計画停電の実施では、大手、中小を問わず、各種産業に影響が出てきていますが、今年の冬場の回避に向けては、火力発電の増強で対処できる見通しが立ったということでした。
しかし、夏場の需要に対しては供給不足が明らかで、使用量の削減が必要で、計画停電以外のよりダメージの少ない方法についての検討が急がれます。政府は、電力需給緊急対策会議を開き検討を開始しましたが、閣僚がめいめいの案を述べ合う段階で、与謝野氏の案に罷免を持ち出すなど、相変わらずバラバラの口先民主党連立政権ぶりです。
新聞各紙や各所でも対策案を取り上げていますね。遊爺が見られた範囲ですが拾ってみました。 . . . 本文を読む
東京電力では、休止中の火力発電所の再稼働などで供給能力アップを進めています。しかしながら、その影響は、物流の混乱と併せて関東の産業活動に徐々に影響を露呈化させてきているようです。電力需要の落ちる4月末から5月には一旦計画停電の中止が見込まれる様ですが、夏場はもとより、その後の冬場にも現状の能力復旧策だけでは供給力不足が避けられません。
このため、早期に供給力アップできる方法として、液化天然ガス(LNG)を燃料とするガスタービン発電設備を、既存の火力発電所の敷地に導入するなど、火力発電所の新設で対応することにしたのだそうです。来る今年の冬の需要に対応させることが目標。 . . . 本文を読む