その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

「ツケ」の回収…

2021-05-06 07:44:30 | 転職

「お焦げ」とは…

「食品を調理した際に火や熱で茶色や黒色に変化した部分である。」…連休最終日「子どもの日」ではあるのだけれど、家族に相手にされない『おやじぃ』は最盛期のスナップエンドウを収穫しております。収穫をジッと我慢して、太らせて…結果、今期最高の取れ高でありますなぁ^^; もうひと畝、定植すればさらに売り上げが伸びる?いやいや、この量が今出荷している直売所で売りさばける限界に近いと感じております。現金収入をさらに得るには、もう1か所ほど納品先を増やす必要もありそうだ。となると納品に掛る時間も必然的に増えて来る。この辺りが、個人で売り切れる限界かなぁなんて考えておりますよ。そうこうしている内に、友人『ノロ社長』が朝からお昼ご飯の案内にやって来た。テレビ朝日系で放送されている「相葉マナブの釜ワングランプリ」に触発されて、「サバ味噌煮缶釜めし」を奢ってくれるのだそうだ。「お昼に第1サティアン集合!」と告げて帰って行った。「何だこりゃ~!」とハウス内のスナップエンドウの量に驚嘆の声を上げながら^^;
それでも一日の売り上げは3,000円程度である。山菜エリアでは、「わらび」もポツポツ出始めて、合わせて出荷したら、今期最高額を記録した^^;(これが1年間続けばねぇ…。)庭先販売のスナップエンドウを厳選して、ご贔屓にしていただいている奥さんにお届けしましたよ。昨年秋から溜まっている「ツケ」を合わせて回収させていただきましたが、全額支払おうとする彼女に「端数の部分は残しておきます。」と応えると怪訝な顔をしていた。「ツケを残せばね、また来る(売る)口実が出来るでしょう。飲み屋のツケも同じです^^;」と男社会の常識をご披露すると旦那さんも笑って頷いていた。


色どりにスナップエンドウを提供する約束だった。

そんな風にお得意様回りをしていると「出来たから早よ来い。」と『ノロ社長』からの電話。残念、到着が遅くなったから「見事な炊きあがり」をご披露することが出来ませんでしたよ…というか、「お焦げ」ではなく「焦げ」が気になりますが…。ちなみに「お」が取れた「焦げ」とは、食品以外の紙、布、板などが火や熱によって、褐色、黒色に変化した部分を言うそうである^^; 「空腹は最高のスパイスである。」高校英語の構文に出て来そうなフレーズをグッと飲み込んで、社長の意欲を失わせないように「美味い。」とだけ言って、丼2杯頂きましたよ。
お腹が満ち足りると眠くなる…連休中も働いていると言っても、雨で外作業はほとんどしていない。「お昼寝」するとそれからの労働が苦痛になるのよねぇ…雨と連休の弊害ではある。
はてさて、寝るのは簡単だけれど、問題は6月の空白期間…第2弾のスナップエンドウは植え付けたけれど、「わらび」や「アスパラ」が一旦休息すると極端に売り上げが無くなってしまう6月。7月には「キュウリ」の収穫が始まるのだけれど。萎える心に鞭打ちながら、今年はインゲンを植えてみた。幾ばくかでも6月の売り上げを確保したいとの思いなのでありますが…世間並みに連休を休めば「ツケ」は6月に現れる。この「ツケ」ばかりは、後から回収できませんのでね。「人流は低減傾向にある。」どことなく自信が無さそうな菅総理のコメントではありますが、こちらの「ツケ」は回収しないで、国民の責任に押し付けられそうでありますなぁ(笑)

コメント
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