その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

生活必需品?

2021-05-03 08:30:13 | 転職

外は雨…予定していたノラ仕事が出来ないよ^^;

「緊急事態宣言」が発令されている4都府県では、「生活必需品」を取り扱う店舗を除き、1,000㎡以上の大型商業施設に対して休業要請が出ているようである。
「ところでさぁ、生活必需品って何?」
「生活する上で欠かすことの出来ない食品、衣類、洗剤、燃料などを指すらしい。」
「ということは、『おやじぃ』は生活必需品じゃあないな!お食事を運んでさえくれれば、鬱陶しいだけだから、あとは外でお仕事していてください。」…同居猫『シロ♀』との妄想会話は、『おやじぃ』の存在価値にまで発展する^^;
1993年記録的な冷夏の影響で米不足が生じたことなど、喉元どころか消化してトイレに流した後だから、もう忘れてしまっている。我が家の米は、そこそこに収穫出来て特に食生活には影響は出なかったけれど、米粒が例年に比べて細かったような気がする。埼玉県在住の恩師に、緊急支援米として30㎏ほど送り、いたく感謝された…「私は米が無いと物足りないのだけれど、娘たちは米が無ければパスタがあるから大丈夫という始末である。」と恩師は嘆いていた。そうそう、米が無ければパンや麺類を食べれば良いのだ…物が不足するということを知らない幼い子どもたちにとっては、米など買えなくても、代替えの物は存在し続けると思い込んでいるのだ。「今日もご飯が食べられるのは、ジィちゃんが田んぼを作っているから。ジィちゃんに感謝しなければならない。」なんて我が娘たちには教え諭した記憶もあるが…。


『おやじぃ』は残飯整理係である^^;

そうそう、「オイルショックでトイレットペーパーが無くなる。」という流言で、お店からトイレットペーパーが消えた時代も経験している。東日本大震災の際には、ガソリンスタンドからガソリンが無くなり、商店から乾麺やレトルト食品が消えた。『おやじぃ』は新聞紙を使ってポイした世代であるから、トイレットペーパーなんぞ無くたって何とかなるが、使った新聞紙は今やトイレに流せない。(ましてや、ウォシュレットが無いとスッキリしない生活様式になっているというのに^^;)田舎でも生活の質は驚くほど向上したのである。
さて、『おやじぃ』が今出荷しているスナップエンドウは…サラダやお弁当の彩りに婦女子からは重宝されているようであります。無ければ無いで済むものではあるけれど、無ければ今朝の『おやじぃ』の朝飯の如く「茶色一色弁当」になってしまうのでありますよ。だから、ミニトマトやスナップエンドウはウケが良いのかも知れない。正直なところ、自分が値付けしている価格で、ご近所のスーパーで売っていたとしても、自分は買わないような気がする。食べるにはグラム単価が高過ぎる…ということは、「生活必需食品」ではないような気がするのである。イベントの自粛で、花卉農家は打撃を受けているという。戦後の混乱期にあっても、花を買い求める人はいたという話を何かの本で読んだような記憶がある。花は、生活に潤いや安らぎを与えてくれる物であるという内容であったと思うのであるけれど…生活に「必要か不要か」そう簡単に割り切れるものじゃぁないよなぁ…『おやじぃ』の心配を他所に、お昼寝のあとは雨の合間に出掛ける『シロ♀』…家に閉じこもるなんてねぇ、退屈だもの。しかも『おやじぃ』付きではねぇ(笑)

コメント
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