峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

将棋ワールド

2021年10月11日 | 将棋
一昨日、将棋のプロ棋士が対局に臨む際にネクタイを締め、スーツを着用しているのが面白いと書いたが、その続きを少しだけ。

プロ棋士の対局は、基本的に和室の畳の間で行われる。したがって、棋士は座布団に座ることになる。
ところが、同じ棋士でも囲碁の場合はテーブルに椅子だ。

この違いは、将棋が、ほとんど日本国内だけで行われているのに対し、囲碁は中国・韓国・日本・台湾を始め、アメリカやロシア、ブラジル、ヨーロッパ諸国などワールドワイドな広がりを見せていることによるものだろう。

プロ棋士の対局は、主に東京千駄ヶ谷の東京将棋会館と大阪福島の関西将棋会館で行われている。
和室の間がいくつかあり、盤を挟んで座布団が敷かれ、その傍に脇息(よく時代劇で殿様が肘をかけている)が置いてある。藤井三冠など、時にこれにもたれかかり顔を埋めたりしている。

しかし、今時、日常生活でこれを使っている人などまずいないだろう。面白い。
そういえば、昨年Go Toで訪ねた高級旅館にそれが置いてあり、殿様気分にしばし浸ったものだった。

さて、そろそろ庭仕事にかからなければ。
この続きは、また明日にでも。
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時代の目撃者に

2021年10月10日 | 将棋
豊島将之竜王に藤井聡太三冠が挑戦する将棋・第34期竜王戦七番勝負が始まった。
第1局の舞台は、東京渋谷駅から徒歩5分の好立地に建つ「セルリアンタワー東急ホテル」の地下にある「能楽堂」。
一昨日の午前9時から2日間に渡り、静かな激闘が繰り広げられた。

終局は昨日の午後7時25分。
1日目から豊島竜王にリードを許していた(自信がない展開{本人談})藤井三冠だったが、最終盤に一瞬の好機を捉えて逆転勝利した。
両者の消費時間は藤井三冠が7時間56分、豊島竜王が7時間59分だった。

藤井三冠の先勝となった竜王戦。第2局は今月22日・23日に京都の総本山仁和寺にて行われる予定だ。

藤井三冠が初の竜王位を獲得し、史上最年少の四冠獲得を成し遂げ、地平を切り開く端緒とするのか。
それとも、豊島竜王が3連覇を達成し、藤井一強時代の到来を先のものにするのか。

両者は、今年に入り、王位戦七番勝負、叡王戦五番勝負と既に2つのタイトル戦で相まみえている。
序盤の研究量、中盤の構想力、終盤の決定力、現在の棋界においてどれをとっても超トップクラスと言われているタイトルホルダー同士。その戦いに興味は尽きない。

そして、私は、時代の目撃者となる。
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マインドスポーツ

2021年10月09日 | 将棋
藤井聡太三冠が四冠目をかけて豊島竜王に挑む竜王戦七番勝負が昨日から始まっている。きょうは、その第1局の2日目だ。

それにしても、プロ将棋界は面白いところだ。
そもそも、将棋を指すのにネクタイにスーツ姿というのが面白い。まぁ、囲碁やチェスも同様だが。
もっと楽な服装でいいのではと考えるのは私だけか。アマチュアの将棋大会では、みんなラフな格好で対局に臨んでいる。

野球やサッカーなどスポーツ界では、競技に見合ったウェアーを着用している。
ボードゲームとスポーツは違うと突っ込まれそうだが、オリンピック競技に採用されるのではと取り沙汰されている「eスポーツ」プレイヤーのユニフォーム姿はサッカー選手と見間違うほどだ。

囲碁やチェスなども「マインドスポーツ」というカテゴリーに属し、一種のスポーツとみなされているようだ。
今や、スポーツとゲームとの境界は、ないに等しい。

その証拠に国際囲碁連盟や国際チェス連盟などが結集し「国際マインドスポーツ協会」なるものを創設。IOCへの働きかけで「ワールドマインドスポーツゲームズ」第1回が2008年に北京オリンピックの後の北京で開催されている。

チェスや囲碁がオリンピック種目になり、選手が金メダルをかけて戦うようになったとき、まさかネクタイにスーツということはないだろう。

おっと、思わずネクタイとスーツの話が広がってしまった。将棋界の他の面白い話は、また次の機会に。
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主体的・積極的な思いの芽を伸ばしたい

