけれど、二千円を要求したと思われたかなぁ?これまた親切の押し売りかも知れないと思った次第^^;
はてさて、今日はどれだけスナップエンドウが採れることやら?そうそう、パイプハウスの骨材を無料で提供してくれた『タロちゃ』や昨年見事なシャインマスカットを頂いた元上司も居るじゃないか…これは「押し売り」ではなくて、ささやかなお礼としてだけれど。夕刻、アパートのドアノブに掛けて置いたスナップエンドウの量に、従姉からお礼の電話が入って来た…「ありがとう」その量に吹き出しそうな声でしたけれど(笑)