時節柄「スパイクタンパク」に見えて来た^^;
ご近所の『みちよバァさん』が入院して、自宅裏の畑の耕運を託された。正直なところ、田植前の代掻き作業もまだ、農園の耕運もまだ終了していない状態でのご依頼は荷が重い。田んぼの作業委託と違って、自家用菜園の作業であるから、荒れない程度の耕運と管理の容易なネギ、ジャガイモだけは伏せてみたのだけれど…。
自分の性格がそうさせてしまうのか、農園の耕運より先に『みちよバァさん』の畑を優先してしまった…「自分のところも終わらせないで、お前は何をやっているのだ。」という友人『ノロ社長』の言葉にキレて、喧嘩して今月4度目の「絶交宣言」を受け、さらには『第1サティアン出入り禁止令』まで発出される始末…身体が疲れているのである。冗談や笑いを受け流す余裕すら無くなっている。『良い人』を演じるために一生懸命になり、一所懸命を自ら笑い飛ばしたくなる心境ではありますなぁ^^;
長男『ポン太郎君』は、相変わらずマイペースを貫いておりますが、二日間でナス畑の畝立てを終了し、植え付けまで完了させてくれた。飲んでケンカして帰った『おやじぃ』にオッカーは「お疲れさまでした。」と声を掛け、『おやじぃ』は、息子に「よく頑張ったなぁ。」と労いの声を掛けあとは眠りについてしまった…。
「お父さんはお仕事だよぉ~!」…ホントかなぁ?
冬場は膝の上でゆっくり出来たのに、最近は野良仕事にさっさと出掛けてしまうから、ソファーに腰を下ろした途端に膝に乗って来る…『でぶ九郎♂』が居た頃は、そうそう寄り付かなかったのだけれど、平等には扱ってきたつもりである。子どもの頃、鳩を飼っていて、子ども(卵)が生まれると、必ず大小があって、先に孵化したヒナが優先して(というより体力的に上位だった。)餌をもらえていた。子ども心には、平等に餌を与えれば良いのにと思ったものである。結果、餌を貰える個体が生き残り、2羽が育った例は少なかったという記憶がある。そんな経験もあってか、我が子どもたちには平等に接してきたつもりである。しかし、性格や学力差、体力差があるから、育てるためには「公平」に接することも必要であった。
さて、コロナワクチンの高齢者への優先接種を考えると、「平等性」と「公平性」という壁にぶち当たっている。全国の自治体に「平等」にワクチンを割り振れば、人口の多い都市部が遅れること、予約が殺到することは予想できたことだったはずである。ならば、人口割で本数を配布すれば…これまた、地方を蔑ろにするのかとブーイングが起こるはずである。感染が収まらない都市部にまずは集中的に配布してはという論調もまたしかりである。コロナ感染症を収束に向かわせるという「大目的」のために、為政者(親)は、批判を恐れない手段を取ることも必要であるとも思える。ただし、それは「公平」であり、不正のないことが前提となる。年齢差や体力差のある子どもたちを育て、遊ばせるためには、弱者の体力に合わせたルール作りも必要だった。それがガキ大将の役回りだったような気もするが…為政者とガキ大将を一緒くたにしちゃいかんわなぁ(笑)