2021年10月08日 | 移住
昨日は、市職員の政策コンペの採点と評価コメントに、昼食を挟んで夕方5時過ぎまでかかった。

市の職員の方々だけではなく、多くの勤め人の方は、勤め先の方針や決まりに従い業務をこなしているのだろう。
そんな中、こうすれば、良いのに。ああすれば、もっと良くなるのに、というような思いを抱いている人も少なくないはずだ。
提案書から、そんな人たちの熱い思いが伝わってきた。

一次審査で半分の提案が消えることになる。さらに二次審査のプレゼンテーションによる審査で消える提案がある。
最終的に審査員の評価が高かった提案のみが施策として日の目を見ることになる。

しかし、12人の職員の方の提案はいずれも貴重なものであった。何より、主体的にこうしたい、ああしたいという積極的な心の構えを大切にしたいと思う。
プレゼンの席で、あるいはこの企画を担当された方との話し合いの中でも、それを強く訴えたいと思う。
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力作に応える

2021年10月07日 | 移住
今朝は3時半頃に目が覚めた。
外に出ると、今朝も、頭上にオリオン座が見えた。

手洗いに行った後、さて、もう一度寝るか。それともいっそのこと起きてしまうか。思案しているところで、市の財政課の担当者から「政策コンペ」の書類(一次)審査の提案書がメールで届いているのを思い出した。

既に一通り目を通していた。
提案書12通、いずれも力作だ。しっかり向き合わなければならない。

顔を洗った後、机に座り、パソコンを開いた。
12通、精読するのにおおよそ5時間かかった。

女房どのが朝食を用意してくれた。午前9時頃、有難くそれをいただく。
コーヒーを淹れた後、集中して審査に当たろうと思う。

その前にと、これを書いている。
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早朝にオリオン座を見る

2021年10月06日 | 自家焙煎コーヒー
今朝は4時45分に洗顔。さすがに真っ暗。
勝手口から表に出てみると、空には一面に星が。

中に入り、コーヒー豆を焙煎することに。
先だって、次女からコーヒー豆を頼まれた。昨日、ようやく500g焙煎し終わり、グラインダーにかけるばかりのところまできていた。

エキサイティングな日々の暮らしに、子供たちのコーヒー豆まで手が回らないでいる。私が焙煎するコーヒー豆で飲むコーヒーを美味しい美味しいと言ってくれているのにだ。

今朝は、早く起き過ぎたのが幸いした。今朝、焙煎したのは長女夫婦の分だ。
焙煎と並行して、次女夫婦の分をグラインダーにかけた。

焙煎が終了する午前6時頃、表が明るくなってきた。
作業着に着替え、女房どのがネットで購入してくれた「八海山」の前掛けをして外に出た。
今朝は、取り敢えず草刈りだ。ほぼほぼ、ぽつんと一軒家だから、早朝の刈払機の使用も誰はばかることない。ましてや充電式だから静かなものだ。

2時間ほど作業して、朝食。もう、汗もほとんど出ない。
朝食後、いつものようにコーヒーを淹れる。

朝食後に、静岡県浜松市のフェアートレード&オーガニックコーヒー「豆乃木」さんのコーヒー。昼食後は、長崎県佐々町「北村製茶」さんのお茶。夜は、このところワインだ。

きょうは、午前10時からの「第3回備前市男女共同参画推進審議会」に自宅のPCからZoomで参加した。
委員の半数位はオンラインでの参加かなと思っていたが、意外なことに小学校の校長さんが校長室から参加された他、自宅からの参加は私以外いなかった。
会議は、わずか1時間ほどで終了。会議の内容に関しては、いつかまた。

買い物に出かけている女房どのが帰ってくるまでの間、再び作業着に着替え庭仕事に励んだ。
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里山暮らしの醍醐味

2021年10月05日 | 移住
今朝は5時頃に目が覚めたのでそのまま起床。
外は、まだ暗い。

昨日の午後、一昨日求めた白菜とキャベツの苗を植え付けた。
ただ、日暮れが迫り、それを家庭菜園用の不織布で覆うところまではいかなかった。

作業着に着替え、長靴を履き、蚊取り線香に火をつける。
長靴は田舎暮らしの必需品の1つだ。庭仕事するとき、必ず履く。真夏でも履いている。
こちらに来て早くも3足目だ。何よりマムシが怖い。

そうこうしているうちに空が白み始めた。
かまぼこ形に不織布をかぶせるのだが、そのための支柱が要る。もちろん市販されているが、木や竹が使える場合、それを利用するようにしている。

愛用のナタと竹切り用のノコギリを手に竹林に向かう。
適当な竹を切り出し、それを180㎝の長さに切り揃える。さらにそれをナタで縦に割き、かまぼこ形に曲がるところまで薄く削いでいく。

野菜を採りに畑に出てきた女房どのに時間を尋ねると、8時を回っていると言う。

この後、七輪で火を起こし、竹を火であぶり、形を整える作業が残っている。まだまだ時間がかかる。
取り敢えず、20本作ったところで朝食をとることにした。

こんな物、園芸店でいくらでも売っている。買うのは簡単だが、それをせず、手間暇をかけて創り出していくところに里山暮らしの醍醐味がある。
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協力 共助って

2021年10月04日 | 移住
昨日午後3時から地区の皆さんと共にアダプトによる除草作業で汗を流した。
女房どのも、他の女性のみなさんと共に神社の掃除に励んだ。

車1台分ちょっとの幅の山道も整備した。
手を休めては長老のヨシオさんが、ここにアケビの木があるだろう。子供の頃、他に甘い物も無く、この時期、よくアケビの実を食べたものだというような話をしてくれた。

春先、妙見様へ続く道を整備した際は、ヨシオさんにタラノキを教えてもらった。おかげで、今春はタラの芽のてんぷらを堪能できた。

古来、人間は何人、何十人と集まり、協力して暮らしを立ててきたのだろう。
そうでなければ、農業や漁業による営みは成立しなかったに違いない。
かつては農を中心とする暮らしを立ててきたこの地に移り住むようになって、そのことを強く思う。

この地区では、神事に関わることや清掃・除草作業等には基本的に全員参加だ。
ただし、出ないからといって、いわゆる出不足金はないようだ。
「お付き合いが出来ません」という方もいらっしゃるようだが、ゴミステーションを使わせないなどという話を聞いたことがない。

古く、農業や漁業や商業を中心としたコミュニティにおいて、自然と形成された慣習を、ほとんどがサラリーマンである団地などの、行政の都合によって出来ている自治会・町内会に、会則として持ち込んだところに現在の自治会・町内会問題があるように考える。

協力とか共助への参加に強制は相応しくない。
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不自然だが

2021年10月03日 | 暮らし
今年から始めた野菜作り。農薬を使わない・肥料を用いない・耕さない・除草しないという、いわゆる自然農の真似事をしている。
と言っても、その実践者・川口由一さんの著書に一度ざっと目を通しただけだ。こういう感じでやれるんだと知り、自己流で適当にやっている。

ほとんど手をかけていないのだが、6月末から採れ始めたピーマン・オクラ・トマトなどが今なお採れ続けている。
ただし、キュウリは早く終わり、レタス・キャベツなどの葉物類は、虫に食べられ育たなかった。

先週、3か月に1度の歯のメンテナンスを受けに兵庫県・上郡町に出かけた。その帰り道、種苗店の店頭に葉物類の苗が目に留まり車を駐めた。 

店の名は「タケウチ種苗」。
ご主人らしき方に、薬を使わない野菜の育て方を尋ねると、ネットで覆ったらよいと教わった。

で、昨日、竹内種苗さんで白菜とキャベツの苗を、それぞれ10個ずつ求めた。ついでに万能ネギも一束。

自然界で育つ草花の様子からして、ネットで覆うのは極めて不自然だ。だが、私が食するために植えた野菜がちゃんと育ってくれないのは面白くない。

野菜にネットがかけられている様は、決して自然とは言えないだろう。しかし、少なくとも環境に悪い影響を及ぼすことはないだろうと考え、ネットで覆うことにしている。
さて、どうなることやら。
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初秋を楽しむ

2021年10月02日 | 暮らし
このところの朝一番の庭仕事は落ち葉かき。
我が家の敷地をぐるりと取り囲むように落葉樹の樹々が静かに立つ。

昨年、車庫を作った際、車庫の前を整地して芝生を張った。
今年になり芝生が順調に育ち、美しい庭が出来た。

樹々たちがその芝庭にも今年の葉を散らし始めている。


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